神去なあなあ日常
林業ってものすごくやりがいがある職業かも、と若者に魔法をかけてくれるような小説。
高校を出て、いきなり「緑の雇用」で林業現場に放り込まれた少年勇気が誰にも見せるつもりなんかなくて書き…
本が好き! 1級
書評数:76 件
得票数:443 票
生物(特に生態学)系、生物多様性関連に関心があります。
ミステリーは国内外問わず、ファンタジーは海外のものを読んでいます。
馬、動物福祉に関心を持っています。
在宅で英日実務翻訳をしています。いつまでたっても駆け出しです。
読みやすくわかりやすい日本語表現を磨きたいと思っています。
林業ってものすごくやりがいがある職業かも、と若者に魔法をかけてくれるような小説。
高校を出て、いきなり「緑の雇用」で林業現場に放り込まれた少年勇気が誰にも見せるつもりなんかなくて書き…
ヒグマを追う野生生物カメラマンが、ヒグマとの出会いを通して、目を開かれていく数日間の物語。 「本が好き!」で出会った本です。
ヒグマの大きさは、内地のツキノワグマとは比べものにならない。ツキノワグマでも成獣なら、立ち上がると人…
事件は会議室で起こっていた! 医療行政への問題提起の野心作と言ってもいいだろう。ミステリの色彩は薄いが、読み応えは十分。
スカラムーシュ(大ほらふき)の彦根医師が鮮烈に登場し、官僚主義の医療行政(官僚主義は医療に限らないだ…
ちょっとリアルなパラレルワールド。 風呂敷を思いっきり広げて日本中を巻き込んだ展開。息つく間もなく読み切った! おもしろい!!
テーマが乱立している感もあるが、まるで今の日本の政治をそのまま見ているかのような、ちょっとリアル…
タイトルに込められたのは愛だったのか、呪縛だったのか。
女性が書いた女性のための女性の物語だ。 人というのは、女というのは、ほんとうに多面的でそしてめ…
まっすぐで清々しい恋愛小説。植物が好きなら、なお楽しめる。
なんだか不思議な青年イツキと、今どきの娘さやかがひょんなことで出会う。 街でなくても田舎で暮らして…
「アリアドネの弾丸」を読んで、桜宮病院の遺志を継ぐ「お嬢」の存在の背景が明確に思い出せず、再読。終末期医療の在り方を全身で問い続けた螺鈿迷宮に改めて引き込まれた。
落ちこぼれ医学生天馬大吉が主人公。桜宮市で生まれ育った大吉が、ひょんなことから(後で思えばこれは宿命…
桜宮警察のタマちゃんこと玉村警部補が語る4つの事件。バチスタシリーズの田口先生、白鳥、そして、警察庁の加納警視も活躍。
検死のシステムのずさんさを突いた「東京二十三区内外殺人事件」、DNA鑑定のデータベース構築の…
今までの海堂作品(バチスタシリーズ)とは少し違う雰囲気だった。現実世界の問題提起ではなく、論理と緻密な空想の世界で漂っているような印象。
近未来の世界。『ナイチンゲールの沈黙』に出てきた少年が、5年間の眠りについている。網膜芽腫の治療薬の…
ミステリとしても、社会問題の告発としても、読み応えがある作品だと思う。
チーム・バチスタで衝撃を受けたが、その後、ミステリとしては若干冗長かな、と思っていたが、本作は非常に…
モシェもいつもどおりとってもかわいいし、ハンナの恋人問題にも動きがあって、楽しめました!! ああ、シュークリーム食べたい・・・。
母ドロレスのリージェンシーロマンス小説刊行記念のために、リージェンシー風ドレスを着ることにな…
小さい街で事件が起こりつづけてはや10作目。 シリーズは現在13作目が邦訳されたところ。マンネリという見方もあるけれど、安心して手に取れるコージーミステリです。
今回は、クッキージャーの共同経営者のリサとだんなのハーブの家族会で事件が。 100人以上があつまっ…
ヴァルデマールの風3部作の第2部。 終盤にかけて一気に大きく動いた。いよいよヴァルデマール王国に舞台が移りそうだ。
谷を救うために現れた<癒し>の<達人>である<炎の歌>の美しさにエルスペスは心を奪われるが、最後には…
ヴァルデマールの風3部作の第2部。舞台はヴァルデマールから遠く離れた<鷹の兄弟>の地。 複雑な設定が少しずつほどけてきたが、なかなか入り込めない。もう少し全容が見えてくれば面白くなってくるかな。
エルスペスは<暗き風>から魔法を習うことになり、スキッフは<変化の子>ナイアラを探しに出かける。 …
今回はお祝いにまつわるケーキがたくさん登場し、甘くて歯がきしみそうだ。 そして、とんでもないサプライズ! 5人それぞれ、最後はハッピー!?
ジェイムズの父親とミラの結婚式を控え、ミラの家族が集まってくるが、その妹も姉も甥っ子、姪っ子も、ミラ…
やはり、ここが居心地がいい。 信頼できる仲間っていいなと思わせてくれた。 おなかが空いてたまらない人、ガッツリ系が大好きな人、是非どうぞ!
コージーミステリは、本当に気楽に読めて気分転換にぴったりだ。 いつもいつも事件に遭遇する<デブ・フ…
”この一生だけでは辿り着けないとしても 命のバトンつかんで 願いをひきついでゆけ” エリン、ジェシはしっかりとバトンを受け取ったよ。
野にあるものは野にあるようにとの強い思いを持ちながら、王獣の、闘蛇の隠された生態を「知る」ために、リ…
母となり守りたいものがまた一つまた一つと増えたエリン。 守りたい強い思いは、大きな力にゆがめられてしまうのか。
降臨の野から11年後。 愛しい人と結ばれ、子をなし、母となったエリンだが、降臨の野でのリランとの闘…
エルスペスと<暗き風>の出会いは<<宿命>>なのだろう。 望むと望まざるとに関わらず。
「まるで自分が”すべき”ことをしているかのような感覚」に抵抗して、予定された道から外れて目的を達成し…
わがまま娘だったエルスペスは、すっかり成長し、意志の強い世継ぎになった。 我らが(!?)スキッフを従え、ヴァルデマールでは廃れた「魔法」を求めて旅立つことに。
ヴァルデマール王国の壮大な歴史物語の一部分である。 こちらの出版年が先だったようだが、私はヴァルデ…