難民探偵 (100周年書き下ろし)


「また変な言葉を勝手に作りやがって。お前みたいな奴が日本語を駄目にするんだよ」「俺程度に駄目にされるようなら、日本語もその程度の言語だったということですよ」というような会話劇をもっと見たかった。
西尾維新、完全新作・書き下ろしということで衝動買いした一冊。確かに帯にあるように、新・推理小説といえ…
本が好き! 1級
書評数:92 件
得票数:590 票
なんぞ?SE


「また変な言葉を勝手に作りやがって。お前みたいな奴が日本語を駄目にするんだよ」「俺程度に駄目にされるようなら、日本語もその程度の言語だったということですよ」というような会話劇をもっと見たかった。
西尾維新、完全新作・書き下ろしということで衝動買いした一冊。確かに帯にあるように、新・推理小説といえ…





300ページ超の新書。でも読みやすい。出版業界の現状・課題・これからについて、色々なトピックに触れながらもよくまとまっている。ジャケットデザインも面白い。
・端末 ・プラットフォーム ・セルフパブリッシング ・コンテキスト(の中での読書体験) とい…


ネタ切れ?アイディアの枯渇?やはり14冊もシリーズを続けて初期の勢いを維持できるわけもなく…。この著者のツイートは好きだけどw
去年10月からの積ん読を消化。読書メーターとかの感想を見るとそこそこ評価高いんだけど、俺としてはこの…




これは戦争についての本である。ガラパゴス化極まるマスメディアが作り上げた日本の奇形がよくわかった。情報メディア時代の新しい戦争におけるほんの一点を切り取って紹介した本なので、読むなら今しかない。
Wikipediaによると、ウィキリークスとは"匿名により政府、企業、宗教などに関する機密情報を公開…





これを読んで歴史観が変わった。「日本の歴史」に対する見方が変わったか否かはともかく「歴史」を学ぶ意味を明確に理解するとともに、今までの自分の無知に驚くばかり。国家とは歴史なんだなぁ。
成人式を何年も前に終えた身だが、今になって世の中のことに興味を持ち始めた。世の中のことを考えるにあた…





ピアノとヴァイオリンとギターとベース。ベートーベンとThe Beatles。クラシックとロック、音楽全般に対する知識と愛。これらを上手く料理してる作品。
ネット上で地味に評判高かったので手を出してみた。まず、本編が全4冊で完結してることを大いに評価したい…





よく耳にするメディア論とは違う角度から語っているので、面白かった。後半のコミュニケーション論については感動的ですらあった。
序盤は、学術的な論拠に基づいた語り方をほとんどしていない(著者の頭の中にはあるのかもしれないが、紙面…





我々のすぐ隣にいる人々の「義」や「志」の取材記録10編。今という時代に疲れた大人に、それを敏感に感じ取ってしまっている子供に、こういう日本人が沢山いるということを知って欲しい。
少し前から勝谷氏のメルマガを購読していて、著書も気にはなっていた。本屋で何気なく手にとり5ページ目ま…





日本のエライ人たちが語る言葉にどれだけの欺瞞があるか。ここで挙げられている事例ですら氷山の一角だと想像すると、まさにタイトルの通り。重要なのは、読後に何を考え何を為すべきかということ。
刮目せよ。一貫して読者に向けられているのは、そういうメッセージなのだろう。曇りなき眼で見定め、決めよ…





本編最終巻。人と人ならざる者の間の恋を、丁寧に書き上げた納得感。経済ファンタジーという斬新な軸に、プロット・文章表現・キャラクタの妙が相まって非常に良質なラノベだった。
遠くに故郷を想いながらも、田舎の麦畑で約束に縛られていた、狼であり神であるホロ。自分の店を持つことを…



小学生の日常の中での冒険譚。子供時代の、少しの非日常にワクワクする感覚が懐かしい。児童文学なのでサラっと読める。小学校中学年くらいが対象年齢だろうか。
母に渡され感想を求められた。大人が子供向けの絵本や児童文学を評価するのは、なかなか難しい。今の自分に…



ファシリテーションとは何かという説明から、具体的なノウハウまでの入門書。実践しないと分からない部分も多いが、入門書としては良書。
就活でとある企業のグループディスカッションに参加した際に、人事社員からファシリテーションという言葉を…