外道クライマー





「沢ヤ」こと沢登りをメインに登山をするクライマー、宮城公博氏。宮城氏の存在を知ったのがTBS系列の『クレイジージャーニー』でしたが、本書で宮城氏が僕と同い年であると知って、さらに衝撃を受けました…。
本書の著者は自身の事を「沢ヤ」と称する沢登りをメインに登山をするクライマー、宮城公博氏でありまして、…
本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。





「沢ヤ」こと沢登りをメインに登山をするクライマー、宮城公博氏。宮城氏の存在を知ったのがTBS系列の『クレイジージャーニー』でしたが、本書で宮城氏が僕と同い年であると知って、さらに衝撃を受けました…。
本書の著者は自身の事を「沢ヤ」と称する沢登りをメインに登山をするクライマー、宮城公博氏でありまして、…





漫画家、西原理恵子画伯がスナックのママとなって「女のザンゲ室」を展開する人気シリーズの第3弾です。嫁姑問題、家計の算段、身内の介護に離婚…。一筋縄ではいかない問題を「アンチ正論」で突破していきます。
漫画家、西原理恵子画伯がスナックのママとなって「女のザンゲ室」を展開する人気シリーズの第3弾です。り…




評論家で批評誌『PLANETS』の編集長。宇野常寛氏とニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏による対談本です。僕の年代は2人と本書の読者対象である年代の丁度「中間」であると思いながら読んでおりました。
別なところに書いているのでここでは書きませんが、僕は著者である宇野常寛、吉田尚記両氏の年齢と、本書の…




2015年(平成27年)4月16日に大動脈瘤破裂のため69歳で逝去された作家、白川道先生によるハードボイルド小説の第二作です。白川先生の作品中一番最後の方で読み終えました。男たちの生き様が素晴らしい。
この作品は2015年(平成27年)4月16日に大動脈瘤破裂のため69歳で逝去された作家、白川道先生に…




この本は僕が大学を「自主卒業」してなし崩しに社会人になってから読んでいた本の一つです。読んでいるときは「よし、俺もなんか出来んじゃねーか!!」という根拠もない自信を持っておりました…。
この本は僕が大学を「自主卒業」してなし崩しに社会人になってから読んでいた本の一つです。ここに掲載され…





漫画家、西原理恵子画伯がその波瀾万丈の半生のなかで文字通り「体を張って」獲得した身も蓋もない「名言」の数々をインパクトある手書きの筆文字で書き、それに解説を加えてまとめたものが本書です。
漫画家、西原理恵子画伯。僕が西原画伯のことを知ったのは2004年6月13日に放送された『情熱大陸』(…





本書はフィリピンはマニラを拠点に在住、取材執筆し、『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 (集英社文庫)』によって開高健ノンフィクション賞を受賞した筆者による「日本を脱出した」人々のルポ。
本書はフィリピンはマニラを拠点に在住、取材執筆活動を行い、著書『日本を捨てた男たち フィリピンに生き…




現代の無頼派作家、西村賢太先生がときに淡々と、そしてときにはネチネチと綴る「日乗」シリーズの第4弾です。ここには2014年7月~2015年6月の日々が収録されており、淡々とした内容が癖になります。
西村賢太先生の一連の著作は僕が読んでいるここ最近の芥川賞作家の書いた本でありまして、本書はその西村先…





21世紀のベルリンに「あの男」が帰ってきた―。甦ったアドルフ・ヒトラーはテレビで芸人として演説をぶち、大衆紙からのバッシングに遭うも、その人気は増すばかりで、極右政党本部へ突撃取材を敢行し、ついには。
本書はドイツで刊行されるや否や大反響を巻き起こし、本国で250万部を売り上げ、さらにはまさかの映画化…





21世紀のベルリンに、あの男が帰ってきた―。本書は現代に突如として甦った「総統」こと、アドルフ・ヒトラーがなんと、「お笑い芸人」として大ブレイクを果たすというブラックユーモアたっぷりの小説の上巻です。
「よくこんな本がドイツで出版出来たなぁ…。」 僕は本書を大笑いのうちに読み終えながらふとそんな…





