9・11 変容する戦争



9.11テロ以後の変容した戦争を描くアンソロジー
2001年9月11日、イスラム過激派の青年たちにハイジャックされた4機の航空機のうち3機がそれぞれ、…

本が好き! 1級
書評数:927 件
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プロフィール写真変更してみました(2016/11/03)



9.11テロ以後の変容した戦争を描くアンソロジー
2001年9月11日、イスラム過激派の青年たちにハイジャックされた4機の航空機のうち3機がそれぞれ、…




イスラエルに暮らす作家がユーモラスに描き出す日常と戦争の影
中東地域は、争いの絶えない地域であるが、イスラエルは間違いなくその中心にあって、争いの火種となってい…




7万人の命を救うために164人を乗せた旅客機を撃墜した空軍少佐は英雄なのか罪人なのか
多数を救うために少数を犠牲にする行為は正義なのか? ハーバード大学のマイケル・サンデル教授「こ…



ミステリーが苦手になってしまったのか、この作品にシンクロできなかった自分がいる
昔、小説というものを読み始めて、まだ日が浅い頃には読書の中心はミステリーがメインだった。というのも、…




花嫁を強引に誘拐し結婚してしまうというキルギスの驚くべき慣習
結婚というのは、男女が互いに出会い、好きになり、愛を育み、結ばれることであるはずだ。しかし、世界には…



とことんリアル!日本が世界に誇る食品サンプルの世界はここまでスゴイ!
家族でデパートにお買い物に来た日曜日。お昼の時間帯となって向かうは最上階のレストランフロア。和洋中な…




世界ではじめて性転換手術を受けたリリー・エルベと彼女(彼)を支えた妻の物語
※本レビューは、主に映画評になります。書籍の内容とは異なるところがあるかもしれません※ 2…




アフリカでもっとも貧しいといわれる国に住む少年が起こした奇跡
アフリカでももっとも貧しい国のひとつに数えられる国マラウイ。そんな貧国で起きた奇跡をその当人が記した…



コロンビア生まれのノーベル賞作家とキューバ革命の指導者の友情
2015年7月。アメリカとキューバにそれぞれの大使館が開設されたことで、1961年以来続いてきた両国…




スタバやタリーズでは味わえない佇まいと居心地。これぞ《ふつう》の喫茶店
喫茶店、好きですか? ※最近、この入りが気に入っている(笑) 最近では、スターバックスやタリー…




「独裁者」という映画にこめられたチャップリンの想いが、様々な障壁を克服し、感動的なラストシーンへと結実した
兵士たちよ! けだものに身をゆだねてはならない! あなたちを軽蔑し、奴隷にし、生き方を統制し、…




アフガニスタンに生まれフランスで作家となった著者によって描かれる静謐な物語
アフガニスタンは、長く激動の場所として歴史を刻んできた。少なくとも、私がアフガニスタンという国を知っ…




本物の純米酒を作りたい!蔵人の情熱が生み出した《神亀》という名酒の物語
日本酒、好きですか? 私は、つい最近まであまり日本酒を飲んでいなかった。日本酒は、飲み過ぎると…



たかがラーメン、されどラーメン。日本の国民食となったラーメンの歴史を知るための1冊
ラーメン、好きですか? 日本中に、いわゆる「ラーメン専門店」は何軒くらいあるのだろう。都道府県…




不世出の名人と謳われた師匠・清麿が遺した不名誉な駄物を折り捨てる旅をする鬼麿の豪放磊落さが本書の最大の魅力であろう
鬼麿は庭で太刀を振っていた。十二年前の天保十三年(一八四二年)冬、鬼麿が初めて向う槌をとって師匠と…



漱石没後100年。文豪の血をひくマンガコラムニストの著者が読む祖父の小説
今年(2016年)は、夏目漱石没後100年にあたるそうだ。 「吾輩は猫である」、「坊っちゃん」…




今からおよそ100年前に海を渡った女性たちがいた。“写真花嫁”と呼ばれた女性たちの苦難の日々を描く秀作
明治から大正、昭和の初期までの間に、多くの日本人が太平洋を渡って、遠いアメリカへと移住したという。彼…




スクープ合戦を繰り広げる週刊誌編集部に配属された女性記者が数々の修羅場を経験しながら事件記者として成長するお仕事小説
今年(2016年)に入って世間を騒然とさせるスクープを連発している週刊誌がある。 “センテンス…




趣味人の粋な街歩きはディープな世界を読者に見せてくれる
6月末までの1ヶ月、 初夏はやっぱり平凡社?!~2016本が好き!平凡社祭 が開催されるということで…




谷崎が好きで好きで好きでたまらないからこそのマニアックな谷崎論を刮目して読め!
谷崎潤一郎は、昨年(2015年)に没後50年となり著作権保有期間が終了した。今年に入ってから青空文庫…