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悲しい過去の話は、語り継がれることによってやがてしなやかな枝になって大きく広がって行く
クリック?クラック! 「聞きたい?」「聞かせて!」という意味を持つ軽快で弾むような響きのあるこの言…

					本が好き! 1級
					書評数:811 件
					得票数:20964 票
					
ジャンルを問わず、年間200冊を目標に読書をしています。
「たしかあの人が、あんなことを言っていたな…」というような、うっすら記憶に残る書評を書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
 
  



 
  

悲しい過去の話は、語り継がれることによってやがてしなやかな枝になって大きく広がって行く
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ほじくってます、気になるあの場所。
地図を見るのが苦手な私ですが、グーグルマップ様が登場してからはほぼ迷うことがなく目的地に到着できるよ…



 
  

その時、小さな島では何が起きていたのだろうか?
戦争中の沖縄の様子は語られることが多いが、 その周りにある島々の当時の様子を聞く機会は意外にも少な…



 
  

切ない風味が増すほど美しく
足元が不安定、おぼつかない足取りでゆらゆらと歩いていると 突如行き先が煙で白くなりパッと消えてしま…



 
  

アイアマンガーから夢の島
いよいよラストを迎える第三部。 それだけに凄まじい展開を繰り広げ、一体どこで区切りをつけて本を閉じ…



 
  

時に冷めた目で、時に温かい目で。親に対する複雑な気持ちと折り合いをつけながら生きていく娘の心境が伝わって来る。
おっと、これはいつものスーさんと違うな...と数ページ読んだところで感じた。 そりゃそうだよね。ご…



 
  

早くも気になる最終巻のわたし!?
前巻の堆塵館から私もようやくフィルチングの町へ無事に到着。 とは言え、ちょっと時間が空いてしまった…


 
  

お年寄りの不可解な行動には大抵原因がある。そこが解れば少しは優しくなれる・・・はず。
身近に高齢者がいる方は、 「昔はこんなじゃなかったのになぁ。年を取ったら変わった、変わって来たなぁ…



 
  

宇野千代と桜が放つ魔力ある作品
宇野千代さんの小説はどんなだろう。 恋愛色の強いものを書く方だろう勝手に思っていたのですが、今回す…



 
  

雪のひとひらが見せるたくさんの姿に魅了され、しばし他にはない独特な世界観に浸る。
てっきり雪の一生を描いた話かと思っていましたが、いつしか雪が人の姿と重なり、読者は女性の一生、そして…



 
  

あの時誰かがかけてくれた一言が、その人にとって「おまじない」のような大事な言葉になることだってあるんだ。
西さんの久しぶりの短編集でした。 8編のはなしは、読んでいるうちになにか共通項が潜んでいるよう…


 
  

今日も着物で自転車に乗って~♪
京都の女性と言えばこんな人.....という漠然としたイメージ像がある。そのちょっとした妄想と重なった…



 
  

人間なんてららーらららららーらー♪
人間誰しも蓋を開ければ、時に情けなかったり、気弱だったり、小ずるかったりするわけだけど、そんな人間臭…




 
  

ルイス・サッカーの世界は抜け出せない面白さがある。まさにわたしはルイスが仕掛けた「穴」に落ちたかも知れない。
常に視野にあったのになかなか読まなかった「穴」。読み終わった時にまず感じたのは、「危なかった!読み逃…


 
  

本書は読者をそう簡単に物語の世界に入れてはくれない
これを読んだら次作が読みたくてたまらなくなるという多くの読者の声を聞くにつけ、ムクムクと読書意欲が高…




 
  

まるでわたしもヨットで冒険して来た気分。様々な場面が夢のなかの出来事だっかのようにきらめいている。
本書は2年前、棚マルの企画で紹介していただき購入した一冊。棚マルはみなさんの思い入れのある1冊という…


 
  

妖しい、怪しい、でも不思議...なんてページをめくってたら、すっかり私もマヌサーリー姿を追い求めていた。
ミャンマーの小説家の本はひょっとして人生初かもしれぬ。読み切れるか若干不安があったものの、今年は世界…




 
  

有縁の読者の元へ届きますように....と思わされた貴重な一冊です。
いわゆる文豪たち。彼ら彼女らが実存していたのは確かなわけだけど、どこか架空の人々という気持ちもある。…




 
  

目標がシンプルになればなるほど、「生」がより一層大きく浮かび上がって来る
このはなしの中に居た時間はずっと孤独だった。ずっと不安だった。 来る日も来る日も暑さと戦い、来…



 
  

本がのびのびと生活している空間、とっても羨ましい。
鮮やかなワンピースに赤い口紅、個性的な眼鏡。角野さんのことを知らない人でもこの表紙を見たら明るくてな…