ダメダンナ図鑑



  

ここで言うところの「ダメダンナ」の数々は将来の自分の姿かも…。これを読みながらそんな不安が絶えず湧き上がってくるのでした。ダンナとの会話や日々の生活から描いているので、とてもリアリティがあります。
本書は『もしも紫式部が大企業のOLだったなら』で平安小倉の世界を現代に見立てた筆者が、自分の配偶者を…
					本が好き! 1級
					書評数:2673 件
					得票数:40314 票
					
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。



  

ここで言うところの「ダメダンナ」の数々は将来の自分の姿かも…。これを読みながらそんな不安が絶えず湧き上がってくるのでした。ダンナとの会話や日々の生活から描いているので、とてもリアリティがあります。
本書は『もしも紫式部が大企業のOLだったなら』で平安小倉の世界を現代に見立てた筆者が、自分の配偶者を…



  

本書は非言語コミュニケーション心理学の第一人者・渋谷昌三目白大学教授が監修し、マンガ部分を担当するのは渡辺保裕氏でお贈りする、『営業心理学』の本です。こういう本にもっと早く出会っていたら…。
本書を手にとって読んでみたのはまったくの偶然ですが、 「あぁ、こことこことここを何とかすれば、業種…




  

恥ずかしい話ですが。僕は本書を読むまで、一説には公式ならぬ軟式と呼ばれる「NHK広報」のツイートをまったく読んだ事がありませんでした。どんな事があっても「ゆるい」ツイートをつぶやくのは「信念」だなと。
及ばずながら僕自身もまた、会社や団体のツイッターアカウントを運用したことがあり、残念ながらあまりよい…


  

メール・企画書・プレゼン資料・議事録・ブログ・報告書…。ここ最近は飛躍的に「書く」機会が多い中で、本書は「わかりやすい文章」のノウハウをこれでもかと開陳したもので、読みながら僕は自信をなくしました…。
本書は「書きものナビゲーター。フリー編集者&ライター。」の肩書きを持つ筆者がライター・エディタースク…



  

「マイコン」。いまやこれなしでの生活というものは考えられず、日常生活の隅々にまで浸透していることを本書を読んで思い知らされました。NHKのドキュメンタリー番組を書籍化した第2弾です。
家電の炊飯器からエンジンにいたるまで、あらゆる電子機器に入っている「マイコン」。本書を読んでみて、放…



  

本書に記されていることがすでに遠い昔のものになっているほど、ITの世界は栄枯盛衰が激しいですが、本シリーズはそんなITの世界に生きる人々を描いたNHKドキュメンタリーの書籍化第1弾です。
これを読んだのは自分でもITの世界を本格的に勉強しようと思い立ったころのことで、本書に記されているこ…



  

本書は和田秀樹先生の『大人のための勉強法』の続編です。より踏み込んだ形で勉強のアドバイスをしているので、できれば2冊あわせてご覧になると良いかと思うのですが、こちらだけを読んだとしても大丈夫かと。
本書は心理学者にして大学受験関係の参考書や勉強法についての書籍も数多く執筆されている和田秀樹先生が、…



  

精神科医で受験関係の勉強方法に関する本も数多く執筆してきた和田秀樹先生による「大人のための勉強方法」を解説した新書です。実践的な内容で勉強方法から生活までが記されており、ノウハウの習得には最適かと。
本書は精神科医であり、また大学受験関係の参考書なども数多く執筆されている和田秀樹先生による「大人のた…



  

京都大学大学院で社会学を専攻していた筆者が、自らキャバクラに入店し、キャバクラ嬢として働く中で自分の中にある『女』に気づき、それにハマって行く姿を突き放して書いた“武器としての社会学”が本書です。
キャバクラ。 そこは男にとって魅惑の楽園であり、日頃、ストレスフルな仕事をしている男たちがひと…



  

