犬の足あと猫のひげ




淡々と語られる中にあるホラー性に思わずのけ反った!
気持ちが煤けてくると読みたくなる武田花さんのエッセイ。 知らないどこかへ行きたくなると見たくなる武…

本が好き! 1級
書評数:811 件
得票数:20964 票
ジャンルを問わず、年間200冊を目標に読書をしています。
「たしかあの人が、あんなことを言っていたな…」というような、うっすら記憶に残る書評を書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。




淡々と語られる中にあるホラー性に思わずのけ反った!
気持ちが煤けてくると読みたくなる武田花さんのエッセイ。 知らないどこかへ行きたくなると見たくなる武…




陶芸へ情熱を注ぐバーナード・リーチと仲間たち+日本民藝館探訪記
マハさんのアート小説とはちょっと距離を置くべきか?と、 迷っていたのですが、もう一冊読んでから考え…




一番の甘いもの好きはだーれだ?
作家の○○的な本はどんなパターンでも興味深く読めるわけですが、 今回のテーマは「お菓子」ということ…




漱石の「明暗」に決着を!?
夏目漱石の「明暗」を読んだ多くの読者はこの本が未完ということもあり、 ちょっとした置いてけぼり感や…





ヒリヒリする。ズキズキする。それでも窪さんの読者でよかったなぁと実感できた短編集。
「すみなれたからだで」は、窪さんの世界をこれでもかというくらい 堪能できる質の高い短編集です。 …





ぶたぶたコミックで情緒不安定!?(´・(00)・`)
ぶたぶたさんのシリーズを一度でも読んだ方は読むべし! そしてこの狂おしいくらいに愛らしいぶたぶ…



みる、きく、きる、たべる、すむ、つかう ━━━ 好きなものがいっぱい!
料理家、スタイリスト、画家、デザイナー、写真家、ショップオーナー、 建築家ほか、69人の人々が「と…




少女には見えて、わたしには見えない誰かとは?
ミステリー小説なのでしょうけど、ふわふわとした浮遊感と ずっと微熱状態が続いているような読み心地。…



ファッションから生活全般、すべてがモガ!そしてついにご主人も!?
いやぁ・・・すごいな。 人はその時代の人になりたいと憧れをもって求めてゆけば そうなれるんじゃな…




ボクをここからつれ出して、じゃないとしんじゃう・・・少年の悲痛な叫びは届いたのか?
もしこのはなしを最後まで読んだのなら、 読者はかならずこのあとどうなったんだろう・・・ と、考え…




一日三頭以内。クマは四頭獲ってはいけません。
以前「邂逅の森」を読んで、マタギの世界の 変わった掟や仕事の厳しさを目の当たりにして圧倒された。 …




恋愛にうつつを抜かしている昭和の会社はなんだか楽しそう!
源氏鶏太氏の作品は初読みでしたが、とても読みやすかったです。 まさに昭和のラブコメディで、最初から…




作家たちの無防備な姿に思わず笑みがこぼれる
ふふっ。本書が楽しいことはすでに知っている私。 しかし、本格的に読む前に本の中身がどんな感じか …



40,50代、いい大人である・・・・はずだが(笑)
みうらじゅんさん、1958年生まれ。 宮藤官九郎さん、1970年生まれ。 いい大人である。 …



感動的ないい話ではありますが・・・
原田マハさんのアート小説を読むのは何冊目だろう。 読み終わる頃はいつもじんわり目頭が熱くなるという…



男装の麗人として一世風靡した勝山太夫。よ!日本一!
軽快、軽快! 文章を読んでいるというより、コミックを読んでいる感覚で読めるくらい 読みやすく、あ…




本を開けば、あちこちから樹木の声が聞こえてくる。
18の木や植物たちの短編集ということで、 話自体はどれも短くあっという間に読めてしまう・・・ は…




神出鬼没とはまさにぶたぶたさんのこと!いつか会いたいぶたぶたさん、会った人はきっと幸せになれる!?
転職が激しいぶたぶたさん(笑) どこの職場でもしっくりくるから恐ろしい。 で、今回はぶたぶた…




紙から生まれる新しい世界と切り絵が融合した美しい絵本
ずっと気になっていた絵本「紙のむすめ」。 実物を見て、「おぉ!」と歓声を上げたくなるほどの美しい装…




小説なのに映写機から映し出される「中華商場」を見ているような心地がした
表紙とタイトルに惹かれ、 読める日を楽しみに待っていた「歩道橋の魔術師」。 「中華商場」が舞…