本が好き!ロゴ

閉じる
ぴょんはま

ぴょんはま さん

本が好き! 1級
書評数:791 件
得票数:12258 票

小学校時代は図書室に入り浸って子供向け全集を読破したり、本の続きが気になってランドセルを背負ったまま読みながら歩く子どもでした。小遣いでポプラ社のルパンを全巻揃えていたので、本屋の店頭で280円が380円になっていたときは大ショックでした。
中高時代は親に貰った昼食代で文庫を買ってしまい、昼食を摂らずに読んでいたことも・・・当時の愛読書はG・K・チェスタトンと「銀の匙」。
大学進学後は生身の人間の方が面白くなり読書量は減りましたが、30すぎてからまたぼちぼち読むようになりました。
出産を機に哲学の古典をソクラテス以前から読んでみたり(途中であえなく挫折)、シェイクスピア全集を読破したりしました(もちろん日本語)。
長距離電車に乗るのに本を持っていないと耐えられない体質でしたが、最近は年をとったのか、パズルでも大丈夫になってしまいました。
息子たちも本を語れる年になってきました。
息子らはアクションが好きなのですが、私は結局のところ、北村薫やら宮部みゆきの方が落ち着きます。

書評 13ページ目(791件中 241~260件目)

サウジアラビアでマッシャアラー!

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

サウジアラビアでマッシャアラー!

「嫁いでみたアラブの国の不思議体験」という副題どおり。 なみへいのイラストがかわいい。 カヴァーの上に3分の2程の丈の帯が重ねてあり、めくるとアッバーヤとスカーフの下の素顔と普段着が出てくる。

1967年埼玉県生まれの日本女性が高校卒業後に留学したアメリカでサウジアラビア人と知り合った。幾多の…

投票(16コメント(0)2019-05-04

「不思議の国のアリス」の誕生―ルイス・キャロルとその生涯 (「知の再発見」双書)

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

「不思議の国のアリス」の誕生―ルイス・キャロルとその生涯 (「知の再発見」双書)

アメリカの研究者がルイス・キャロルとその生涯を描く。 ドジソン(キャロル)の撮影した写真や、本の挿絵などを中心にふんだんに図版が使われており、 1冊で概要を知るには最適。

原題を直訳すると「不思議の国のルイス・キャロル~アリスとその作者の生涯と時代」 1898年に亡…

投票(15コメント(0)2019-04-29

うちの子もいじめられました

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

うちの子もいじめられました

在京テレビ局記者といういじめ被害者の父による匿名の体験記。 極端に非常識な当事者や、特別非常識な対処はなくても、これだけ深く傷ついてしまう子もいるという実例。 いじめ問題を考える端緒に。

筆者は在京テレビ局の記者であり、我が子がいじめにあった体験を広く共有すべく、匿名で本書を書いたとのこ…

投票(13コメント(3)2019-04-09

ミヒャエル・エンデのスナーク狩り―L・キャロルの原詩による変奏

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ミヒャエル・エンデのスナーク狩り―L・キャロルの原詩による変奏

ルイス・キャロルによる、あの訳のわからない不思議な詩が、 今度は戯曲になっちゃった。 それも手掛けるのはあのミヒャエル・エンデ。 キャロルとドジソンのシャム双生児まで登場だ。

スナークっていったい何なのか ルイス・キャロルのあの不思議なナンセンス詩を あのミヒャエル・エン…

投票(15コメント(0)2019-04-02

まるごとインドな男と結婚したら

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

まるごとインドな男と結婚したら

美術、英語のスキルを武器にどこでも適応できる柔軟な著者と、写真や文の才はあってもプライドや思い込みに縛られた夫のパートナーシップ。息子ラフルは1976生。たくましい日本女性の生き方。#彩流社祭

メンタリティにおいて日本とは対極にあるインド亜大陸でこんな自然体で生きられたら、世の中に怖いものはな…

投票(16コメント(0)2019-03-31

発見! 不思議の国のアリス: 鉄とガラスのヴィクトリア時代

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

発見! 不思議の国のアリス: 鉄とガラスのヴィクトリア時代

イギリスはヴィクトリア時代への旅はいかが? ビジュアル重視のオールカラーで、アリス好きイギリス文学好きはもちろん、その文化に関心のある方に楽しい本。 アリスがここまで時代の子だったとはねえ。

ヴィクトリア時代ってどんな時代だったかと聞かれたら、何を説明すればよいでしょう。 本書の最初に置か…

投票(24コメント(5)2019-03-15

THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

THE LAST GIRL ーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語ー

戦争に負けたり、力の弱い少数派なら、故郷を追われたり、誘拐されて奴隷扱いされても仕方ない?女が男に従うのは当たり前? いいえ、自分には関係ないと目をつぶることは、暴力を奮う側を応援することになります。

クルド人の中でも少数派ヤズィディ教徒の村。 ISISの抹殺対象にされ襲撃された。 当時21才の学…

投票(15コメント(2)2019-02-24

お前らの墓につばを吐いてやる

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

お前らの墓につばを吐いてやる

圧倒されるのは70年前の性と暴力の過激な描写にか、 それとも70年経ってなお根強い黒人差別自体にか。 アメリカの黒人作家の作品の翻訳と称して、フランスのジャズ・トランペット吹きが発表した衝撃作。

弟は黒人でありながら白人と恋をしたために殺された。 白い肌の俺は復讐を誓い、田舎町の白人社会で良家…

投票(18コメント(0)2018-12-22

サキ―森の少年 (世界名作ショートストーリー)

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

サキ―森の少年 (世界名作ショートストーリー)

ルビ付きで背伸びして読める。 「話上手」に出てくる若者のように、サキは教訓話をせせら笑い、暴力や仕返しを後押しし、陰で舌を出す。 良い子は読んではいけない。嵌まると本好きになっちゃう。#はじめての海外文学

子ども向けに編集したサキ。 子どもや動物の登場するものが多い。 ルビ付きでかなり背伸びして読むこ…

投票(13コメント(0)2018-12-19
前へ1112131415次へ
13ページ目 791件中 241~260件目