駄菓子屋のおもちゃ Toys Sold in Cheap Sweet Shops



今の子供たちの駄菓子屋は100均ショップ?
駄菓子屋さんのおもちゃであります。昔はまだ市中にもいくつかあった駄菓子屋さん。そこで売られていた玩…

本が好き! 1級
書評数:4912 件
得票数:95277 票
幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!



今の子供たちの駄菓子屋は100均ショップ?
駄菓子屋さんのおもちゃであります。昔はまだ市中にもいくつかあった駄菓子屋さん。そこで売られていた玩…



読み進めていくうちに物語の性質は一変する
キャスリンは、ある夜一人の男性の訪問を受けます。 「ミセス・ライアンズですね?」と、その男が一…




この発想力には参るなぁ
酉島伝法の第三作品集です。最近、『金星の蟲』という本が出ましたが、これは本書を改題して自作解題と一…


う~ん……これはどうしたもんでしょうかねぇ……
まずこの邦題に驚きました。なんつータイトルだ!(タイトルを書くだけでもう大変!) 原タイトルは…




これは参った! 完全にやられた~。 脱帽です。
物語は南太平洋ポリネシアにあるヒバオア島が舞台となります。売れっ子人気ミステリ作家であるピエール=…



英国ミステリ界の重鎮のデビュー作がこれだ!
アントニイ・バークリーは、ミステリ黄金時代にイギリスで活躍したミステリ作家であり、イギリスでディテ…



医のパイオニアたちは大変な努力と苦労をしたのだよねぇ
江戸時代から明治時代にかけて、日本で医に携わり、新たな道を切り開いていった12人を取り上げ、その業…



時を動かすメリーゴーラウンドは何度読んでも鮮烈なイメージ
新版が出ていたので久し振りの読み直しです。 巻末解説によれば本作は、ブラッドベリ自身が認める最…



やさしさとアイロニーに満ちた、カート・ヴォネガットってこういう人だよねという一冊
二つの作品を合わせて一冊にした本です。 前半の 『キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを』 …



何て言うんだろう? 浮遊感? 語り切らない物語たち
高山羽根子さんの四作品を収録する中・短編集です。非常にデリケートな作品で、特に最近の羽根子さんの傾…


美貌の大富豪にしてバイセクシャルな貴族の放蕩の記
またまたマイナーな作品のご紹介です。国書刊行会ならではの作品出版ですねぇ。 まず、作者について…




最初は「うへぇ~」と思いながら読んでいたのだけれど……
図書館蔵書をつらつら調べていて目に留まった本でした。 「サム・ロイド?! あのパズル作家の? …



この本自体がそうなのだ!
各レビューで評判の良い本で、「ラストに驚愕した」等のコメントが多数あったので、まったく読んだことの…



3~5巻までまとめてレビュー。源氏物語って結構面白いかも。
このシリーズは全5巻で完結するのですが、第3巻から第5巻まではまとめてレビューします(実際、3~5…



やっぱ、光源氏って軽い無責任男じゃね?
一気呵成に第二巻もすんなり読了しちゃいました。第二巻は若紫(紫の君)と光源氏が始めて出会うところか…



こ、これは……コミックだと思ったら小説だったぁ~!
以前、 『眠れなくなるほど面白い 図解 源氏物語』 という本をレビューした際、コミックの源氏や読み…



このラストはキツイなぁと最初は思ったけれど……
少年が異世界に紛れ込んでしまうというファンタジー作品です。 第二次世界大戦中に暮らしている12…



この世界の異形の者たちは病を得たということなのだろうか?
幻想的な連作短編集です。 描かれる世界では様々な異形の者たちが現れます。それは人がそもそもそう…


さて、久し振りのトム・クランシーはどうかな~?
上下巻併せてのレビューになります。 図書館の新着図書をつらつら見ていたら本書が目に留まりました…




物語はおかしなところでつながり、奇妙な収斂をみせていく
本作は三つの軸から構成されていると上巻のレビューで書きました。下巻に入り、その三つの軸は妙なところ…