大人のファンタジー読本 ~未知なる扉をひらく180選~




この本、読書案内本なんですけど、結構楽しめました。 やっぱり翻訳なんていう作業を生業とされていらっしゃる方のご紹介なので、ご紹介文そのものに作品に対する愛情・・・・というか、強い思い入れが感じられます。

本が好き! 1級
書評数:581 件
得票数:1314 票
岩波少年文庫を中心に児童書を収集、読み進めています。 いずれは児童書中心のブックカフェを開きたいなぁ、な~んていうことを夢見ています。 宝くじが当たらない限り夢のまま終わってしまいそうだけど・・・・ ^^;
尚、ここに紹介させていただいている書評は私のブログ「Lothlórien」からの転載です。




この本、読書案内本なんですけど、結構楽しめました。 やっぱり翻訳なんていう作業を生業とされていらっしゃる方のご紹介なので、ご紹介文そのものに作品に対する愛情・・・・というか、強い思い入れが感じられます。





「世界の民話館」から「竜の本」と「悪魔の本」の2冊をまとめて Review しています。
今回もとても楽しむことができました。 前回の「魔法使い」「魔女」を読んだときにはあまり感じなかった…





こちらは古代を舞台にしたサトクリフの短編集です。 3作品、優劣はつけ難いのですが、個人的な趣味としては最後の「野生のオリーブの栄冠」が最も好きなタイプのお話だったと思います。
こちらは古代を舞台にしたサトクリフの短編集です。 タイトルどおり3つの冠にまつわるお話で、1作目の…




「世界の民話館」から「魔法使いの本」と「魔女の本」の2冊をまとめて Review しています。
この本、どうやら過去に発刊されていて絶版になっていたものが、復刊ドットコムの投票により蘇った作品群だ…



昨日読了した「炎の戦士 クーフリン」が英雄叙事詩的な物語だとすると、こちらは炉辺の民話風。 「アーサー王と円卓の騎士」の物語を彷彿とさせるエピソード満載のフィン & フィアンナ騎士団の物語です。
昨日読了した「炎の戦士 クーフリン」が英雄叙事詩的な物語だとすると、こちらは炉辺の民話風。 読み進…





この本が出版されたばかりの頃に読んだときは、数ページ読むと睡魔に襲われ、どうも楽しむことができなかった印象の強かったこの本ですが、今回は何だかワクワクしながら読み進めることができました。
この本が出版されたばかりの頃に読んだときは、数ページ読むと睡魔に襲われ、どうも楽しむことができなかっ…





このあまりにも美しい表紙の写真(「アフィントンの白馬」)に思わず目を奪われて、図書館から借りてきました。 今では KiKi の大切な蔵書の中の1冊です。
実は KiKi はサトクリフ作品っていうのは正直なところ苦手意識があったりします。 まあ、初めてサ…





これは Hit! です。 「妖精月の王」も「ドルイドの歌」もよかったけれど、乙女チックなきらいがあるところがちょっとビミョーだったのに比べると、この物語にはさほどそれを感じません。
これは Hit! です。 「妖精月の王」も「ドルイドの歌」もよかったけれど、乙女チックなきらいがあ…





ケルト伝承の中ではとっても有名な「クーリーの牛捕り」に題材を得た、少女向けファンタジーという感じでしょうか? メリングさんの作品2冊を読了して思うのは、やっぱり彼女の作品はどことなく乙女チックだなぁ・・
ケルト伝承の中ではとっても有名な「クーリーの牛捕り」に題材を得た、少女向けファンタジーという感じでし…





この本は今回は図書館本で読了したんだけど、何だか蔵書にしておきたい気分だなぁ・・・・。 次は「歌う石」、「ドルイドの歌」のどちらへ進んでみようかしらん・・・・。
評判 & 期待に違わず、面白かったぁ!!! この世界観! これこそが KiKi の読書に求める「…

これって単なる名作案内(それもものすご~く大雑把な)以上でも以下でもない本でした。 イギリスの22の児童文学を取り上げていて、著者のとりとめのない感想を書き散らしているっていう感じ・・・・・。
う~ん、これは KiKi としては失敗でしたねぇ~。 ろくろく表紙扉にある解説を読まずに、本のタイ…



「上巻」「下巻」の2冊をまとめて Review しています。
この本と「デル戦」との関係を正しく理解しないまま読み始めた KiKi は途中で頭が???に・・・・・…




第3部全5冊をまとめて Reviewしています。
うんうん、さすがに「内乱記」から「近隣各国とのすったもんだ」になってからのほうが面白いなぁ。 と言…



第2部全3冊をまとめて Review しています。
なんだか呆気なく読めちゃうんですよ。 で、読んでいる間つまらなかったり苦痛だったりするわけじゃない…



こういう本はサクッと読めちゃいますねぇ(笑) 作りはいかにもいかにものRPG風。 ま、決して嫌いなタイプの物語ではないんですけど、好物か?と言えばそこは微妙なところです。
いや~、こういう本はサクッと読めちゃいますねぇ(笑) 作りはいかにもいかにものRPG風。 Fin…



戦記ものにありがちなハラハラ・ドキドキという高揚感は極めて薄く、クスクス・プッ・プフフというお笑いのノリで読めちゃう本っていう感じです。
やっぱりウォルとリィの夫婦漫才チックな会話が笑わせてくれますねぇ。 この第2冊ではそこにもう1人、…




「第1部第3巻」そして「第1部第4巻」の2冊をまとめて Reviewしています。
今回の2冊の中の最大の山場は養父・フェルナン伯爵の臨終の場面でしょうか。 前2冊のこのままの筆致で…




個人的には上橋作品ほど「読まされた感」はないのですが、かの本で日本のファンタジー界を負って立つ三羽烏のお1人がこの物語の作者荻原さんと謳われていたことには合点がいきました。
なるほどね~。 記紀をベースにしてこんな物語が描けるんですねぇ・・・・・。 興味があってもなかな…




「第7巻」そして「第8巻」の2冊をまとめて Review しています。
全編を読み終えてみて言えること。 恐らく作者の荻原さんがイメージしていたこの物語の構想っていうのは…



荻原さんは KiKi とはさほど相性の良くない作家さんのようです。 でもものすご~く感じたことが1つあります。 それはKiKi が中学生以下の女の子だったら、結構楽しめたかもしれない・・・・・ということです。
なんとまあ、唐突な!! これが KiKi の第一印象でした。 今回 KiKi は文庫本で読んでい…