鍵のかかった部屋
青砥弁護士の「天然」っぷりと勘違いに磨きがかかっている。4編の短編、それぞれに密室のタイプ、トリックもバラエティに富んでいて楽しめた。ただ、ちょっと現実離れしているのは否めない。
本が好き! 1級
書評数:76 件
得票数:443 票
生物(特に生態学)系、生物多様性関連に関心があります。
ミステリーは国内外問わず、ファンタジーは海外のものを読んでいます。
馬、動物福祉に関心を持っています。
在宅で英日実務翻訳をしています。いつまでたっても駆け出しです。
読みやすくわかりやすい日本語表現を磨きたいと思っています。
青砥弁護士の「天然」っぷりと勘違いに磨きがかかっている。4編の短編、それぞれに密室のタイプ、トリックもバラエティに富んでいて楽しめた。ただ、ちょっと現実離れしているのは否めない。
2001年出版。 集団遺伝学の考え方および分析手法を生態学に適用した研究例と手法を詳細に解説した良書。 今でこそ、メジャーになった研究手法ばかり(一部はすでにout of dateになっている)だが・・・
2001年出版。 集団遺伝学の考え方および分析手法を生態学に適用した研究例と手法を詳細に解説した良…
ドラマ原作本としても楽しめるし、青砥弁護士と榎本の人物像がドラマとはまた違う魅力を醸している。榎本が「専門家」っぷりを隠そうともしないところに、思わずくすり。
今回は、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの両方の特徴を持った人骨を巡っての事件。人類の進化と歴史に興味を惹かれました。いつもながらに、ギデオンが人骨を読み解く場面にひきこまれました。
エネルギー問題からも着目されている木質系バイオマスだが、本書は日本の林業再生を見据え、林業を巡る現状から問題提起をしている。持続可能な利用には課題が残ると感じるが、林業を考える材料として読んでほしい。
1988年出版。当時「自然」=「原生自然」という考え方が支配的だった中で、人為を必要とする半自然(「里山」)が氷期の生物のレフュージアとして重要と訴えた。里山保全を考える人の必読書。
月9を見て原作を手に取りました。榎本はやっぱり・・・だった! 密室のトリックの仮説検証を繰り返し、ひとつひとつ可能性をつぶしていく前半部、謎解きを楽しみました。動機、必然性が少し消化不良でした。
思いもよらない活躍でビルボは、竜からドワーフの宝を取り戻しますが、ドワーフの宝への執着で戦いが。人間、エルフ、ドワーフ対ゴブリンの最後の戦いは圧巻です。
瀬田貞二氏の名訳です。 「あの」指輪がでてきます。最初は消極的だったビルボですが、徐々に勇敢になり、機転を利かせて大活躍。この変貌ぶり、一番驚いているのはビルボ本人でしょう。
中学時代、タイトルに衝撃を受けた。取り返しのつかないことが起きているのを知った。2000年代に入り1日100種が絶滅しているという試算もある。守るべきものがある。私の原点。
生命とは何かという問いに対する筆者の見解を、理系研究者の留学日誌をベースに展開。 自然科学書というよりも、エッセイとして楽しめました。 研究者を目指す若い方、手に取ってみてください。
森のなぜ? どうなっているの? を最新の生態学でわかりやすく解説している。森と深く関わっている研究者だからこそ、読者を森の深みまで連れて行ってくれる。面白くてどきどきする生態学の世界へようこそ!
さまざまな分野の研究者が二次的自然で行った調査研究を親しみやすくまとめたガイド。今でこそ「里山」という言葉は市民権を得、研究書も数多いが、当時はほぼ皆無。一石を投じたといえる一冊。
研修から帰ったタリアを待ち受けていたのは、世継ぎエルスペスの縁談話だった。まさかこれが、王国を揺るがす事態になろうとは。 つらい別れ、苦しみの先にあるものは・・・ タリアのその後が知りたくなります。
使者となりクリスのもとで研修に出たタリアだが、自らの「天恵」の制御に苦しむ。 自分の中に眠っていたものが爆発しそうで制御できなくなっていた何十年も前の思春期の苦しみを重ねた。
少女タリアの前に現れた美しい白い馬の姿をした「共に歩む者」ローラン。 ローランに導かれ絶望の中にあった少女が真の人生へ踏み出していく最初の物語。