ネット保険会社のパイオニアとなったライフネット生命の創業者であり、ビジネスマンの中でも当代きっての読書家である出口治明氏による初の新書書き下ろしです。出口氏の「自分の頭で考える力」をつける読書論です。
本書はライフネット生命の創業者であり、ビジネスマンの中でも当代きっての読書家である出口治明氏による初…





「絶対的な自由」「月」を手に入れるために破滅的な言動を繰り返す実在したローマの皇帝・カリギュラを主人公にアルベール・カミュが心血を注いで書いた戯曲です。ラストの「俺はまだ生きている!!」の叫びは永遠。
アルベール・カミュの『カリギュラ』。僕がこの戯曲を知ったのは17歳のときに読んでいた松尾由紀夫の『フ…





本書は芥川賞作家。村上龍のデビュー作であり、彼の代表作の一つであります。初めて読んだのは僕が高校生でしたが、まさかその数年後、実際にこの作品の舞台になった界隈に住むことになろうとは・・・。
芥川賞作家。村上龍。本書『限りなく透明に近いブルー』はそのデビュー作であり、この作品で第19回群像新…





作家、山崎豊子が自らのルーツである大阪は船場を舞台に繰り広げられる遺産相続をめぐる泥沼の愛憎劇、その下巻です。その結末はすさまじい「ドンデン返し」であり、「金の亡者」たちのへ断罪がすばらしいです。
本書は作家、山崎豊子が自らのルーツである大阪は船場の商家を舞台に繰り広げられるドロ沼の愛憎劇の下巻。…





作家、山崎豊子が自らのルーツである大阪は船場を舞台にしたドロドロの愛憎劇、その上巻です。大阪・船場の老舗矢島家の四代目嘉蔵が亡くなり、その遺産相続をめぐって人間のエゴと欲望を赤裸々にぶつかり合います。
本書を読んでいたのは2010年ごろの話で、読み終えたときにはあまりのドロドロ感で虚脱状態になったこと…




1996年に刊行された村上龍の小説を原作に1998年に庵野秀明よって映画化された女子高生の援助交際をテーマにしたシナリオを書籍化したものです。高校時代に読んでいたことを久方ぶりに思い出しました。
1996年に刊行された村上龍の小説を原作に1998年に庵野秀明よって映画化された女子高生の援助交際を…





本書はあの『カラスの教科書』(講談社文庫)の応用編として上梓された第2弾です。前回よりもさらに深く。さらにマニアックにカラスの生態を追求し、筆者に曰く「ドえらく濃い原稿になった」とのことです。
本書はカラスの生態をマニアックに追及した『カラスの教科書』 (講談社文庫)の第2弾。『カラスの教科書…





6冊目の拙著であり「ミギワノコトノハ」シリーズの第3弾になります。ここでは2013年のツイートをまとめ、書き下ろしのエッセイを3本加えて書籍化しました。編集作業は2015年に行っておりました。
本書は私、6冊目の拙著であり「ミギワノコトノハ」シリーズの第3弾になります。本書について思い出すのは…




本書は映画化もされたチェスの神童ジョッシュとその父親である著者による奇跡を記したものです。チェス界伝説の棋士であるボビー・フィッシャーへの憧憬を胸に抱き、過酷な道のりを歩む父子の姿に打たれました。
本書は映画化もされたチェスの神童ジョッシュとその父親である著者による奇跡を記したものです。実のところ…


「はぁちゅう」の名義で活躍する伊藤春香さんが18歳で「カリスマブロガー」と呼ばれるようになってから10年。28歳になった彼女が本音で綴ったエッセイです。読みながら違和感が最後まで拭えませんでした。
「はぁちゅう」の名義で活躍する伊藤春香さん。彼女は18歳からブログを始め、慶應義塾大学法学部政治学部…