税金で買った本(1) (ヤンマガKCスペシャル)



ひょんなことから図書館で働きだした石平くんと個性豊か司書さんたちを描いた図書館のお仕事マンガ
自分で買った本を読むので手一杯なのと、基本的に所有欲が勝っているので図書館を利用する機会はあまりなく…

本が好き! 1級
書評数:927 件
得票数:17352 票
プロフィール写真変更してみました(2016/11/03)



ひょんなことから図書館で働きだした石平くんと個性豊か司書さんたちを描いた図書館のお仕事マンガ
自分で買った本を読むので手一杯なのと、基本的に所有欲が勝っているので図書館を利用する機会はあまりなく…



ネビュラ賞長編部門賞受賞のタイムトラベルSFかつラブロマンス小説。だが、そんな単純で通俗的な小説ではない。
本書は、原書が1982年に刊行され、翌年にはネビュラ賞の長編小説部門を受賞した作品である。そこからお…



実はアシモフ作品を読むのは本書がはじめて。宇宙人殺害事件を人間とロボットのコンビが捜査するSFミステリーでした。
2022年に入ってSF小説ばかり読んでいる。読んだのは「三体Ⅲ 死神永生」(まだレビュー書いてません…



男だけが発症し10人中9人が命を落とすウイルスによるパンデミック発生。そのとき人々は何を考え、どう行動するのか
COVID-19パンデミックは、私たちの社会や暮らしを大きく変えた。人と人が対面で会う機会がなくなり…



世界的なパンデミックを経験した6人の作家たちがそれぞれに描く未来の姿
「最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集」は、6人の作家によるSF短編アンソロジー集だ。名前を連…



私たちが知っていた世界は、たった2ヶ月で終わった。世界から数十億人が消えた「上昇」と「終局」の記録
2023年10月17日、天文学者のダリア・ミッチェル博士が、遥か遠い銀河系外から発信されている謎のパ…





グレースとロッキー。最高のバディであり、最高の友人。その活躍にワクワクとハラハラが止まらない!
注:上下巻まとめての書評になります。 (ネタバレというほどのことは書いていませんが念の為ネタバレ注…



面白い以外はいらないけれど、面白ければなんでもいいというわけではない
2021年のM1-グランプリで、50歳と43歳のコンビ錦鯉が優勝したことが話題になった。M1はコンビ…



インドネシアを代表する作家ディー・レスタリのデビュー作。SFファンタジーっぽいタイトルだけど、さて実際は?
「はじめての海外文学vol.6」で翻訳家の芹澤恵さんが推薦している 「珈琲の哲學」 の著者ディー・レ…




少女は戦争という狂気の世界でスナイパーとして生き抜いていく
第11回アガサ・クリスティー賞を受賞したデビュー作品。受賞が決まったことがTwitterで流れてから…



“組織のトラ”にはなれなくても、“組織のネコ”として少し自由に働ければいいんじゃないか
会社という組織で働いているといろいろなタイプの人材がいる。私が接してきた人の多くは、会社が決めたこと…





9年ぶりの新刊。月をめぐる3つのストーリーは鋭く胸に突き刺さり、果てしない余韻を残す。
「本にだって雄と雌があります」(新潮社) でわれわれ本好きのハートをがっちりと鷲掴みにした小田雅久…



“韓国”を“日本”に読み替えても何の違和感もないという悪しき現実
韓国で、女性がもっと受け取れるはずだった賃金の金額を求めよ と、本書「はじめに」の冒頭に書…



オリンピックとコロナに翻弄される東京の町で作家が出会う人と幽霊たちとの奇妙なストーリー
2020年春、新型コロナウィルスの急激なパンデミックにより、世界中でロックダウンが行われた。バリー・…




利用者さんの覚え違いやうろ覚えのタイトル。あなたはいくつわかりますか?
『「100万回死んだねこ」ありますか?』 『小説で、「おい桐島、お前部活やめるのか?」みたいなタ…



5人のいとこたちが子どもの頃に交わした約束。王道の成長小説であり、読むとカレーが食べたくなる飯テロ小説
カレーライスが好きだ。おそらく、ほとんどの人が好きな料理のトップ3にあげるに違いない。もちろん嫌いと…



“だいきらい”だけど“だいすき”!
ジミーのお誕生日にジョーズおじさんからプレゼントが届きました。ムクムクした毛並みの犬です。犬は一目散…



なぜ私たちはこれほどに生きづらいのか。少しでも疑問に感じたら国会議員に聞いてみよう!
政治に無関心でいられなくなった。いや、無関心でいてはいけないと思うようになったという方が正しいかもし…





魚、ゴキブリ、猫、菌類、そして蛇。生き物の存在が醸し出す不穏さや不気味さ、あるいはユーモア。メキシコの女性作家による珠玉の短編集。
「短編集だし、1日1篇くらいのペースで読んでいこう」、そう考えていたのだが、気づいたら一気に読んでし…




物語の中に巧妙に仕込まれた本質が表出したときにゾワッとした気持ちになる珠玉の短編集
横田創「落としもの」 、 多田尋子「体温」 、 太田靖久「ののの」 と注目すべき作品を毎年出版して…