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吉本隆明さんの食べ物エッセイ。食べ物の味を保存しているのは思い出や思い込みではないだろうか。
私たち世代には、吉本隆明さんは「よしもとばななさんの父」というほうが、 「偉大な批評家」より先にき…
本が好き! 1級
書評数:89 件
得票数:1055 票
本が好き。
夜寝る前の読書は至福の時です☆
最近少々、読書ペースがおちております。
積読本消化がんばります。



吉本隆明さんの食べ物エッセイ。食べ物の味を保存しているのは思い出や思い込みではないだろうか。
私たち世代には、吉本隆明さんは「よしもとばななさんの父」というほうが、 「偉大な批評家」より先にき…



北海道を舞台に描かれる傑作短編集
先日、「ホテルローヤル」で直木賞を受賞された桜木紫乃さんの短編集。 北海道出身で今なお、釧路で作家…




夢中でページを進めたけど、最後の3ページ目になって1行読んで閉じてしまった。
2013年度芥川賞受賞作。 巧みな描写と、感情を抑えた文面がおもしろく、 どんどん読み進めて…




「生きること」を考える新たな青春小説。過激な性描写に目がいってしまいがちだけど、現代の不確かな時代を生きる人たちのひたむきで清やかな物語。
5編の連作からなるこの作品。予備知識なしに読みましたが1編目の物語を読んで性描写の過激さと、現代的な…



家事アドバイザーのどたばた事件簿。
主役はイベントプランナーのソフィ。妹のハンナの3度目の結婚式を演出しようと張り切っている。そんな彼女…

村上春樹作品を読むと、批評家然として語りたくなるのはなぜだろう。
村上春樹さんの作品の中ではとても読みやすくて、さらっとしたお話。 テーマも背景も分かりやすく、とに…




私の好きな要素もりだくさんでした。
本屋さんでこのタイトルにひかれてしまいました。そして、伊藤たかみさんの本、結構好きです。 芥川…




山本容子さんの素敵な装丁と挿絵、江国さんの優しい言葉にうっとり。
野生の雪だるま雪子ちゃんの物語。 雪だるまに「野生」とか、あるなんて不思議なお話。 そんな「野生…




子供を上手に伸ばすには、やっぱり家庭が大切なのですね。
私の将来生むかもしれない子供のためにw そして、読み終わったら、丁度子育て中の姉にも読ませてあげよう…





京極夏彦による遠野物語。日本の古典でありながらも、とっても読みやすい。決して現代版というものではなくて、ちゃんと古典らしいというのがいいです。
以前から一度は読んでみたいと思っていた、柳田国男の「遠野物語」。しかし、原作はとても読みずらいらしい…




歌人穂村弘の日記風エッセイ。
軽く読めるものがいい。 という気分で借りた本作は、読みやすくて、さらっと読めて まだまだ続きが読…




本好きによる、本好きのための、壮大な妄想話。本にだってこどもができるんです。
本にだって雄と雌があります。そして雄と雌の本の間から子供の本、幻書なるものが誕生する。本と本が子ども…




少年時代の記憶。時代の匂いが全部そのまま詰まっています。
主人公は生まれつきからだの弱い少年。叔母さんに面倒を見てもらいながら、成長していく物語を少年の目線で…



和菓子とミステリ。おいしい日本茶とともに、いただきたいです。
本屋さんで何度も見かけていたこの作品。 ふと出張のお伴に手に取ってみました。 和菓子屋さんのお話…



数年前よく話題となっていた少年犯罪、その「少年」と僕の違いはどこにあるんだろう。
重松清さんの山本周五郎賞受賞作。 テーマは端的に言うと、少年犯罪と僕。 近所で起こっている通…





やっぱりこういうの大好き!17歳ジェナの成長を描いたハートフルな物語。
書評での評判を読んで、絶対読みたいと思ったこの作品。 やっぱり大好きでした。 主人公ジェナが…




正統派ミステリ。期待を裏切らない展開で、本当に最後まで犯人が分からなかった。
舞台はシェトランド諸島という場所、本書を読むまで知りませんでしたが、イギリスの北部、北海油田のそばに…




侮っていました。不器用な現代の人々の心に響くやさしくて素敵な物語です。
図書館につとめることになった主人公がそこで出会ったのは、本から出てきたハダカの王様や童話の中のオオカ…




過剰な自意識と、未熟な自己表現を抱えた新世代。
何者? 就職活動を通して仲良くなった大学生4人の本音と、その心の中に秘められた黒い感情。 読…



文学対談集。真剣に、でも肩ひじ張らない文学のお話です。
歌人、穂村弘さんの対談をおさめた作品。 対談相手に「川上弘美」さんの名前を見つけて手に取りまし…