哲学者・國分功一郎先生が『環世界』と言う概念を説明するために紹介した本と言うことがきっかけで読みました。同じ空間や時間に存在していても、認識している「世界」はそれぞれ違う…。それを解説した科学書です。
本書を手にとって読もうとしたきっかけは哲学者・國分功一郎先生が自著である『暇と退屈の倫理学 増補新版…




  

エドワード・スノーデンの内部告発によって明らかになった衝撃の事実。全世界のメール、SNS、通話は、米国NSAの監視下にあったということ。本書はその舞台裏で行われていた攻防を描いたもので、凄まじいです。
エドワード・スノーデン。彼の名前が一躍有名になったのはNSA(米国安全保安局)が、ひそかに全世界の電…


  

経済ジャーナリスト、木暮太一氏による「カイジ×経済」シリーズの第3弾です。残酷な世界で行く抜く『術』をカイジから学んでいくというコンセプトで、ここではカイジを『生き方の教科書』として解説しております。
経済ジャーナリスト、木暮太一氏によるマンガ『カイジ』シリーズで経済を語るシリーズの第3弾であります。…




  

哲学者、中島義道先生の若き日のウィーンでの日々をつづった『留学記』です。『欧州中華主義』権化の様なヨーロッパの人々と中島先生が各所でバトルを繰り広げ、中島先生の「核」はここで作られたのかと感じました。
哲学者である中島義道先生は33歳でウィーンへと私費留学し、かの地で博士論文の執筆と結婚をされたとの事…




  

外交と政治の修羅場を生き抜き、『ムネオ事件』で「512日泊513日間」の『小菅ヒルズ』生活を経て作家となった佐藤優氏が様々なケースを事例として語る『修羅場の作法』実践的なアドバイスが豊富です。
自らも壮絶な修羅場を幾つも潜り抜けてきた元外交官で作家の佐藤優氏がイエス・キリストやマルクス経済学者…


  

イタリアのドロミテ街道から伊集院静大先生の『白い声』で作品の重要な舞台となったスペインはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道。フランスのナポレオン街道まで様々な『街道』をテーマにした写真集です。
ここ近年はずっと僕の精神状態の波のせいなのかどうなのかはよくわかりませんが、重い本ばかりを読んできた…


  

本書はヨーロッパを中心に撮影された「路地裏の風景」の写真集です。ロマンティックでありながらどこか『懐かしさ』さえ感じさせる風景が目白押しで、こういうものを読んでいると『つい』僕も旅に出たくなります。
いつの日か愛する人とこういうところを二人で歩けたらな。そんな思いでこの写真集を読んでいました。その日…



  

中沢新一先生と國分功一郎先生のお二人が3.11以降の新しい「自然哲学」とは何か? という事で全4回の対談を纏めた物が本書です。一人の市民として自然を哲学(存在論)的に考えるという視点を与えてくれました。
『チベットとモーツァルト』などの著作で有名な哲学者、中沢新一先生と、『暇と退屈の倫理学』で脚光を浴び…



  

本書は小説形式のビジネス書、という形式で主人公が「メンター」に教わる形式で、自分の赴任したダメ店舗を繁盛店に生まれ変わらせるまでを描いたものです。読みやすく、すぐに出来そうなものばかりです。
本書は「エクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)」を打ち立てたマーケティング・コンサルタントの藤…




  

ピュリッツァー賞ジャーナリストの筆者が告発する巨大食品企業の欺瞞とジレンマ…。糖分・脂肪分・塩分がいかに人々の味覚中枢を刺激するということと、その組み合わせは以下に強力かを思い知らされます。
「美味しいものは脂肪と糖でできている。」 この印象的なキャッチコピーのお茶のCMがあり、僕も幾度と…



  

ディヴィッド・ハルヴァースタムによる当時のホワイトハウスの内幕を描いたルポルタージュの中巻であります。ケネディ大統領が暗殺され、ジョンソン政権が樹立し、ベトナムでは泥沼に突き進んでいきます。
『20世紀版の「イリアス」』 とも称されるディヴィッド・ハルバースタムによるベトナム戦争の時代…