孟嘗君(3)



孟嘗君田文の物語その3,田文の養父白圭の大活躍は続きますが田文を実父田嬰のもとに返すだけでなくその後継者となるように計らいます。
孟嘗君田文の物語、田文の養父白圭の戦いもクライマックス。 そして田文もようやく少年となり実父母の秘…
本が好き! 1級
書評数:2613 件
得票数:37648 票
小説など心理描写は苦手という、年寄りで、科学や歴史、政治経済などの本に特化したような読書傾向です。
熊本県の片田舎でブラブラしています。
コメント大歓迎です。ご感想をお聞かせください。



孟嘗君田文の物語その3,田文の養父白圭の大活躍は続きますが田文を実父田嬰のもとに返すだけでなくその後継者となるように計らいます。
孟嘗君田文の物語、田文の養父白圭の戦いもクライマックス。 そして田文もようやく少年となり実父母の秘…



昭和史を扱った作品を多く書いてきた保坂さんが、5人の作家と対談し「戦争とこの国」を考えていきます。
作家の保坂正康さんは昭和史に関する作品も多く著していますが、そういった時代を対象として来た5人の作家…



中国戦国時代の「戦国の四君」として有名な孟嘗君田文の生涯の物語を宮城谷さんが豊かな想像を交えて描いていきます。この第1巻はまだ田文は赤子、主人公はその養父となる風洪です。
中国戦国時代の「戦国四君」の一人として有名な孟嘗君田文の物語です。 歴史背景は、周王朝初期に太…




歴史ドラマなどで描かれる武士は、独特の服装をしているように見えます。それを詳しく見ていくと歴史の真相に触れることができるのかもしれません。
時代劇を見ていて武士も上位の人々が着ている衣服というものは独特のものとして印象にあります。 そして…



中国古代に題を取った作品を多く書いてきた宮城谷さんですが、この作品はちょっと雰囲気が違い、ミステリー要素を多く感じます。
宮城谷さんは古代中国を舞台とした小説を多数発表していますが、この短編集は他の物とは少し趣が違います。…



あまりの美しさのためさらに運命に翻弄される夏姫ですが、幸せをつかむことができるのでしょうか。
夫亡き後残された息子と二人静かに暮らしていた夏姫ですが、大きく運命が動いていきます。 田舎暮ら…



![[ヴィジュアル版]歴史を動かした重要文書:ハムラビ法典から宇宙の地図まで](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y8VoaGOML._SL160_.jpg)
歴史の教科書には出てくるような重要文書、しかしその姿を目にすることはほとんど無いでしょう。それを写真などで示しています。
副題にあるように「ハムラビ法典から宇宙の地図まで」という古代から現代までの歴史を動かした重要文書の写…



中国古代の春秋時代に悪女として有名だった夏姫、しかし宮城谷さんは運命に翻弄されながらも幸福を目指す女性として描きます。
夏姫と呼ばれる人は中国古代の女性の中でも非常に有名です。 ただしその評価は、悪女であるとか妖女であ…





人類の起源というものは遺伝学特にDNAの解析の進歩により大きく進展しています。そのような最新の人類の起源の説を地図や図表などで目で見ても分かりやすく解説しています。
ヒトの遺伝子を解析する分子人類学が専門の篠田さんは著書も多く、そのいくつかは拝見していますが、やはり…



中国で秦帝国が滅びた後覇権をめぐって争った劉邦と項羽。その時代には多くの人々が必死に生きるための戦いをしていました。そういった脇役ともいえる人々の物語。
中国の秦帝国が滅び各地で有力者が湧き出て争う、楚漢戦争と言われる時代は最後には漢の劉邦と楚の項羽の争…



日本の歴史上、「悪人」と呼ばれてきた人たちがいます。彼らの本当の姿はどうだったのか。通説というものは疑った方が良さそうです。
日本の歴史上の人物には「悪人」と評される人たちがいます。 しかしその実像は通説とは違うのではないか…



秦の宰相となった范雎の物語、後半ではなんとか生き延びた范雎が秦の国に入り、昭襄王の心をつかんで昇進し宰相となります。そして恩讐への報いを果たすのですが、その挿話は他の史書にも有名なところです。
秦の宰相范雎の物語の下巻です。 魏の宰相魏斉の配下須賀に仕えた范雎ですが、スパイの疑いを掛けら…



遺伝子解析の技術の進歩は著しくわずかな骨の欠片からも遺伝情報が得られるようになってきました。そこから古代の人類の移動の状況も分かってきましたが、これまでの説と大きく異なるものもあります。
遺伝子解析技術は長足の進歩を遂げており、人間の遺伝子も急速に解明されつつあります。 また現在の人間…



中国戦国時代の秦の国の宰相となった范雎を主人公とした物語です。
中国古典に基づく小説を多数書いてきた宮城谷さんですが、この「青雲はるかに」では戦国時代に秦の宰相とな…



元寇として知られる蒙古襲来、やはり日本側の視点からだけでは分からないものがあるようです。
元寇として知られる蒙古襲来ですが、日本側からの視点だけでは見落としや間違いもありそうです。 本書冒…



スコットランドといえばスコッチとタータンチェック、バグパイプくらいしか思い当たりませんが、独自の歴史を持っているようです。
イギリスの各地域は独立性が強いという話は聞きますが、それがどの程度のものなのか、よく分からないところ…



兄弟というのは身近な肉親でありながらライバルであり、権力者になれば最大の敵ともなります。そういった兄弟を日本史の中から見ていきます。
兄弟というものは肉親として助け合う場合もあれば競争相手として争う場合もあります。 歴史の中でそうい…




ヨーロッパで暮らしていたユダヤ人はすべてがナチスに殺されたわけではありません。残った人々がどうなったのか。
ナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の犠牲者は多数ですが、それでもナチス崩壊時にはまだ多くのユダヤ人がヨ…



インドの歴史は高校の世界史でも習いました。よく分からないことが多いのですが、この本を読んでも分かったとは言えません。
昔学校時代に世界史の中でインドの歴史も習いましたが、あまりにも広大な地域に周辺から次々と民族が入り込…



太公望の商(殷)を倒すという目標もすぐそこ。ようやく周と結び、召の国も味方に引き入れて商を打倒します。
周の軍師として商(殷)を倒したと言われる太公望呂尚を描いた作品も完結です。 この辺になると他の書に…