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有坂汀

有坂汀 さん

本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票

有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。

書評 5ページ目(751件中 81~100件目)

ハメルンの笛吹き女

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ハメルンの笛吹き女

本書は「しまん子先生」の愛称でおなじみの作家・岩井志麻子先生が「東スポ」紙上で大人気の異色連載されていたものを文庫化したものです。志麻子ワールド炸裂の爆笑お色気エッセイに腹をよじりつつ頁を捲りました。

「面白くてエロいオバハン」として、作家のみならず、『5時に夢中!』にてコメンテータを務めるなどのテレ…

投票(28コメント(0)2015-10-15

「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ

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「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ

「ナナメの関係」をスローガンに教育現場に一石を投じた二人の女性を通して描く10年の軌跡を追ったノンフィクションです。本書を知るきっかけになったのは哲学者、國分功一郎先生の人生相談でした。

『認定NPO法人カタリバ』 僕がこの団体の存在を知ったのは尊敬してやまない哲学者、國分功一郎先…

投票(23コメント(0)2015-10-08

境界の民 難民、遺民、抵抗者。 国と国の境界線に立つ人々

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境界の民  難民、遺民、抵抗者。 国と国の境界線に立つ人々

アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情に通暁するノンフィクション作家、安田峰俊氏のルポルタージュです。「無国籍者」となった女子大生。「夜の住人」となった軍閥高官の孫など、個性ある人物が登場します。

本書は中国を中心に活躍されているノンフィクション作家、安田峰俊氏のルポルタージュです。「無国籍者」と…

投票(31コメント(0)2015-09-28

ありのままの私

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ありのままの私

本書はフジテレビ系の『アウト×デラックス』に出演後、「女性装の東大教授」として注目を集める安冨歩先生が女性装をするに至るまでの「来し方」から経験したり感じたことをまとめた、安冨先生の「レリゴー」です。

本書は、「女性装の東大教授」として注目を集める安冨歩先生が、自らの魂が女性であることに気づき、女性装…

投票(24コメント(0)2015-09-26

タナトスの子供たち―過剰適応の生態学

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タナトスの子供たち―過剰適応の生態学

本書は栗本薫名義で大ヒットを記録した『グイン・サーガ』シリーズの著者が上梓したく「やおい」論です。中島氏自身もやおい作家であると同時に評論家でありますので、彼/彼女たちの持つ「内在論理」が的確でした。

かなり前の記憶なので相当曖昧になっておりますが、僕が本書を手にとって読んでいたのは確か高校時代のこと…

投票(24コメント(0)2015-09-06

象の墓場―王国記〈7〉

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象の墓場―王国記〈7〉

芥川賞作家花村萬月先生の『王国記』第7弾です。八ヶ岳に拠点を移した宗教法人「悠久寮」は神の「王国」へと動き始め、自らの運命を悟る朧に対し赤羽、百合香、教子、ジャンが「居場所」を求め蠢く姿が描かれます。

本書は芥川賞作家花村萬月先生の『王国記』第7弾です。初めて読んだのが札幌の大学時代の話だったので、今…

投票(17コメント(0)2015-09-03

午後の磔刑―王国記〈6〉

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午後の磔刑―王国記〈6〉

芥川賞作家、花村萬月先生による『王国記』シリーズの第6弾です。教子。ジャン。施設内の農場を切り盛りする宇川。そして朧の息子である太郎…。ここから朧の存在が徐々に色褪せ、脇役がメインに躍り出てきます。

芥川賞作家、花村萬月先生による『王国記』シリーズの第6弾です。ここでは主人公として数々の乱暴狼藉を繰…

投票(13コメント(0)2015-09-01

崩れゆく世界 生き延びる知恵

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崩れゆく世界 生き延びる知恵

本書は“インテリジェンスの達人”佐藤優と“政治・経済の予言者”副島隆彦の両氏による対談本の第3弾です。「世界で起きていることは、日本でも必ず起きる!」とし、縦横無尽に国際情勢を語ります。

本書は“インテリジェンスの達人”佐藤優と“政治・経済の予言者”副島隆彦の両氏による対談本の第3弾です…

投票(19コメント(0)2015-08-23

奥浩平 青春の墓標 (レッド・アーカイヴズ01)

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奥浩平 青春の墓標 (レッド・アーカイヴズ01)

21歳と6カ月の若さで自ら命をたった青年。奥浩平。本書は手記『青春の墓標』の復刻版です。思想やイデオロギー的には僕と立場を異にするものですが、短い人生を全速力で駆け抜けた姿が記録されております。

本書の存在はかねてから小耳に挟んだことはあったのですが、ずっと長年放置しておりました。時は流れて本書…

投票(20コメント(0)2015-08-20

青い翅の夜―王国記〈5〉

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青い翅の夜―王国記〈5〉

芥川賞作家、花村萬月先生の代表作の一つである『王国記』。その第五弾です。ここでは主人公の朧は、創ろうとしていた王国の「王」が自分ではないことを悟るという衝撃の「転換点」が示された回となっております。

芥川賞作家、花村萬月先生の代表作の一つである『王国記』。その第五弾です。思えば、僕がこのシリーズを読…

投票(17コメント(0)2015-08-19

貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記

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貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記

「書く」ことと「生きる」ことが直結し、常に捨て身の姿勢で文章を書き続ける芥川賞作家、柳美里。本書は『創』の連載を「お金」「貧乏」にまつわる話を中心にまとめ、新たに加筆した作品であり、壮絶な軌跡です。

作家、劇作家の柳美里さんが、雑誌『創』にて連載していた文章のうち、「お金」「貧乏」にまつわる話を中心…

投票(24コメント(0)2015-08-13

戦場観光 シリアで最も有名な日本人

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戦場観光 シリアで最も有名な日本人

トラックの運転手を生業とし、その合間に「趣味」として海外の戦場を旅する藤本氏の手記です。ソーシャルメディアを駆使して現地の様子を発信し続け、「世界のフジモト」と報じられる場面は本当に痛快です。

本書は書き下ろしで刊行された藤本敏文氏の手記です。経歴によると藤本氏は、日本ではトラックの運転手を生…

投票(28コメント(2)2015-07-17
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