松坂世代





1998年夏の甲子園、横浜高校松坂大輔という太陽の輝き。同級生達はどのようにその後の人生を生きていくか。世代をテーマに球児たちを追ったノンフィクション。
1980年生まれの高校時代の野球部員で甲子園を目指したのは4万2551人だという。その頂点が松坂大輔…

本が好き! 1級
書評数:817 件
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他の読書コミュニティ閉鎖に伴う移籍組、難民です。
40代半ばの地方公務員。ノンフィクション中心。たまに鉄分とプロ野球、郷土出版などマニアックな選択が多いです。
よろしくお願いします。





1998年夏の甲子園、横浜高校松坂大輔という太陽の輝き。同級生達はどのようにその後の人生を生きていくか。世代をテーマに球児たちを追ったノンフィクション。
1980年生まれの高校時代の野球部員で甲子園を目指したのは4万2551人だという。その頂点が松坂大輔…





道具の進歩による記録の向上。スポーツの起源から始まり、現代そして未来のスポーツの記録とテクノロジーを語る力作。
競走と賭けは人類の本能だろう。駆けっこに始まり少しでもボールを遠くへ飛ばしたり。道具やルールが加わり…





エンジニアの視点から歴史を読み直す。ブルーバックスの異色のテーマ。日本史とサイエンスのコラボから生まれた傑作。
筆者は艦船設計の技術者。映画「アルキメデスの大戦」では製図監修を担当している。 ・蒙古軍はなぜ…




亡き父の戦争体験を追って。釜山からイルクーツクへ。朝鮮半島から満州、シベリアを辿る旅。
亡くなった父の残したメモ。多くを語らなかったシベリア抑留を追体験するため筆者は旅に出る。 父は…





120年前、199人の犠牲者を出した八甲田山雪中行軍遭難事件。歴史雑誌の編集者が事件の謎に挑む長編ミステリー。
新田次郎の「八甲田山死の彷徨」で有名な事件。日露戦争の直前、寒冷対策の装備も研究も不足した当時。 …





「大人が自由研究をやるホームページ、安心安定のとんち力!」こんなキャッチフレーズのプログを中心に一見平凡な日常に変化を見出す深イイ作品。
題名の高速バス、これだけで話が続くわけでなく、ある意味どうでもいいような日常にスポットを当ててみる作…





松坂世代も40歳、次々に引退。松坂大輔という太陽を中心に光る人々それぞれの人生。今この時期だからこそ読みたい一冊。
ちょうど本書を読むタイミングで藤川球児、渡辺直人の引退のニュース。松坂世代の現役も数えるほど。 …




あの南極観測隊のタロとジロ。置き去りにされながらも生き残った奇跡の二頭のカラフト犬。その生存の影にいた第三の犬の存在を検証するノンフィクション。
映画「南極物語」ほか、タロジロの物語は有名。当時、犬を置き去りにせざるを得なく、また次の観測隊メンバ…





英語ディベートの世界大会で結果を残す市立浦和高校のインターアクト部。帰国生も留学生もいないチームがコンスタントに結果を残すトレーニング手法を一挙公開。
学生の部活でコンスタントに結果を残すのは難しい。ようやく成長した生徒が卒業し、また新人が入部。永遠に…





あれからもう15年。消滅した球団近鉄バファローズの関係者に取材したプロ野球愛満ちたノンフィクション。
2004年11月、近鉄バファローズはオリックスに吸収され楽天ゴールデンイーグルスという新球団が誕生。…





山本周五郎としては異色の倒錯型ミステリー。淫蕩な母と自分の汚れた血。19歳の女性の潔癖と目覚め。この手の女性を描けるのはこの作家しかいない。
没後50年企画で改版が多い周五郎作品。この機会に未読の本書を初めて読む。「樅ノ木は残った」「赤ひげ診…





『信長公記』を読み解き、天正八年八月から十二月では空白の意味を推測する。織田信長のパーソナリティに迫る作家の炯眼。
気鋭の歴史小説家の珍しい新書。織田信長に関する一級資料『信長公記』を基に知られざる信長のパーソナリテ…




こんな旅も面白い。チェコのプラハで過ごした一ヶ月。急ぎ名所を回るのとは異なる滞在型の旅の魅力。
このような旅行スタイルも面白い。アジア関係の著作の多い筆者。今まで行ったことのない地域、「ひと月散歩…




結局、豊洲移転問題は何だったのか?当時の市場次長が明かす壮大な茶番のウラ側。
築地市場の豊洲移転問題。中央卸売市場次長につつ前に任命され火中の栗を拾うこととなった筆者。小池都知事…





二・二六事件で暗殺された陸軍教育総監渡辺錠太郎。貧しい境遇から士官学校、陸軍屈指の読書家で独自の非戦思想。歴史の狭間に埋もれた人物の実像に迫る傑作評伝。
本書の主役渡辺錠太郎の二女の名は渡辺和子。あの「置かれた場所で咲きなさい」の筆者。二・二六事件、青年…




¨忘れ去られた戦争¨と言われる朝鮮戦争。なぜ起こったか、日本の関与について等の歴史を振り返りつつ現在の朝鮮半島情勢を語る一冊。
「〇〇の正体」シリーズの著作で日本の外交の秘密を次々に暴く筆者の最新作は朝鮮戦争について。日本ではあ…





日本映画界を代表する昭和の名女優の自伝的エッセイ。一見華やかそうなスターの実人生の苦闘とそれでも前向きな生き方には心打たれる。
昭和50年11月から半年週刊朝日に連載されたエッセイ。リアルタイムではほぼ知らないが昭和の名女優、そ…




¨温泉という伝統文化¨の発展と継承のために。新しい日常の実現に向け今こそ考えたい。
火山国日本、当然に多くの湯が噴出しており温泉大国。本書は温泉に関する七つの学問分野から、温泉のモノ、…




1962年刊行の書籍。西洋医学一辺倒の今日だからこそ東洋医学的な視点は新鮮かつ有意義。
整体の視点から見た風邪。風邪をひくのは体のどこかに歪みがあるから、そこだけ修正すれば自然に治癒すると…




世界の食文化に欠かせない存在のトウガラシ。原産地から辛さのメカニズム、世界のトウガラシ料理を紹介する汗の出てくる1冊。
トウガラシを使った料理。イタリアのペペロンチーノ、タイのトムヤムクン、韓国のキムチ、日本の七味唐辛子…