知の逆転




そうそうたる知の巨匠たちから価値ある意見を引き出すインタビュアー、吉成真由美氏の力量に感服する。
豪華である。よくもまあこれだけそうそうたる大御所たちへのインタビューを取りそろえられたものだ。知の巨…

本が好き! 1級
書評数:117 件
得票数:569 票
ノンフィクションであれ、フィクションであれ、心や頭が愉快になる本が好きだ。




そうそうたる知の巨匠たちから価値ある意見を引き出すインタビュアー、吉成真由美氏の力量に感服する。
豪華である。よくもまあこれだけそうそうたる大御所たちへのインタビューを取りそろえられたものだ。知の巨…





「読書は道楽」って思う方にはもってこいの読書ガイドです。
HONZやブログで精力的に活動されている面白本キュレーター成毛眞氏厳選の「面白い本」100選。氏が太…




夢をあきらめないのは幸せなのか?あらためて考えてみませんか。
ちまたには「夢を持て」「あきらめなければ夢はかなう」といった檄があふれている。この言葉、もっともだと…




『暮しの手帖』編集長の松浦氏が語る、日々を新しく、日々を味わうための56のヒント。語り口はやさしい、でも目の奥はこわい。
元来のずぼら、ぐうたら、ものぐさである。そこにさらに気分のむらが加わって、それらに拍車がかってしまっ…




宇宙を知るって大事だと思うんだ。
「天文宇宙検定」とはなんとも心くすぐる名称である。 太古の昔から人類は天体を眺め、それを拠り所にし…





これほど胸をしめつけられたミステリがあっただろうか。
ミステリを読んで、これほど胸がしめつけられたことがあっただろうか。こみあげてくる切なさ。 ミステリ…





『舟を編む』の魅力は尊敬に溢れていること
表紙を開いてから読み終えるまで一度も中断しなかった。得も言われぬすがすがしさ。これほどの清涼感が味…




歯ぎしりして、喝采して、涙して。これぞ娯楽小説の醍醐味。直木賞受賞第一作となる『ルーズヴェルト・ゲーム』は、企業小説と野球小説とが絶妙に絡みあった、ことごとく期待をかなえてくれる面白本。
愉快痛快。葛藤し、喜び、涙する。これぞ娯楽小説の醍醐味。直木賞受賞第一作となる『ルーズヴェルト・ゲ…



光と影、あるいは陽と陰、本作品にはそれらが鮮やかなコントラストをもって巧みに織り込まれている。
光と影、あるいは陽と陰、あるいは優しさと切なさ、それらが鮮やかにコントラストを放ち融け合う。『緋色…




本書の肝は「29 お客様から寄ってくる仕組みを作る」。物を売るには、お客様をため込み捕まえるのではなく、入ってくる流れを作る。価値あるところ、価値ある情報を提供し続けるところにその流れはできる。
営業を生業にしているわけではない僕ですけど、『トップ営業マンになる!身近なツール65の活用術/菊原…




パンの種類や切り方、マヨネーズの作り方までの基本解説に続いて、シンプル系、ガッツリ系、おやつ系などたっぷり90ものレシピ。ホットドッグ、ハンバーガー、サイドメニューもありますよ。
「男の料理」という表現があります。素材にこだわり、手間ひまかけて作るってやつです。「ワイルド」「ダ…




酒呑みにはもってこいの一冊。パッと見ビジネス手帳のサイズと装丁の中に、全国各地の蔵元196軒、784種類もの地酒が。いつも鞄に忍ばせておこう。出張に出かける鞄の中に『日本酒手帳』があると楽しいもんね。
出張先、仕事を終えて居酒屋に飛び込んだとするじゃないですか。まずは枝豆でビールをグビグビやったと。…



12歳の少女の成長を描いたプチ・タイムトラベル・ファンタジー。特に僕の印象に残ったのは、自分の気持ちを伝えることの大切さかな。
実のところ、僕はこっそりと児童文学に興味があります。なので、2010年のニューベリー賞を受賞した『…





阪神淡路大震災の混乱期、その冷静で克明な記録は貴重で示唆に富んでいる。「有効なことをなしえたものは、すべて、自分でその時点で最良と思う行動を自己の責任において行ったものであった。」との一文が心に残る。
大きな揺れが収まってしばらくすると、今回の地震がとてつもない規模であるという情報が入り始めた。恐ろ…

自信、自慢、自尊、そしてカムフラージュの自虐に満ちている。無視してもよいのだが、ひと言書かずにはいられなくなったので書く。侮辱にもほどがあると。
僕はもちろん占いなんて一切信じないのだが、占いが好きな人の気持ちには興味があって、なにか面白い話が…





長谷部のすごいところを一言でいうなら、自分を客観的に観察していることだ。自分自身のことを冷静に見つめ、考え、それを言葉に起こす。「56の習慣」それ自体よりも、彼のその能力こそ真似したい。
ページをめくると、キリッと締まったサムライブルーの文字や写真が目に飛び込んできた。『心を整える。 …




本書のポイントは「セカンドチャンスの必要性」と「コミュニケーション能力の必要性」の二つ。どっちが鶏か卵かは定かではないが、この2点があれば今の日本の閉塞感を払拭できそうな予感がする。
日本人がリスクを避ける傾向は世界一、他の先進校の人たちと比べてずば抜けて高い。この「リスク回避傾向…




緻密で冷酷なウォッチメイカーの追跡とその傍らで明るみに出た警官汚職事件とが絡み合っての二重三重のどんでん返し。ディテールも充実していて、いかにもディーヴァーらしい作品。
おとそ気分での読書はひたすら面白いエンタテイメントに限る。そこで、この正月休みに選んだのは『ウォッ…




面積や体積を求めようとして、反射的に積分しちゃうような方にはいいかも。鼎談メンバーに安野光雅さんが加わっていることでグッと面白くなっています。
「美」「幾何」「安野光雅」と、心くすぐられる3つの単語が目に留まったのが読んでみたくなった理由。な…





「Profit」「Passion」「Purpose」、3つのPで自分の人生を語れるなんて、なんてかっこいいんだ!読んだら「ワオ!」と叫ばずにはいられない。
夢中で読んじゃった。無茶苦茶面白い。エンカレジされると言うべきか。 顧客からの抜群の信頼度…