本当は怖い日本史: 勝敗と、策略と、欲望と、裏切りと―
「歴史は勝者がつくる」といいますが、権力争いに勝つために、欲望を満たすために、様々な策略を練り、時として味方すら裏切る……。
歴史を学ぶと「勝者になるためには、策略と裏切りが不可欠なのかもしれない」と考えさせられてしまう側面…
本が好き! 1級
書評数:1348 件
得票数:7332 票
2013年に登録した時からしばらくは、ミステリー小説などを中心に読んでいましたが、元々、精神分析や心理学、自己啓発書に興味があり、最近は、イノベーションやソーシャルインフルエンス、脳に関する本を中心に読んでいます。
「歴史は勝者がつくる」といいますが、権力争いに勝つために、欲望を満たすために、様々な策略を練り、時として味方すら裏切る……。
歴史を学ぶと「勝者になるためには、策略と裏切りが不可欠なのかもしれない」と考えさせられてしまう側面…
日本史を時代ごとに章分けし、それぞれの章の冒頭に、年表と概要を掲げることによって、大きな流れをつかめるように工夫されています。
しかしながら、日本史をしっかり勉強した人は、ともかく、私のように、試験の前に一夜漬けで暗記していた…
「極東の小国」に過ぎない日本が、所得・教育・安全・健康等の幸福指標が高くなった背景には、奇跡ともいえる偶然の日本史があった。
歴史を学ぶ態度としては、なにが、どこで、いつ起こったか、ということを把握することが大切なんだけど、…
密教とは、大乗仏教が発展していく流れの中から生まれた“秘教”である。日本では、真言宗と天台宗とが密教の一派に属す宗教ということになる。
密教層は瞑想を中心とするきびしい修行によって知恵や直感を鍛え、そのうえで医学、薬学、天文学という知…
日本外交における喫緊の課題は、膨張する中国との関係です。そのためには、朝鮮半島との関係を再構築する必要がある
佐藤優氏と宮家邦彦氏という国際社会の表裏を知り尽くした二人が、中東、中央アジア、欧州、アメリカ、中…
この本を読むと、第二次世界大戦後に日本に生まれた私は、最も良い時代に良い場所で過ごせたのかもしれないと思ってしまいました。
日本の高校における世界史で用いられる時代区分によると、1870年代に始まる帝国時代から、われわれの…
家族が大切であるように、自分が所属する民族が大切であるように、他の民族も虐げられることなく、自由に生きられる世界になればよいのに、と願うのは拙いことだろうか……。
近代の国民国家が国民に保証する権利や自由は、パトリ(郷土)が人間に与えていたアイデンティティーには…
教養が有る人であれば、歴史に学ぶということは、自然に出来ているのではないかと思います。戦争は酷いこと……。でも、目に見えない戦争も酷い結果を招くかもしれません。
もっとも重要な基礎教養の一つは世界史である。若いビジネスパーソンには、過去に起きたことをアナロジー…
高校生の時、この本が指南してくださるように歴史を学べば、きっと歴史を学ぶことが好きになったことでしょう。でも学校教育の限界もあるのか?
《教養とは、「自分を知る」ことです。この場合の「自分」とは、個人としての自分のことでもあれば、日本…
世界を操る本当の黒幕は、「ディープステート」……。そう言われてしまうと、私が認識している世界観は、足元から崩れて、奈落の底に転落してしまう。
世界を操る本当の黒幕「ディープステート」は、いかにして生まれたのか? 私は、世界の各地で起…
【そういうことだったのか】私が最も好きな小説のジャンルは「成長譚」である。そういう意味では、このシリーズは、どはまりである。
エイティーンまでは、師やライバルとの出会いの中で成長してきた香織と早苗であったが、このジェネレーシ…
文章は、読む人への配慮が欠かせません。老若男女、母国語が日本語ではない方、専門的な知識がない方へも理解され、誤解されないような、健全な実用性が必要なのだと思います。
「頭の悪い文章」では お金が稼げない時代になった という掴みで始まる文庫版の第一版が刊行されたのは、…
やりたくない仕事に就いてココロシバラレテル人は必読?
仲 暁子さんの『ミレニアル起業家の 新モノづくり論 (光文社新書)』を読んだのは、もう2年も前のこ…
QC検定3級に合格することを目指す人が、最初に手に入れると良いと思われる。しかし、この本を使って勉強しただけで、合格できるかな?
第一章の冒頭に、1.マーケットイン、2.顧客の特定、3.Win-Winなどのキーワードが並び、QC…
【この本(2017年版)は誤植だらけです】
ハッキリ言って、この手の参考書で、ここまで誤植が多いという問題は、致命欠点でリコールレベルだと思い…
表題は『作家とは何か』だが、中身は「森村誠一とは何か」という内容である。
伝説的人物や同世代の作家については若干の記述があるが、作品のためには取材を厭わないという割には、作…
「自分を高く売る」それは自分の価値を高めて売るということ。価値が低いままでは買い叩かれる。価値を高めてから売れば引く手数多になり必然的に価格が高騰する。見せかけではない本当の価値を高めることが大切。
「自分を安売りする」ってどういうことでしょうか?思い浮かぶのは「利用される」ってことでしょうか?自然…
選択のための質問は、事実や背景、目的や目標の共有、意見の確認、手段の決定が目的なので、先ずは相手の話に耳を傾け、いい質問で語りつくされていないことを引き出して行くことが大切ですね。
人間は自尊心のかたまり 人間は自尊心のかたまりです。人間は、他人から言われたことには従いた…
これからの時代を生きるために、人の心を知り、どのように接することが望ましいか?ということが分かります。
私は、2008年から、品質管理部で、お客様相談室の後方支援部隊のような仕事をしています。この仕事を…
懸命に自分の人生を切り拓こうする彼女たちの姿が、ある時は自分の弟子や教え子のように、そして、ある時は自分の娘のように感じらえて、「立派に育ってくれた」と涙を拭ってしまいました!
香織と早苗の視点を交互に入れ替えながら進んで来た物語。それはそれで同じ頃に異なる場所で起こっている…