ヨーロッパの住宅広告




著者が集めたヨーロッパの都市の住宅広告を紹介する本。番外編としてアジアその他の都市のものも併せて載せている。
それぞれの国の住宅広告からはお国柄が透けて見えてくる。 間取りよりも方角よりも、どの区にあるのかが…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1828 件
得票数:50051 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw




著者が集めたヨーロッパの都市の住宅広告を紹介する本。番外編としてアジアその他の都市のものも併せて載せている。
それぞれの国の住宅広告からはお国柄が透けて見えてくる。 間取りよりも方角よりも、どの区にあるのかが…

明治から平成までの136年間に、研究者が引き起こした犯罪をデータベース化し、分析したもの。
筆者は元々はバイオ分野の研究者であり、「研究者の事件」を研究する目的は: ・科学技術に関連す…




弱小武家茶道家元のぼんぼん、友衛遊馬(ともえ あすま)。 このまま敷かれたレールを進んでいってよいのか疑問を持ち、家を飛び出してきたものの答えは見つからない。
前作 『雨にもまけず粗茶一服』 の続編。 弱小武家茶道家元のぼんぼん、友衛遊馬(ともえ あすま)。…




東京の弱小茶道家元の若旦那。敷かれたレールを走るような人生は嫌とばかり京都に家出します。
「茶道なんか嫌いなんだ、音楽がやりたいんだ」とは突っ張るものの、肝心の音楽の才能はまったくない。一方…



第二次大戦後、間もない頃、アメリカ・コネチカット州のブレアトン女子学院が舞台の幻想ミステリ。
学院に勤めていた美術教師フォスティーナは、突然、明確な理由も告げられずに解雇を言い渡される。同僚であ…




ヨーロッパのちょっとレトロなマッチ箱ラベルを集めた本。 チョイスといい、レイアウトといい、雑貨好きな女の子テイスト。
数十年前のものが多いようで、昭和に似た、懐かしい雰囲気。チェコスロヴァキアが分かれる前やユーゴスラヴ…




明治から戦後に渡って使用されてきた数多くのしおりをテーマごとに紹介していく楽しい図鑑。 小さなしおりから日本近代史の裏側が透けて見えてくる。
オールカラーで本書に収録されている300を超えるしおりは、編者の1人である羽島知之氏のコレクションが…



アルゼンチンの人気ビストロを舞台とした暗黒小説。 こってりしたアルゼンチン・ノワールの肉の中に、とりどりの素材がブレンドされたフィリングが詰まっている。個人的にはフィリングの方が好きだった。
本書の第1章が数ページだが、これがいわば、試金石である。この部分を読んで受け付けなかったら、読むのを…



アラバマの田舎町で一番の秀才と目され、ハーバードに進んだルーク。彼の人生に常に暗い影を落としてきたのは、田舎を出る直前、家族に起きた重大事件だった。
アラバマの田舎町で一番の秀才と目され、ハーバードに進んだルーク。歴史書の傑作をものするつもりだった彼…




植物が種子を散布する戦略を写真で見ていく本。
解説はわかりやすく平易であり、美しい写真とスタイリッシュな装幀で楽しく眺められる。 ページの入れ方…



9.11で父を失った少年の物語、そして第二次大戦中のドレスデンで心に傷を負った祖父母の物語が交錯し、やがて収束する。
凝ったタイポグラフィや写真を多用し、視覚に訴える手法は、著者が前作でも駆使したものらしい。そうした実…




アメリカの人気クイズ番組「ジョパディ!」にIBMのコンピュータ「ワトソン」が挑む。 コンピュータ対人間のクイズ王。勝者はどちらか。
チェスチャンピオンがIBMのディープブルーに敗退したのは1997年。IBMが次に狙いを定めたのは、全…




全編モノクロ写真である。 声高に主張している本ではない。 養豚業を営むおっちゃんと、おっちゃんが育てているブタの日常を、ただ淡々と追っていく写真集である。
おっちゃんもブタもいい顔してるなぁ おっちゃん、昼からビール飲んでいいなぁ(でも働いた後だからこそ…




チャイナドレスを軸に、近現代中国の服飾・文化・生活を俯瞰していく。 著者は東北芸術工科大学専任専任講師で、専門は服飾人類学/東アジア比較文化論/近・現代中国史である。
読んでいる自分自身はファッションにさほど詳しいわけでもなく(着ているものはいつもいい加減(^^;))…




雪村周継は室町後期から戦国時代の画家・僧侶。常陸国に生まれ、関東を転々としながら絵を描き、八十年余りの生涯を送った。
美術番組で「呂洞賓(りょどうひん)図」を取り上げていて、興味がわいたので借りてみた。自分自身が素人な…




写真家・岩合光昭が撮影した猫の写真に、俳人・石寒太が選句した猫の俳句を付けた、写真句集。
「猫の恋」というのは初春・二月の季語なのだそうだ。盛りが付いて鳴き歩くあの時期ということだろう。 …




作者の自伝的小説。ナルコレプシーのため、いねむりばかりしている「先生」(=色川武大)と、妻を亡くして荒れた生活を送っている「サブロー」(=伊集院静)の交流、そして2人の友情が織りなす再生の物語である。
個人的な話になるが、色川武大を知ったのは受験生の頃。同級生の友人に教えてもらった。ギャンブルについて…





北斎が生涯に渡って描いた絵を追っていく「決定版」。
一読(一眺?)して雑多な印象を受けるのだが、それはつまり、北斎が多様な絵を描いたということなのだろう…





季節の茶席にぴったりの和菓子が探せる本。帯の「和菓子の見本帖」「和菓子カタログ」がよく内容を表している。
京都や東京のお店ばかりでなく、東北から九州までのお店の和菓子が紹介されている。各菓子半ページの欄に、…



作家である妻が作家である夫を看取る。
舌癌治療中に膵臓癌も発見され、闘病の果てに自宅療養中に自死に近い死を遂げる、というと壮絶な闘病・看病…