けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然




少しだけ昔にあった暮らし 少しだけ踏み込んだ自然に今もいる生きものたち それらを見つめる猟師の目
わな猟・網猟の免許を持ち、京都郊外に住む「若き」猟師のエッセイ。 『ぼくは猟師になった』 に続く2冊…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1828 件
得票数:50051 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw




少しだけ昔にあった暮らし 少しだけ踏み込んだ自然に今もいる生きものたち それらを見つめる猟師の目
わな猟・網猟の免許を持ち、京都郊外に住む「若き」猟師のエッセイ。 『ぼくは猟師になった』 に続く2冊…




シャーロットが紡ぐ、友情と生命をつなぐ糸。
有名でありながら大人になるまで読んだことがなかった本。 子どものブッククラブで送られてきて、夜な夜…





現代社会に必須の教養、三大宗教の基礎を押さえる
社会のグローバル化に伴い、さまざまな文化とふれあう機会も増えつつある現代。人もものも流動化し、もはや…



鏡よ鏡、鏡さん。左と右が反対に見えるのはなぁぜ?
誰しも一度は疑問に思ったことがあるのではないだろうか? 鏡を見ると右と左は反対に見えるのに、上と下…




何はともあれ楽しい我が家
軽さ・気楽さを楽しむにはもってこいの本。クスリと笑うひとときが必要な時にはちょうどよい。 どこ…



作者が若冲の絵の中に見ているもの
伊藤若冲は江戸中期、京都で活躍した異色の絵師である。細密な描写、過剰なほどに溢れる色彩の絹絵、飄々と…

終わらないけれども変わらないわけではない
いちえふ=福島第一原子力発電所で働く作業員・漫画家の原発労働記である。 竜田一人はペンネーム。漫画…

それは、コスモスとカオスの謎に挑んだ生涯だったのか・・・?
異才、アラン・チューリング評伝の下巻である( 上巻はこちら )。 コンピュータ科学や人工知能の…



ミステリというより家族の物語。
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞(エドガー賞)受賞作。ふるさとの川のほとりの家。自分のすべてを形…





もうすぐ冬。冬はやっぱり白い生きものが似合います。
表紙はオコジョ。ふわふわとあったかそう! 白い生きものというと、何だか冬を思い出しますが、もち…





もしもしそこのあなた、ペンギンが鳥だって知っていますか・・・?
かわいくて剽軽にも見える姿から何だか忘れがちだけど、そう、ペンギンは鳥です。鳥だから、飛ぶのです。 …





オオカミをはじめ、多くのイヌ科動物と暮らした著者が、イヌ科の王の「真」の姿に迫る
オオカミ。時に獰猛と恐れられ、時に郷愁と憧憬を呼ぶ、肉食獣。ライオンや虎がネコ科の王とするならば、オ…



「プログラム細胞死」の研究者による「死」の解釈
前半は、細胞の「自殺」と言ってもよい、プログラム細胞死=アポトーシスを語る。 ・「事故死」に当たる…

「ポツダム宣言を受諾する」とはどういうことだったのかを考える手引きとして
戦後70年の節目、それにちなむ出版物や映画・ドラマの制作・放送なども多かった夏だった。いくつか見聞き…

「望ましい老後」「豊かな老後」ってどんなものだろうか・・・?
介護民俗学。あまり聞き慣れない言葉である。 この本には前段がある。同著者による 『驚きの介護民俗学…

誰のための奉仕、何のための奉仕か。その代償は何か。
イラクに派兵され、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やTBI(外傷性脳損傷)を負った兵士・元兵士たち…

山形・置賜地方出身110人の徴兵体験
聞き手である著者は昭和10年生まれ。プロの物書きではなかったが、退職後、タウン誌に写真日記の連載を持…

ノーベル賞目前。さて、今年、受賞するのはどのテーマ?
まずはノーベル賞特集。早いものでもうそんな季節。 今年の発表は、生理学・医学賞が10月5日、物理学…




「数字」から見えてくる、江戸の商い事情
著者は日本史を専門とする研究者。現在、東京工業大学社会理工学研究科教授、という肩書きがまず目に留まる…



佐野洋子への、100万回生きたとらねこへの、オマージュ
「100万回生きたねこ」は、もしかしたら日本で一番有名なとらねこかもしれない。 何しろ100万回生…