田中慎弥の掌劇場
いやいやいやいや、なかなかのエンタメ作品です!
第146回(2012年上半期)芥川賞受賞作家の最新作。 受賞会見での言動が、マスコミに取り上げられ…
本が好き! 1級
書評数:92 件
得票数:1741 票
2012年・夏の読書重点目標『広義の怪談』
さ~て、何冊読めるかな・・・。
レビューを書くのは、とても楽しいけど、とてもとても難しい。
「読みたい本」と「読了済で未レビューの本」ばかりが増える今日この頃です。
好きな作家は、有栖川有栖・三津田信三・伊坂幸太郎・有川浩・北山猛邦・平山夢明
2012/07/16
いやいやいやいや、なかなかのエンタメ作品です!
第146回(2012年上半期)芥川賞受賞作家の最新作。 受賞会見での言動が、マスコミに取り上げられ…
国家破綻寸前にある近未来の日本。経済に対する特殊能力をもつ超能力者、 エコパーは日本を救うことが出来るのか?!
買物をすると使ったお金の未来が見える、カード破産寸前のOL圓(まどか)。 お金の流れを音楽として聞く…
生活者ならではの圧倒的パワーが伝える「被災地のふつう」
東日本大震災から1年が過ぎて、震災関連書は色々出ているけども、 やはり生活している人の目線は圧倒的…
湊かなえには、あまりにも大きな弱点があると思うのです。
1つの章が花・雪・月のパートに分かれていて、3つのお話が並行してして進んでいくタイプの作品。 「別…
中村うさぎ VS 12人の依存症者・精神医学者。これが、なかなか深い…。
2001年5月から12月まで週刊SPA!に連載されていた対談の単行本化。 和田秀樹(精神科医)…
ますます冴える、第二期伊坂幸太郎。 読み終えてから、あらためて表紙を見ると、すっごくはまってる装丁だなあ、これ!
「群像」と「NOVA5」に掲載された3つの中篇に(例によって)加筆され、 『より、繋がりが楽しめる…
結論からいえば、奥様以外の家族はたいしたことないのだ。 なんとかなる。なんとかならないのが、奥様だ(断言)。
森先生のミステリィはもちろん面白いのだけど、 それ以上に面白いのが、エッセイだと思うのです。 …
あなたが本当に帰りたい場所はどこですか?
東京から急行で1時間ほどの距離にある大沼辺市。 大学進学を期にしばらく役者を休業していた鏑木航は、…
6年ぶりのシリーズ新刊が、文藝春秋からとは予想外! あやうく見逃すところだったじゃないか!!!
百鬼夜行(京極堂)シリーズ、最新刊ですよ! とはいうものの、シリーズ長編に登場する チョイ役の人…
他人と真剣にぶつかった事がない人が 「これじゃあ、いかん!」と感じた時に読むと、 参考になるかもしれない本。
前作から、約10年後に書かれた著者の第二エッセイ集。 書店では「女性の生き方」のコーナーにおかれて…
少女漫画家は、エッセイが苦手?! ドラマ化作品も多数ある、槇村さとるが自身を語った初エッセイ。 なんだけれども、文章の構成のせいか、内容に興味がもてないせいか、 どうにも肌にあいませんでした。ごめんなさい。
まずは、熱すぎる解説の立読みからどうぞ!
「週刊現代」での連載を中心に、 雑誌のコラム102本をまとめた読み応え十二分な1冊。 『島国…
森先生自身を彷彿とさせる、相田紀彦の目から見た父、母、そして「相田家」 物体としての人間は、死ねばなくなってしまうけれど、 それでもきっと、静かに静かに流れていくものはあるのでしょう
森先生自身を彷彿とさせる、相田紀彦の目から見た父、母、そして「相田家」 物体としての人間は、死ねばなくなってしまうけれど、 それでもきっと、静かに静かに流れていくものはあるのでしょう
嗚呼、もう新作が読めないなんて…
2010年に1月亡くなった(もう2年もたつんですね…) 北森鴻さんの、おそらく本当に最後の新作。ま…
書下ろしを含む、ノンシリーズ短編集。 読み始めると、ぐいぐいその作品世界に引き込まれるのだけれど 惜しいことにオチが弱い… 短編に切れ味を求める自分には物足りない感じ