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のぶやん

のぶやん さん

本が好き! 1級
書評数:283 件
得票数:2634 票

会社員としての先もそろそろ見えてきたこの頃。書評を通じて社会と繋がりが持てればと思います。ご多分に漏れず、年齢を重ねてからは歴史小説をよく読みます。でも、まだまだ幅広い分野に興味を持っていたいので、おもしろそうな本には何でも挑戦してみます。

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はじめてのプラトン 批判と変革の哲学

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はじめてのプラトン 批判と変革の哲学

プラトンに関する入門書。プラトンの思想を概説的に論じるのではなく、プラトンは著作をどう書いたのか、それをどう読むかを解説している。プラトンの著作は批判と変革の哲学であり、読者にも考えるように促す。

 プラトンは今でも人気のある哲学者だそうだが、私もプラトンとウィトゲンシュタインに関する新書が出ると…

投票(13コメント(0)2022-01-22

幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える

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幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える

従来の経営学が合理的に効率向上を追求してきたのに対し、働く人を幸せにするのが経営の目的と捉え直す取組みを紹介。成長至上主義は弊害が大きいことは明白なので、新たな経営の目的を模索することが必要だ。

 アメリカという国はさすがに多民族国家、多様性に富んでおり、一方では超巨大企業が巨額の富を独占し、新…

投票(4コメント(0)2021-12-29

下町ロケット

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下町ロケット

研究者としては挫折した佃航平は、経営者として違う形で夢を追いかける。初めは夢よりも待遇の改善を要求していた若手社員たちも、自らの矜持を守るため大企業に立ち向かっていく。そして、遂に夢は実現する。

 間違いなくエンターテイメント。佃航平は宇宙ロケットを開発する技術者であったが、ロケット発射失敗の責…

投票(11コメント(0)2021-11-06

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

地べたのイギリスを描かせたら出色の著者による息子と共に感じたイギリスの現在に関するエッセイ。世界の縮図と言われるイギリスの抱える困難と、一方ではイギリスの底力も感じさせるところがあります。

 タイトルの「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は著者の息子がノートの端に書きつけた落書き。…

投票(17コメント(0)2021-10-31

21世紀のキャリア論―想定外変化と専門性細分化深化の時代のキャリア (BEST SOLUTION)

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21世紀のキャリア論―想定外変化と専門性細分化深化の時代のキャリア (BEST SOLUTION)

21世紀のキャリアのあり方は20世紀のあり方とは大きく違う。21世紀のキャリアはどうあるべきかを論じている。自分のキャリアを模索している人には考え方が参考になると思います。

 人生100年時代となり、学生から社会人として働きリタイアするという単線型のキャリアから、何度も学び…

投票(11コメント(0)2021-09-04

「第三者委員会」の欺瞞-報告書が示す不祥事の呆れた後始末

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「第三者委員会」の欺瞞-報告書が示す不祥事の呆れた後始末

企業不祥事が発生した際に、第三者の立場から不祥事の原因を追及し再発防止策を提言するのが第三者委員会のはずだが、実態は追及からの隠れ蓑になっている実態を明らかにする。

 著者は会計学者で、第三者委員会報告書格付け委員会の委員でもある。まず第三者委員会とは、不祥事が発生…

投票(11コメント(0)2021-07-31

ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史

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ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史

見開き2ページで仏教2500年の歴史の1項目を説明するスタイルを取った仏教の入門書。本書の特色は日本だけでなく、チベットや東南アジアなど仏教が伝播した地域での歴史にも言及していることだ。

 仏教2500年の歴史を見開き2ページで1項目で説明するスタイルを取り、ゴータマ・ブッダの生涯、大乗…

投票(9コメント(0)2021-07-18

実務家教員への招待 人生100年時代の新しい「知」の創造

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実務家教員への招待 人生100年時代の新しい「知」の創造

実社会で培った実務経験に基づき生きた知識を教える実務家教員が今求められているという。その「実務家教員」とは何か、求められる資質は何かなど背景も含めた解説が行なわれる。

 本書では「実務家教員とは何か」というタイトルの章はあるが、実務家教員に関する定義はされていない。「…

投票(8コメント(0)2021-07-04
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