痛みの文化史
「治る見込みのない慢性的な痛み」は医師を、周囲を苛立たせる。
図書館で借りた本。全12章中、5章を読み始めたところでリタイア。 【説明】 「痛み」は愛のように…
本が好き! 1級
書評数:531 件
得票数:6200 票
あまりこだわりなく、興味を惹かれたらなんでも触れます。
★1 苦手
★2 少し苦手
★3 好き・考えさせられた
★4 お気に入り・強く考えさせられた
★5
「治る見込みのない慢性的な痛み」は医師を、周囲を苛立たせる。
図書館で借りた本。全12章中、5章を読み始めたところでリタイア。 【説明】 「痛み」は愛のように…
ほとんど客の来ない民宿を一人で経営する田村さんとの交流をきっかけとして、徐々に生きる気力を取り戻して行く主人公
【裏表紙粗筋】 仕事も人間関係もうまくいかず、毎日辛くて息が詰りそう。23歳の千鶴は、会社を辞め…
筆者の推測が多く、全面的な信用はできないものの、原爆投下について改めて考え直すきっかけになる本。
序盤は論旨から外れる部分が多いかもしれないということで、作者のまえがきに従い9章から読みました。 …
戦後への希望が詰まった『パンドラの匣』、秀才ゆえの、思春期ゆえの孤独、傲慢、ナルシシズムが詰まった『正義と微笑』が収録。
昭和17年・20年刊の青春小説2作。その割に平易で読みやすい文章です。 【裏表紙粗筋】 風…
駆け出しの女漫才コンビが成長していく過程を描いた、青春小説
【裏表紙粗筋】 男と並んで愛誓うより、女と並んで笑いを取る、それが二人のしあわせなのだ! 駆け出…
著者独特の「千利休」観
【引用粗筋】 女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ千利休は、おのれの美学だけで時の権力者…
無愛想な恵美の、そっけなく発する一言一言が温かい
無愛想な恵美の、そっけなく発する一言一言が温かいです。 【裏表紙粗筋】 わたしは「みんな」を信じ…
結末から逆算されたような強引な展開
いいことは全く書いてないので、この作品を楽しめた方は読まないことをお勧めします。 断っておきま…
武者小路実篤の代表作
なんだかタイトルから想像していたのと違って読みやすかったです。 【裏表紙粗筋】 脚本家の野島…
風貌は異様でも、不思議と魅力のある少女・モモ。彼女が住み着いた街に、「時間泥棒」が現れる
この小説を軽く説明すると、ドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデの代表作です。といっても、これし…
「一世一代の善行」骨髄ドナーの移植手術を控え、殺人事件に巻き込まれた小悪党・八神が必死の逃亡。すべてはドナーを必要とする子供とその母親の笑顔のために!
【裏表紙粗筋】 改心した悪党・八神は、骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。だが移植を目…
容赦なく追い落とす人もいるけれど、親しい人たちと過ごした時間は、記憶がなくなっても消えない
【裏表紙粗筋】 知っているはずの言葉がとっさに出てこない。物忘れ、頭痛、不眠、目眩――告げられ…
重い主題を扱いつつも、物語自体に読者を引き込んでいく
【裏表紙粗筋】 犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負…
ただ単にアマゾンを足掛かりにして現代社会を皮肉っただけ
光と影というよりは、本が出た当時の出版流通の形態を大まかに知れる本です。ただ単にアマゾンを足掛かり…
引き継いでいるのは世界観だけ。SF漫画「プラネテス」のノベライズ。
何度も読み返している大好きなSF漫画、プラネテスの世界観を基に描かれた小説です。 ここでは、そ…
真犯人を捕らえて無罪放免、なんて夢のまた夢。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇
簡単に言うと、首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の物語。 青柳雅春は、元配送ドライバー。二年前…
伊坂幸太郎のデビュー作
【裏表紙粗筋】 コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界…
いじめをする側は、それほど酷いことしてるって意識はないけど、やられるときの苦痛は体験しないと分からない。そんな両サイドの温度差や食い違いを考えて読むと、複雑な気分になる復讐劇
【裏表紙粗筋】 高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われ…
三十八度線を越えて日本に引き揚げるとき、女を求めるロシア兵へ、同乗している若い女性を押し出した。そんな体験も語られる、五木寛之・大塚初重の対談
【説明】 おのれの悪を凝視し、絶望的体験の地底から恐るべき記憶と無類のユーモアを武器に、日本人再…
戦国大名の個人個人を題材にした本は、著者が前置きしているとおり沢山出ていますが、この本は百姓から見た……というよりは、システム上からみた戦国大名と百姓の関係をまとめてあります。
百姓といっても、個人個人では生きていけないのがこの時代、飢饉や騒乱から身を守るべく、たいていの人が…