軽井沢マジック



イケメンなのにマニアックすぎる故に女性には変人扱いされる名探偵・水乃サトル。ひそかに思いをよせる由加理はいつも振り回されてばかりで・・・。
本作は水乃サトルシリーズの第1作です。 水乃サトル──28歳、独身。身長185cmの長身。…

本が好き! 1級
書評数:124 件
得票数:439 票
ミステリーが大好きです。
特に名探偵が活躍する本格物が好き。ホラー、ハードボイルドは苦手です。
ミステリー処【love knot】というブログを運営しています。
推理小説の書評(たまに映画やドラマレビューも)を行っていますので、興味のある方は、ぜひ遊びに来てください(^^)



イケメンなのにマニアックすぎる故に女性には変人扱いされる名探偵・水乃サトル。ひそかに思いをよせる由加理はいつも振り回されてばかりで・・・。
本作は水乃サトルシリーズの第1作です。 水乃サトル──28歳、独身。身長185cmの長身。…



おいしそうなタイトルとかわいらしい表紙に似合わず、ビターテイストなお話。ついに『小市民』コンビ解消か!?
小市民シリーズ第2弾。 相変わらず、おいしそうなタイトルとかわいらしい表紙に似合わず、ビターテ…



ビアバー・香菜里屋シリーズの第2作で、5編からなる連作短編集。読後の後味は苦いけれど、作中に出てくる料理とお酒は絶品です。
ビアバー・香菜里屋シリーズの第2作。 本作は5編からなる連作短編集です。 前作に登場した常連客た…




途中まではチャットを通して、管理人が謎を解く安楽椅子探偵スタイル。しかし、オフ会でメンバーが顔を合わせた途端、怒涛の展開に!構成とアイデアが秀逸。
本作は、黒田研二氏のデビュー第二作目の作品です。 この作品はちょっと構成が凝っています。 …



本編と同名作中作の内容が呼応しているという凝った作りの作品。幻の物語に対する憧憬と畏怖を感じさせます。
本作は、4章からなる作品で、オムニバス形式になっています。 そして、作品全体のテーマが幻の本『…



伊集院大介を知るならこの一冊!なごみ系名探偵・伊集院大介のプライベートに焦点を当てた6編からなる作品集です。
伊集院大介シリーズ第5作。 この作品は、シリーズとしては第2短編集となり、6編の短編が収められ…



死者がこの世に遺した想いを読み取るという特殊能力を持った『月読』。 幻想的な世界観の中でもミステリとしての軸はぶれずに纏められています。
『月読』は、『つくよみ』と読みます。 月の神を表す言葉だそうですが、ここではある特殊能力を持つ…





本作に出会って初めて、人が死なないミステリがあることを知り、目からウロコでした。 北村先生のふんわりと柔らかい文章がお気に入りです。
円紫さんと私シリーズ第一作。 主人公の女子大生《私》の日常に起こった不思議なできごとを落語家の…




娘の身体の中に妻の人格が宿ってしまった夫婦の葛藤が描かれています。 夫は妻に対し、父親として接するべきか? 妻は娘の人生を歩むべきか? 色々と考えさせる作品です。
直子は娘の藻奈美とともにスキーバスに乗り、崖から転落する事故に遭ってしまいます。 自分の身を挺…



一見するとライトなハードボイルド小説。 しかし、終盤に次から次へと明かされる真実に驚くことうけあい。 失った「片眼」は劣等感か?自尊心か? 登場人物たちが強くたくましく生きていく姿に勇気付けられます。
道尾作品を読むのは本作が初めてでしたので、それまではホラー色の強い作風というイメージを持っていまし…



謎解きだけを専門に扱う探偵事務所に持ち込まれた六つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決! 最後にアッと驚く事実が待ち受けているあたりはいかにも乾作品らしい。
本作は、架空の地方都市・倉津市が舞台で、地元の資産家の三男坊・古谷謙三が所長を、そして古谷の高校時…



垂里冴子は当年とって33歳。 本人にこれといった落ち度がないにもかかわらず、どういうわけか縁談がまとまらない。 冴子さんの良縁のため、シリーズが早く終わりますように・・・。
本作は、垂里冴子シリーズの第1作で、4章からなる短編集です。 「垂里冴子」とは、随分ベタなネー…



登場人物たちが小説の世界を離れて、 推理小説の不可解さをこき下ろす 掟破りの推理小説です。 推理小説を読み込んでいる方におススメ。
はっきり言ってこれは普通の推理小説ではありません。 一応、名探偵・天下一大五郎(随分時代掛かっ…



エドガー・アラン・ポーの短編集。 『黒猫』、『モルグ街の殺人』の他、6編が収められています。 『モルグ街の殺人』は、世界最初の探偵、C・オーギュスト・デュパンが初登場する作品です。
エドガー・アラン・ポーの短編集。 本書は光文社古典新訳文庫から出たもので、【黒猫】、【モルグ街…




現実の社会問題に切り込み、一石を投じた作品。 出版後に決定が覆ったそうで、社会貢献した意義ある作品です。
タイトルにある『藍色回廊』というのは、阿波歴史文化回廊構想のうちの一つで、藍の特産地の吉野川中流域…




脱サラをして憧れの私立探偵になった中年男・仁木順平と、押しかけ助手の謎の美少女・市村安梨沙が様々な依頼内容を元に謎を解いていきます。 全編を通してアリスモチーフが散りばめられ、ファンにはうれしい一冊。
本作は、脱サラをして憧れの私立探偵になった中年男・仁木順平と、押しかけ助手の謎の美少女・市村安梨沙…



不良少年・竜二が、古典落語の魅力にハマりつつも、あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながら噺家として成長していく物語。 ギャグ要素もそこそこあるので、落語に詳しくなくても楽しめます。
本作は、笑酔亭梅寿謎解噺シリーズの第1作です。 本作は7編からなる連作短編集で、各編のタイトル…




第1回江戸川乱歩賞受賞作。 「日本のクリスティ」と呼ばれた仁木悦子が描く、軽やかだけど本格のミステリです。
本作は、仁木兄妹の事件簿シリーズ第2弾としてポプラ文庫ピュアフルから刊行されました。 第1弾の【私…



紺屋長一郎が社会的リハビリを兼ねて始めた犬捜し専門の調査事務所。 しかし、舞い込んだ依頼は失踪人捜しと古文書の解読。 ネット社会の闇が描かれ、改めて怖さを思い知らされました。
この物語の主人公・紺屋長一郎は、東京で銀行員として働いていたが、アトピー性皮膚炎を患い退職、 犬捜…



保身と正義との間で迷い続ける主人公、健吾。 守るのは医師としての将来か?それとも人の道か? 現代日本の医療について問題提起をした意義のある作品です。
著者の河原れんさんのことは、私は存じ上げなかったのですが、 奥付の著者紹介を見ると、今年で31歳…