ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来




その名を、守れるか?
元パテント・トロールの凄腕弁理士、大鳳未来(おおとり・みらい)が主人公。 『特許やぶりの女王』 に続…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1825 件
得票数:49971 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。現在、中雛、多分♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw




その名を、守れるか?
元パテント・トロールの凄腕弁理士、大鳳未来(おおとり・みらい)が主人公。 『特許やぶりの女王』 に続…

文学として、能を読む
ラッパー、タレント、小説家、作詞家、俳優などとしてマルチに活躍する、いとうせいこうと、村上春樹や、芥…

終わらない侵攻、終わらない悪夢
2023年10月7日、ハマスの奇襲攻撃をきっかけに、イスラエルがガザ地区に大規模な侵攻を開始する。そ…

彼はなぜ金閣に火をつけたのか
いわゆる「金閣寺放火事件」は1950年7月2日に起きた。鹿苑寺金閣の国宝・舎利殿に火が放たれ、全焼し…

蜘蛛好きの日本中世史研究家が紐解く、蜘蛛のイメージあれこれ
「蜘蛛」といわれたら何を思うだろうか。 現代において、苦手とする人の方が多そうである。家の中で蜘蛛…



2つの裁判員裁判が絡み合う。裁き裁かれ、真相はどこにある?
第28回ミステリー文学大賞新人賞受賞作(この賞は、光文社の関連団体である光文文化財団が主催している。…




知財×ラノベ、完結編
『それってパクリじゃないですか?』 『それってパクリじゃないですか?2』 『それってパクリじゃ…

能楽師による「能のポートレート」
著者は下掛宝生流(しもがかりほうしょうりゅう)の能楽師。 能楽師を軸足に、さまざまなジャンルの人と…

A「そうじゃ、わしが〇〇じゃ」B「ごめん遊ばせ、よろしくってよ」 AとB、どっちが博士でどっちがお嬢様?
「そうよ、あたしが知ってるわ」 「そうじゃ、わしが知っておる」 「そや、わてが知っとるでぇ」 …




舞台芸術としての能を、文字に置き換えた能物語
白洲正子による能の有名演目の物語化。 まえがきによれば白洲が心がけたのは、 間をたいせつにする …



終末世界的SF+ミステリ
イギリス各紙が絶賛したという「特殊設定」ミステリ。 突如発生した謎の霧により、世界は滅亡。ギリ…



ホラー+探偵小説。でも金田一耕助は添え物的。
横溝正史の金田一耕助シリーズ、長編4作目にあたる。 いわゆる「岡山もの」の1つで、因習に囚われた村…

三島由紀夫版、能楽換骨奪胎
三島由紀夫は数多くの戯曲も残しているが、本作品集は、能楽に取材したもの。 古典的な能の演目をただス…




健やかにのびゆく少年と、それを見守る大人と
タイトルは知ってはいたが、未読だった。同タイトルのジブリ映画を見て、そういえば読んでいなかったと思っ…

能「道成寺」の主役は鐘?
道成寺と言えば安珍清姫。 美貌の僧、安珍は熊野詣の際に、地元の豪族の家に宿をとります。その家の娘、…

極楽浄土に行くか、現世に甦るか
現在の日本で、人の死後、死体はどうなるかというと、火葬が大多数である。2020年代には99.9%が火…

汲めども尽きぬ養老の滝
「養老の滝」と言えば、昔話にもありますね。親孝行な息子がいます。けれども貧しいために、父親が好きな酒…




庭には二羽ニワトリがいる
ニワトリは、家畜の中では一番飼いやすいといってもよいのだそうである。その実用的な初心者向け飼育手引書…

意外と深い、鵜飼の歴史
先日読んだ 『対訳でたのしむ 鵜飼』 の派生読書。 鵜飼というのは何だか不思議な漁法である。 …

「おくのほそ道」にも詠まれた柳
殺生石( 『対訳でたのしむ 殺生石』 )から車で30分ほど、かつて奥州街道の宿駅として栄えた那須町芦…