極大射程 上





隠遁背活を送っていた伝説のスナイパー(狙撃手)ボブ・リー・スワガーが、巧みな罠に嵌められて、国家的犯罪者として国中から追われる身になってしまう。しかし、逃げ延びたスワガーの反撃が始まる!
本が好き!に『極大射程』の書評がいままでなかったなんて! 最高の冒険エンターテイメント小説なのに。 …

本が好き! 1級
書評数:50 件
得票数:654 票
【著書】
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隠遁背活を送っていた伝説のスナイパー(狙撃手)ボブ・リー・スワガーが、巧みな罠に嵌められて、国家的犯罪者として国中から追われる身になってしまう。しかし、逃げ延びたスワガーの反撃が始まる!
本が好き!に『極大射程』の書評がいままでなかったなんて! 最高の冒険エンターテイメント小説なのに。 …




上流家庭の良妻賢母の理想的な母親は、なぜ撲殺されたのか? 何重にも張り巡らされた謎をひとつひとつ解き明かしていく探偵スペンサーの活躍を描いた冒険ミステリ小説。人の業の深さを淡々と描いた作品。
だいぶ前のスゴ本オフで、みかん星人さんが、どっとスペンサーシリーズを持ち込んで放流されたうちの1冊…





心理学など人間の習性に基づいて言動を調節することで、対人関係を円滑にし、人生をもっと楽に楽しくするためのノウハウ本。精神論でも、道徳論でもなく、非常にロジカルでかつ納得のゆく話ばかり。おすすめです。
人間は年を重ねるにつれ、賢く落ち着いた人間になるのかと思っていましたが、実際は逆でした。 若い頃は…





仮想世界を舞台にした冒険物語といえば、『サマー・ウォーズ』とか『レディ・プレイヤー1』とか『スノウ・クラッシュ』とか、幾多の名作があるわけですが、これほどにまで残酷で美しい物語はないんじゃないかと。
「サクラ散るダークネス」という魅力的だけど、コンセプトがいまいち見えない2019年4月のスゴ本オフで…




書籍専門のフリーのPRという珍しい仕事をしている著者が、いかにして今の仕事についたか、どんな仕事なのかを説明した本。書籍やPRだけに限らない「仕事」して生きていく上での大切さを教えてくれます。
著者の奥村知花さんは、僕が運営に参加している、ちょっと変わった読書会「スゴ本オフ」の常連参加者です。…




生きていくのは大変だ。でも日々の淡々とした生活の中に喜びと楽しみと仕事への誇りがあって、だから僕らは厳しい人生の道程を一歩ずつ踏みしめながら生きていける。そんな父であり職人である男の心の成長物語。
東京から電車で1時間足らず。しかし、田畑や山川の合間にぽつぽつと住宅が建ち、主な産業は配電盤の工場団…





女を知り尽くし遊びつくしたはずの生涯独身の老コラムニストが、90歳の誕生日に出会った眠れる美少女。娼婦相手は得意でも恋を知らなかった男の90年目の初恋物語。
「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」 この…





現在の逆を行く“会えないアイドル”「さくら学院」。“学校”だから卒業が最初から決まっている。少女は完全燃焼を目指して全力で苦闘し、会えない「父兄」は本当の家族のように応援し、互いの思いが純化していく。
アイドルとファンの関係に、純粋な想いなんてあり得るのでしょうか。アイドルにとってファンは飯の種。ファ…




読むのが痛い。閉塞した状況に追い込まれた少女たちが無力ながら必死に生きる姿を描いた、悲しく壮絶な戦い。生き抜く武器となる“実弾”もなく、少女たちは脆くて役に立たない砂糖菓子の弾丸を打ち続ける。
子供にとって唯一の避難場所であるはずの家庭が安寧の場所でなかった場合、子供はどうやって生き延びればい…

学生団体SCANと分かち合った日々、というから若者たちとの赤裸々な交流が描かれているのかと思いきや、SCANのブログに寄稿したエッセイとご自身のブログに掲載した文章や書評などを合わせた雑文集。
本書を(ネット上では)旧知の有坂汀さん(=著者)から献本いただき読んでみました。 感想をひとこ…





児童文学なのに手に汗握った! よくあるバディ(相棒)ものならば、相棒役になるだろう、少女の“想像上のお友達”がなんと主人公。心の触れあいのナイーブな物語かと思いきや、後半はハラハラ・ドキドキの冒険展開。
あー、面白かった。「絶対、好きだと思う」って渡されたけど、正直、半信半疑でした。 想像力豊かな…





16歳の誕生日に買って貰った小型恒星間宇宙船で旅に出た少女コーティの冒険の物語。いまだに思い出しただけで涙が出ます。
そんなにたくさんSF作品を読んでいるわけではないんだけどSFの世界には金字塔と呼ばれる名作短編がいく…





ももクロがもたらす多幸感の正体が、ちょっとわかりました
まさか、アイドルの写真集の書評を書く日が来ようとは…。 ももクロは、なぜ人の心を捉え続けるのだ…




お馬鹿な親父ギャグ・ライトノベルかと思ったら、小っ恥ずかしくも甘酸っぱい、青春未満の爽やかストーリー。
僕には小学校5年生の息子がいる。小学校5年生の男子といえば、ほぼ間違いなくお馬鹿である。多少、勉強や…




障碍者より起業する若者として
これは社会からはみ出した若者が起業に至り、会社を軌道に乗せる経過を綴った物語だ。会社はまだよちよち歩…




あまりにも当たりすぎる占い師たちに、取材のために接触したはずの著者が依存していく。その過程が怖い。
僕が常連兼お手伝いとして参加している読書会「スゴ本オフ」で、今年(2012年)の夏に「ホラーの会」が…




空手でちょっと悩み気味な娘に読ませたい。
娘は5歳の頃から空手をやっている。男女の双子で、かたわれの息子のほうがちょっと軟弱なのを心配したうち…




差別に憤りつつ、主人公は格好良すぎると思う。
痛快無比な青春恋愛小説、と言ってよいと思う。そこにいかにイヤな差別の話が横たわっていたとしても。 …





さまざまな「常識」や「決まり文句」に対して、異なる角度から光をあてて考える。科学を隠れ蓑にした欺瞞を見抜く。そんな的な態度をこの本から学びました。
ハードカバー版から考えると20年前の本ですが、最近再読してみて、今の時代になっても著者のグールド氏が…




希望に燃える若手や新人にも、同世代のベテラン・ビジネスマンにも、この本を薦めたい。
この本が売れているらしい。「特に新しいことは書いてないんですけど、評判いいんですよ」と制作に関わった…