紫式部の欲望




「あんなことしてみたい」「こんなことされてみたい」・・・『源氏物語』に散りばめられた紫式部の欲望とは。妄想女子の共感を呼ぶ解説書!
研究者の本では、この面白さは味わえません。エッセイストの酒井順子さんが、現代女性の視線で大胆に綴った…
本が好き! 免許皆伝
書評数:862 件
得票数:25661 票
「本が好き!」に参加してから、色々な本を紹介していただき読書の幅が広がりました。




「あんなことしてみたい」「こんなことされてみたい」・・・『源氏物語』に散りばめられた紫式部の欲望とは。妄想女子の共感を呼ぶ解説書!
研究者の本では、この面白さは味わえません。エッセイストの酒井順子さんが、現代女性の視線で大胆に綴った…





若い物理学者はなぜ、空っぽの小さなスノードームを異様なまでに大切にしていたのか。愛が生み出す闇と光を描く、恐ろしくも美しい物語。
クリストファー・マランは若い優秀な物理学者だった。その研究目的は「光の減速機」というおよそ不可能な理…




二十歳の子どもを持つ親が、読み返してみて思う事。
1969年に二十歳で自ら命を絶った高野悦子の日記。二十代前半に読んだ時には、あまり良い感情が持てなか…




お客は品物だけでなく、誰にも打ち明けられない心も預けてゆく。あなたはこの青年に、何を預けますか?
明日町こんぺいとう商店街には、「あずかりやさん」という商売を営む店がある。一日百円で何でも預かり、持…




ただ家を保つために戦う武将たちの中に、人を助けるために命を懸けた女がいた。
織田信長は、大阪要害の地に建つ石山本願寺がどうしても欲しかった。天正4年、信長に兵糧攻めにされた本願…





大人にこそお勧めしたい、極上のクリスマス絵本です。
クリスマス・イブの夜中に、少年は静かにベッドに横になっていました。耳を澄ませて、サンタのそりの鈴の音…




さっぱりと清潔でほんのり温かい、インド綿のような女の子のお話。
石井剛子(つよこ)、19歳。 「これからの女性は男のいいなりになるようなヘナヘナではいかん。竹のよ…





冒険物語の王道ここにあり。
16歳の見習い騎士ティウリは、騎士叙任式前の最後の試練の夜を迎えていました。誓いを立てる前に「神よ任…



根付コレクションの来歴は、一族の栄華と没落を物語る。ヨーロッパと日本を結ぶノンフィクション。
自分を可愛がってくれた大叔父の死後、著者は264点の根付コレクションを相続した。戦争直後から日本に住…





ファンタジーのエッセンスを結晶させた絵本です。
アンディ、スパンディ、さとうのキャンディ、アマンド入りのあめんぼう! おまえのおっかさんのつくっ…



児童文学とは関係なさそうな人々が書いた、子どものための小説。
『少年倶楽部』は講談社が大正3年に発行した少年雑誌で、読者層は今の小学校高学年から中学生あたり。昭和…





これから神社にお参りするたびに、狛犬にキュン!
明野神社のお社の前には、二頭の狛犬がいます。明野神社の狛犬が他所と違っているのは、しょっちゅうおしゃ…





辛いことがあったら、この人たちに慰めてもらいたい。
ロンドン下町にあるギディアンおじさんの工房では、今日も炉の火が赤々と燃え、戸口の上の外壁には飛び跳ね…




とんでもなく妄想を誘うお話だ。
みなさん、あのいたたまれなさを覚えていますか?牛乳とかジュースとか、ついうっかりひっくり返してしまっ…




父から娘への、最後の贈り物。
行く道があれば、戻る道もある。 戻る道のことって、行くときにはあんまり考えない。 でも必ずある。だ…



世界最大級の戦艦と日本の小さな木造船との、歴史上初の邂逅にまつわる物語。
ペリー来航より7年前の1846年、江戸湾の入り口、三浦半島の先端にアメリカの戦艦コロンバス号が姿を現…




氷砂糖みたいに透明でノスタルジックだけれど、甘さは控えめ。
生まれた年の1959年(昭和34)から、初めての小説を世に送り出した1988年(昭和63)までが、お…




数千冊の本に顔を与えてきた坂川栄治氏。読者の想像を広げる装丁術の舞台裏。
本から漂うオーラに惹かれて、衝動買いしてしまったことはありませんか?ずらりと並ぶ書店の本の中で、自分…




マンヒのお家、センスいい!
表紙のお家の佇まい、いいですねえ。ここはソウル市郊外にあるマンヒの家です。マンヒは幼稚園に通う男の子…




東北大震災を見たフランス人作家の手記。
本書には、3.11の複合災害について、見て確かめたこと、当事者に聞いたこと、そして何を感じ何を伝えた…