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allblue300 さん

本が好き! 1級
書評数:1820 件
得票数:18428 票

本は飲みもの。一日一冊飲む本読みです。朝は珈琲を飲み、昼は本を飲み、夜は芋焼酎を飲む。積ん読山が高くなる一方で悩ましい... 晴耕雨読の暮らしを夢見る四十代。よろしくお願いします。

書評 14ページ目(1820件中 261~280件目)

共食いの博物誌——動物から人間まで (ヒストリカル・スタディーズ20)

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共食いの博物誌——動物から人間まで (ヒストリカル・スタディーズ20)

悪趣味な一冊ですね。しかしながら、目を引きます。まるごと共食い、カニバリズムの本とは気になるではありませんか。読了後はやや気分が悪くなりました。やはり悪趣味な一冊でした(笑)

副題に「動物から人間まで」とある通り、第1部の動物と第2部のヒトとで構成されています。ま、期待通りで…

投票(19コメント(0)2018-01-25

AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?

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AMETORA(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?

ファッションとはかけ離れた世界の住人ですが、このような形、つまり本という形に落とし込まれると俄然興味が湧いてきます。伝説の石津謙介、そのご子息の推薦文に本書の内容が端的に表されています。

本書には、これからの世界の服飾文化の原点ともなるヒントが詰まっているのである。感激だ。 さて、…

投票(12コメント(0)2018-01-24

地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録

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地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録

齢八十五を超える小説家、ジョン・ル・カレの回想録。スパイだった当時の活動内容や自身の作品に関連するエピソードについて触れた全三十八章で構成されています。旧ソヴィエトに関する記述が最も興味を惹きました。

MI5とMI6(国内の諜報活動と国外の諜報活動)に在籍していたことを以前から指摘されてきたル・カレ。…

投票(15コメント(0)2018-01-23

誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

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誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

第三十一代アメリカ合衆国大統領のハーバート・フーバーが残した第二次世界大戦の回顧録『裏切られた自由』の主要な論点を解説したもの。歴史は様々な角度からの視点を持って眺めたいもの。とても参考になりました。

著者は『裏切られた自由』を翻訳した渡辺惣樹氏。初めて氏の本を読みましたが、本書も含めて興味深い訳書や…

投票(10コメント(0)2018-01-19

日本の近代とは何であったか――問題史的考察

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日本の近代とは何であったか――問題史的考察

土曜日の日本経済新聞にある読書面、昨年末(12月30日土曜日)は「回顧 2017 私の3冊」という特集でした。そこで、福山大学教授の中沢孝夫氏が挙げていたのがこちら。日本の近代を考察する一冊です。

他のアジア諸国とは異なった近代を歩んだ日本を考える上で欠かせない歴史認識である。 紙面上での中…

投票(16コメント(0)2018-01-14

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

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裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

場所は沖縄。キャバクラで働いたり、援助交際をしながら生計を立て、中には子供を育てている、十代から二十代の女性たちを取材したドキュメンタリーです。このような本を読んで何を考えるか。

何かの本を読んだ時、そうだ、いまふと思い出した、天祢涼の『希望が死んだ夜に』だ。この本を読んで、主要…

投票(13コメント(0)2018-01-13

クーデンホーフ光子の手記

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クーデンホーフ光子の手記

クーデンホーフ光子、初めて正式に西洋の貴族と結婚した日本人女性。来日して間もなかったハインリッヒ・クーデンホーフ伯爵に見初められて、現代風に言えば電撃結婚。ところで、このクーデンホーフ光子さんは何者?

物を知らない男で申し訳ありません。パン・ヨーロッパ運動により欧州連合の礎を築いたリヒャルト・クーデン…

投票(13コメント(0)2018-01-12

スタンフォード式 最高の睡眠

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スタンフォード式 最高の睡眠

息子に借りた本です。そして言わずと知れたベストセラー。昨年の流行語に選ばれた「睡眠負債」のもとになった本ですね。一流の、という言葉は好みではありませんがあえて使いましょう。一流の人は、睡眠にこだわる。

ある日を境に高校二年生の息子のライフスタイルが変わりました。この本を読んでからです。早寝早起きに切り…

投票(8コメント(0)2018-01-10

【2015年・第13回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】女王はかえらない

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【2015年・第13回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】女王はかえらない

娘から借りた本です。本を子供たちと共有できるのは本の虫としてはこの上ない喜び。子供たちにこちらの世界へ来てもらうよりはまず私から子供たちの世界へ飛び込む。特に娘はまだそのような時期かもしれません。

漫画化されて話題になった吉野源三郎『君たちはどう生きるか』を娘に(と息子にも)渡していますが、いまだ…

投票(9コメント(0)2018-01-09

食の未来のためのフィールドノート・下:「第三の皿」をめざして:海と種子

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食の未来のためのフィールドノート・下:「第三の皿」をめざして:海と種子

未来のあるべき料理として「第三の皿(サードプレート)」を提唱する著者が、世界中の農家、畜産家、養殖場、育種家のもとを巡る食紀行の下巻。テーマは漁業と種の育成。

昨日に続いて、食の変態ダン・バーバーが持続可能性を兼ね備えた一皿を探究するために世界を巡る旅の後編。…

投票(9コメント(0)2018-01-07

食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地

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食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地

未来のあるべき料理として「第三の皿(サードプレート)」を提唱する著者が、世界中の農家、畜産家、養殖場、育種家のもとを巡る食紀行の上巻。テーマは農業と畜産業。

著者のダン・バーバーは「ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)」を掲げるニューヨークのレストラン…

投票(11コメント(0)2018-01-06
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