夜明けのすべて





藤沢美紗28歳月経前症候群、山添孝俊25歳パニック障害、小さな会社で出会った2人、他人との接触が苦手な2人はなぜかお互いに気を遣わずにいられる。お互いに刺激し合い、2人とも前向きに生きられそうです。
本が好き! 1級
書評数:649 件
得票数:2576 票
ファンタジーが大好きです。強い女が大好きです。山に行く方が忙しく、本を読む時間が…。





藤沢美紗28歳月経前症候群、山添孝俊25歳パニック障害、小さな会社で出会った2人、他人との接触が苦手な2人はなぜかお互いに気を遣わずにいられる。お互いに刺激し合い、2人とも前向きに生きられそうです。




小学校でお友達とうまく付き合えないノリコが参加したとある団体の夏季合宿でシゲルとミカと友達に。法子はその団体と仕事で関わることになり大人になった美夏に再会。その後滋とも再会し美夏の弁護を頼まれるが…。





なぜか一太郎が赤ちゃんになってしまいます。いつも病弱で寝付くことが多い一太郎が元気な子ども生活を楽しんでいます。いつも通りいろいろな問題が起こりますが、意識は大人みたいでいつも通りに解決しています。



あまりの人気で、図書館にあったので予約しましたが、やっと借りられました。ファンタジーだよねと思ったのですが、それにしては格闘シーンばかりでやだなちょっと苦手、ダークファンタジーというそうで、納得です。





初めての桜木紫乃さんの本。すごい題名だけれど、読んですぐ納得。キャバレーに勤める主人公と年末年始に雇われた芸人3人が、キャバレーの寮で共同生活を送るのだけれど、やさしくて楽しい芸人さんたち最高でした。




お父さんの交通事故、お父さんの失踪、関係者から追いかけられお母さんと力君が逃げて歩く。お母さんは力君のためにがんばり、力君はいろんな人との出会いで大きく成長し、たくさんの人に助けられ青空と逃げ続ける。




上巻の予告に誘拐とか大型夫婦とか書いてあり楽しみだったのに、これが誘拐?大型夫婦の出番はこれだけ?だまされた感じがしましたが、主役は料理の天才テオドール・ダナーと黒い天使ルーファース・ラヴィーでした。





うれしいなあ。宮部みゆきさんの新しいシリーズだそうです。出版されてからだいぶたっているから、そろそろ次が出るんじゃないかな。主役の北一、脇約のおかみさん、喜多次さん、富勘さん、新兵衛さん他魅力的です。




変わり百物語の聞き手だったおちかから引き継いだ富次郎にやっと馴れてきました。両親やお勝やおしまに助けられ、富次郎はしっかりと務めています。ただ今回の不気味な終わり方に、次巻はどうなるのか気になります。




最初は読みにくくて、なかなか読み進めなかったのが、後半は本を途中で置きたくないと思うぐらい引き込まれました。すべてうまく行きそうな感じで終わりそうですが、期待だけじゃなく楽しい場面もあるといいのに。





茅田砂胡大好き!話の桁が違うところが楽しい。最後に大好きな大型夫婦が出てきた。下巻も楽しみ。




お産で妻と子どもを亡くした麻之助、お雪との縁談はなかなか進行せず結局破談に。怪しげな縁談話を自分で解決し、その後お和歌との縁談話となり、無事祝言に。吉五郎と一葉は元のさやに戻りそうだし、次巻が楽しみ。




4つのお話が入っています。おちかさんが聞き手のときより、怖い話が多かったような気がします。怖いけれど、切なくなりました。





母親の兄の遺産(不便な孤島の会社の元保養所)を相続し、親に突き放され住むことになったニートの俺。ゲームのためにネットにつなぐ工事をし、二百十(ニート)番館と名付け住人を募集し、結構生活力あります。




病弱な長崎屋の若だんなの1年間のお留守番の物語で、両親が留守の間にいろいろ事件があり過ぎて、強くてしっかりした仁吉と佐助が付いているから心配ないのですが、ハラハラドキドキであんまり楽しめませんでした。





久しぶりの近藤史恵さんでした。この方の歌舞伎が舞台の本を何冊か読みましたので、その系列かと思っていましたが、全然違いました。でもとてもおもしろかったです。好きなことがあるのは生きる力になるようです。




何十年ぶりに小、中学校の同窓会の案内の手紙を手にした涼子、1964年東京オリンピックの年、霞ヶ丘の競技場近くに住み、辛く貧しい子ども時代、秘密を守り通すことに心を砕いていた日々が書かれていました。




読んだのは紙の本だけど、検索しても出てこない。
馳星周さん、以前本名の坂東齢人さんで『本の雑誌』に書評を書いていて、結構好きでした。小説デビューした…




とっても変な話だけれど、久しぶりに引き込まれるように読んでしまいました。




扉子さん、高校生になっていました。母の栞子さん、祖母の智恵子さん、3人見た目もそっくり、本好きもそっくりです。大輔君は、今も本は読めないけれど、しっかり、やさしい、扉子さんの父で、栞子さんの夫です。