生きてるだけで、愛
鬱の25歳の寧子の物語。自分を真ん中に世の中がぐるぐると回ってるみたいな感じの小説だった。
本谷有希子さん初読み。 鬱の25歳の寧子の物語。自分を真ん中に世の中がぐるぐると回ってるみたい…
本が好き! 1級
書評数:152 件
得票数:1638 票
ブログで10代におすすめの本を紹介しながら、こちらにマイペースにレビューを投稿させていただいています。
児童書やYA文学が多めです。
鬱の25歳の寧子の物語。自分を真ん中に世の中がぐるぐると回ってるみたいな感じの小説だった。
本谷有希子さん初読み。 鬱の25歳の寧子の物語。自分を真ん中に世の中がぐるぐると回ってるみたい…
吐き気がするほどイラっとする。読みながら、何度向伊の頭から水をぶっかけてやったことか。もちろん妄想ワールドの中で。
「生きてるだけで、愛」から、本谷有希子さん2本立て読み。 ちなみに、どちらも三島由紀夫賞候補、…
なぜこれほどに女子大学生に支持されているのか。それは、この本が「ケイタイ時代の恋愛小説」だからではないでしょうか。ある世代から上には読めないだろうこの小説はある意味、モスキート音的存在とも言える!?
黒×赤の装丁。キュートなピンクの帯には『全国の女子大生から「恋がしたい」の声続々!!』との大胆告知。…
そう、これは水素エンジンだとかビジネスだとか、私とはなんの接点もないことを語っている小説のはずなのに、思いがけず男のプライドに心打たれ、涙。
プロローグを読み始めて、失敗だったと思った。 物語のスタートである、ロケット発射の失敗のことではな…
戦後70年、もうあの戦争を自分の言葉で語れる作家さんは当然いないと思っていたけれど、これまで読んだどんな戦争小説とも違う、残された人にそっと寄り添ってくれるような物語でした。
「風の靴」を読んでから、朽木さんは気になる作家さん。言葉の使い方が正しくてきれいだから読みやすい。そ…
人質として囚われて死を覚悟したであろう人々が語ったのは、祈りの物語。それは、私にとっての「本をよむ」という行為にも通じる…
はじめての小川洋子さん。 「ミーナの行進 」や「シズコさん」など、読んでみたい作品リストにずっと入…
シンプルな言葉に合わせたのは、輝かしく美しい刺繍でした。
清川あさみプロフィールによると… 糸や布を使ったアート作品、衣装、空間、映像、イラストレーショなど…
「これにて一件落着」といった爽快感。いったいどこで泥沼にハマっちゃうわけ?と不安にさせて、気がつくとなんかうまいこととんとんと物事が運んでいる感じは、猿蟹合戦というより、わらしべ長者のよう。
「悪人」では、果たして悪なのか?そうではないのか?と、読者を裁判官よろしく、心悩ませる後味の苦さがあ…
台風並みに風が強く冷たい4月の夜、選んだのはこの本でした。
風がつめたい日。天気予報によると、夕方から夜にかけて台風並みの強風、翌日には雪になるという。ずぶ濡れ…
「満たされてる」とか「痛みを抱く」ってことを考えてみたりした。痛みがあるからこそ、生きていると実感できるのかもしれない。
図書館で見かけて、あらすじもわからず読み始めてましたが、すごくいい作品でした。表紙の雰囲気からしっと…
結婚相手までも管理される理想社会なんてクソくらえっ!!などと毒づきながら、果たして<ソサエティ>によると私の相手はどんな人だろうかなんてことを妄想せずにはいられない、やっぱり私も乙女のようです。
ソサエティによって管理された、未来の社会。職業や恋愛、死ぬ年齢すらもコントロールされているソサエティ…
上下巻合わせて1074ページ。合わせて約8cm。1冊でも、ちょっとしたパーティーバックより幅がある…。壁に投げつけたくなる「反エコ本」がなかなか面白かった。
この分厚さ。上下巻合わせて1074ページ。合わせて約8cm。1冊でも、ちょっとしたパーティーバックよ…
可愛いだけの猫写真集よりも、心に迫るものがある、力強く生きている野良猫たちのリアル。猫好きさんなら、はずさず読んでほしい。
表紙のとろんとした目の子猫の頼りなさと可愛らしさに、ひと目で心惹かれました。かわいいネコ写真集は多い…
「自分はいったい何者なのか」かわいいキャラクターと一緒に自分を探す旅にでかけてみてはいかが?
クリーム色の背景にアヒルのイラストがかわいく、表紙のイメージ通り読み進めやすい本です。 生まれ…
おじさんたちも昔は若かった、なんて振り返ってばかりじゃない。オバフォーのお父さんたちが10代に向けた熱いメッセージ。
タイトルにもある希望ヶ丘は、とある海の町にできたちょっと古いニュータウン。ガンで亡くなった妻のふるさ…
小粋なおばあちゃん探偵登場。実写化なら音羽信子ですな。もちょっと細身ならぴったりなんだけど。
朝日新聞 「売れてる本」 で紹介されました、という帯に踊らされないようにと読み始めるが、これがまた面…
被災地を訪れ支援している鎌田さんの「つぶやき」を集めたような写真エッセイ。こんなやさしいおもみのある「つぶやき」ばかりならいいのに。
震災後、ACのCMでも流れていた「国境のない医師団」。この一員として、チェルノブイリやイラクなど海外…
だれもが知っているむかしばなしをモチーフに現代の若者や社会をぴりっと風刺した作風は、つい苦笑してしまう、といった感じ。
怪しげな夢子さんのイラストに「現代版むかしばなし」というサブタイトル、ひと目で惹かれてしまいました。…
宮沢賢治や小川未明の童話が好きな人にとってもおすすめです。ただ純粋に、お話を楽しんでください。
岩手県に住んでいると、宮沢賢治の作品や彼のいろんなエピソードに触れる機会も多く、賢治のついてはそこそ…
加藤ミリヤの世界観に触れると同時に、彼女を支持している多くの若い人たちが彼女に求めているものが掴めたような気がした。
シンガーソングライター・加藤ミリヤが1年かけて執筆した初めての小説。 (BOOKデータより) …