坊っちゃん




「おれ」が「坊っちゃん」だった頃。 舐められまいと意地を張り、仁義を通し我を通し、屁理屈我儘ならべたて、教頭殴ってとんずらさ。まだ大人になりきらないおれが爽快に駆け抜けた青青に青すぎる青春のひととき。
「親譲りの無鉄砲」というか、一本気というかバカ正直というかバカというか。この主人公「坊っちゃん」、学…
本が好き! 1級
書評数:277 件
得票数:5925 票
かなりふざけたレビューとまあまあ真面目なレビューを気分によって半々くらいで書いています。
性別はめす。ウーパールーパー飼い。雑貨屋店員。
アイコンは、掲示板の昔のリレー小説(2012年)のときのコンビ・ザリちゃんウパちゃんです。
最近の悩みは、なんか色々やりすぎて忙しいこと。
こちらで全然書けなくなってしまいましたが、掲示板などは時々のぞかせて頂いています。




「おれ」が「坊っちゃん」だった頃。 舐められまいと意地を張り、仁義を通し我を通し、屁理屈我儘ならべたて、教頭殴ってとんずらさ。まだ大人になりきらないおれが爽快に駆け抜けた青青に青すぎる青春のひととき。
「親譲りの無鉄砲」というか、一本気というかバカ正直というかバカというか。この主人公「坊っちゃん」、学…




書店員さんも、書店じゃない店員さんも、店員じゃないマンガ好きさんも、爆笑必至!!
このマンガは、とある書店のコミック売り場で働く、とある書店員さん(それ以上の詳細は不明)の実録お仕事…




![ku:nel (クウネル) 2015年 03月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41xzqqKE8vL._SL160_.jpg)
雑誌ku:nel72号・はじめて物語。
この表紙のキャッチコピー「はじめて物語。」 クウネルという雑誌らしい言葉だけれど、なおかつそれまで…
![ku:nel(クウネル) 2016年 03 月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51xYSH0NvFL._SL160_.jpg)
マーケティングにマーケティングを重ね、他社の売れ筋生活雑誌の鉄板をキャスティングし、結果、雑誌本来の個性を潰し冒涜した最悪のリニューアル。
雑誌「ku:nel」(クウネル)は、私の世界でいちばん大好きな雑誌でした。 (過去形であることを強…



ニート文学の金字塔?20代キモオタダメ男をリアルに書かせたら右に出るものはいない作家・さくら剛が描く、全てのニートに希望を与える?ニート脱出探偵物語。
実は私、前々から秘かに、この本の著者さくら剛さんのファンでした!いやこの本以外の本の書評はまだ書いて…



二巻は、ご飯と学生の内輪ノリっぽい日常、だけじゃない!未来に向けて、少しずつでも新しい一歩を踏み出そうとしている主人公たちの等身大の姿が描かれているのが良い!
京都の美大生の視点で、実在の京都の美味い店を紹介していくというこの漫画、一巻を読んだときには、「嫌い…


旅行記というほどでもないような、旅の途中で感じた雑感が綴られている。しかし、旅なんて大体そんなものではないだろうか。それでも感じられる「海外ならでは」「日本らしさ」「国を超えて通じるなにか」がある。
はじめに言ってしまえば、私は個人的には好きではあるけれど、 本書は万人に声を大にして薦めたいという…



巨大すぎる建造物を被写体として対峙したとき、人はどうカメラを構えるのか。その熱き戦いを記録した楽しい珍本。
先日テレビで「話題の本」としてちょっとだけ取り上げられていたのですが、実は私この本の書評を書こうと思…





まるでお化けのような、不快で陰鬱で醜くおどろおどろしい自画像。それは誰しもがどこかに持っている、人間の普遍的な姿。
この本を某大手新古書店の均一棚で見つけたとき、 すぐ隣に志賀直哉の「和解」が並べてあった。 …



ファンタジーの世界の住人にとって、こちらの世界の日常の食べ物は、とんでもないごちそうだった!?冒険者が、お姫様が、エルフが、ドラゴンが、狩人が、魔族の娘が、「洋食のねこや」自慢のメニューに舌鼓!
書店のライトノベルコーナーにめっさ平積みされていて、思わず買ってしまった。 表紙やあらずじからして…




「幸せになりたい」だから「占う」 でも、「幸せ」とは、「占い」とは、一体なんだろう。石井ゆかりさんの言葉はその意味を深く追求し、本質に迫る。
新聞やテレビや雑誌など、日常のいたるところに溢れている「占い」 私もわりと好きなほうで、目にとまると…



この世に生まれたからには、何かを自分の手で遺したい。それが誰かに届いて、何かの役にたてば、なお良い。きっとそんな思いから、彼は文章を綴ってきたのだろう。これまでも、そしてこれからも。
今回、有坂汀さんがご自身の作品を献本に出されたことを知り、勝手ながら、なんとも感慨深いような思いを感…





手のひらに納まる無限の夜。不思議な画家クートラスの描いたタロットカード大の作品「カルト」がオリジナルに近い形で味わえる。画家とその作品への理解と愛情と敬意が感じられるポストカードブック。
クートラスという画家を好きな人がいつのまにかひそやかに増殖していたようで、 渋谷の松涛美術館 で開催…





空想の国の切手に添えて、一度も会うことのなかった友へ綴った、決して届くはずのない葉書。
親愛なるドナルド・エヴァンズ。 あなたに宛てられた葉書をまとめたこの本を読み終わったとき、わた…




「喪失」とは、あたりまえに起こること。
昭和の初め、調査のために南九州の離島・遅島を訪れた、人文学研究者の秋野。 彼は、婚約者と両親を相次…





誰も救われない。問題は何も解決しない。それなのにその先に、希望があるように思えてならない。
緋桜さんに以前コメント欄でご紹介いただいた本、結構前に読み終わっていたのですが、やっと書評が書けまし…

私的今年度買ってはいけない本総選挙ナンバーワン!表紙と帯に騙されてはいけない。
久しぶりの書評でめっさ悪口書いてもいいだろうか、いやいいわきゃない。 ということで焚書したくな…



画太郎先生頑張りました!「俺だって本気出せば萌えも描けるんだ!」といわんばかり!かわいい女の子が主人公の、ど変態ファンタジー!
ひさしぶりの、そして200冊目の書評がコレてどうなんですか自分? まぁそれはそれで私らしくていいか…





誰もがみんな、ひとりひとり胸の中に、こんな銀河を秘めている。
ホンノワ企画 「夏だ!祭りだ!七夕だ!」 に参加させていただいてます!ということで、七夕=天の川=銀…




異国の街を彷徨うときも、部屋でレコードをかけるときも。ひとりの時間を慈しむ日々を囁く物語。
吉田篤弘さんの作品には、なんとなく雨の日が似合う気がする。しとしとと降る雨の音を聴きながら、ひとりの…