もう、無韓心でいい (WAC BUNKO)



本書は著述家、古谷経衡氏が日韓関係の新しいソリューション「無韓心」のすすめについて記した物です。泥沼の様相を呈しているこの問題を詳細なデータを駆使しつつ「日本にとっての韓国とは何か」を探っていきます。
嫌韓、悪韓、呆韓…。とここ最近ではネットメディアや出版関係にこういった言葉が溢れているわけでありまし…
本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。



本書は著述家、古谷経衡氏が日韓関係の新しいソリューション「無韓心」のすすめについて記した物です。泥沼の様相を呈しているこの問題を詳細なデータを駆使しつつ「日本にとっての韓国とは何か」を探っていきます。
嫌韓、悪韓、呆韓…。とここ最近ではネットメディアや出版関係にこういった言葉が溢れているわけでありまし…





1970年に発表以来、絶大な人気を誇ってきた『かもめのジョナサン』に『幻の最終章』を加えた『完全版』として世界公開されたものの日本語版です。「創訳」を手がけたのは直木賞作家の五木寛之氏であります。
1970年に発表され、当時は見向きもされなかったものの、徐々に人気を集め、後に映像化までされた世界的…




安売りをせずに、価格以外の価値を伝えて、売れるしくみをつくり、しあわせになる。本書には自身のところへと集う「エクスマ実践塾」の熟成が実践した成功例が豊富に紹介され、読みやすく参考になる一冊です。
体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う…




自らの情熱にSNSを組み合わせ、徒手空拳の状態からワイナリーを起業した著者が語る「農業×SNS」という新しい時代の農業を提案したものです。巻末には堀江貴文氏×著者対談も収録されており、面白かったです。
僕の親戚にも酪農や農業を経営している、もしくはしていたという方がおりまして、だからではありませんが、…



ユダヤ史の歴史学者である筆者が、幼少時にテレージエンシュタットのゲットーから母エリーとともにアウシュヴィッツ第2収容所ビルケナウへ移送され、そこですごし、生き延びた日々を回想したのが本書です。
今を持ってなぜかはわかりませんが、『ホロコースト』または『ショアー』と呼ばれる第二次世界大戦における…




動画サイト『Youtube』に動画を投稿することによって収入を得る人のことを「ユーチューバー」といいますが、本書は日本で最も動画共有サイトの立ち上げに携わってきたビデオブロガーによる一冊です。
本書は動画サイト『Youtube』に動画を投稿することで生計を立てる「ユーチューバー」たちを紹介する…


スポーツ心理ドクターの筆者が大人気バスケットボールマンガ『スラムダンク』をテキストにして、スポーツや人生に『勝つ』ためにはどうすればよいのかを講義するものです。マンガは大好きですが、この本は余り…。
いま、僕の中には空前の『スラムダンク』ブームが巻き起こっており、機会を見つけては全巻を通読している日…


オウム心理教信者の脱洗脳でも有名な脳科学者、苫米地英人先生が最新脳科学の成果である、誰でも目標達成できる技術「プライミング」について記したものです。個人的にはそんなに印象には残りませんでした…。
本書を初めて読んでいたのは2010年の頃のことで、当時は正直なところ、ほとんど印象には残らず、心に響…

徳洲会グループからの資金提供問題で2013年24日付で東京都知事を辞任した作家の猪瀬直樹氏が2007年6月、石原慎太郎・東京都知事(当時)にオファーされて副都知事となった頃の奮闘録です。
徳洲会グループからの献金問題で、東京都知事を辞職された猪瀬直樹氏が当時の都知事であった石原慎太郎氏か…





『歴史探偵』の異名を持つ作家・半藤一利氏による「昭和史」シリーズ戦前・戦中編です。授業形式の語り下ろしというスタイルで、分厚い内容ながら非常に分かりやすく、最初から最後まで一気に読むことができました。
半藤氏と同じく昭和史を研究している作家の保坂正康氏に曰く、 「昭和というのは、日本の歴史のなかで稀…



僕は「お通し」の意味するところを本書を読んで初めて理解できました。飲食業界のコンサルタントである筆者が説く、飲食店には製造、小売、サービス、流通等のあらゆるビジネスの要素が詰まっていると言うものです。
僕はここ近年、外食の機会はめっきりと減ってしまいましたが、大学生のとき、初めて一人で居酒屋に行って「…



マッキンゼー出身のコンサルタント。大前研一氏によるビジネス新書です。ビジネスパーソンに必要なのは「語学力」「財務力」「問題解決力」とのことで、正直、こういう話には幾分「食傷気味」の自分がいます。
本書を初めて読んだ時には勇気付けられる内容でありましたが、今思い返してみるとその『鼻息の荒さ』に少し…




「無理に学校に行くことで、精神を崩壊させてしまう危険がある!」こういうことを僕が現役の小中学生に言ってもらえばどれだけ気が楽になっていたことでしょうか? 僕は読みながらそんなことを考えていました。
本書を手にして読んだのはもうずいぶんと前の話になります。そのきっかけはタイトルに引かれた、ということ…




北朝鮮の「3代目」として若くして国家元首となった金正恩。本書はその出生から謎に満ちた素顔までを白日の下に曝したノンフィクションです。特に読もうと思っていたわけではありませんが、面白かったです。
「最も近くで遠い国」 と目される北朝鮮。父親である金正日が逝去して若くしてその独裁国家を「3代…





僕も実際にフェイスブックを使っている以上、関連文献にはいろいろを目を通しておりまして。この本はその中でもかなり詳細にフェイスブックの使用方法について解説されてある本です。
フェイスブックのマニュアル関係の本は数あれど、本書は一二を争うくらい分厚く、写真や説明文も豊富に収録…





駒場エデン教会の牧師でありながら一方で小野派一刀流第十七代宗家。大長刀直元流、居合神無想林崎流宗家という顔も持ち合わせている笹森建美師による武道論と宗教論です。とても示唆に富んだ内容でした。
本書は古流剣術の小野派一刀流十七代目宗家という武道家の顔を持つ一方で、プロテスタント系の日本キリスト…




17世紀オランダの哲学者、スピノザによる未完の論文です。彼の哲学体系の序論的役割を果たすものだそうですが、見た目の薄さに惑わされてはいけません。書いていることは本当に難しかったです。
本書は17世紀オランダの哲学者であり、『汎神論』を唱えたことでも知られたスピノザが記した「未完の論文…




些細な事で簡単にキレる若者、ストーカー、家庭内暴力。一体何が彼らを暴力に走らせるのか? 本書は神経生物学と心理学の最新の知見を元に「なぜ暴力的な人間が作られてしまうのか?」という仕組みを書いたものです。
この本を初めて読んだのは確か、2010年ごろのことでありましたが、昨今、陰惨な事件が発生するたびに本…





大東亜戦争(太平洋戦争)中でも最も凄絶な戦いであった『ペリリュー島の戦い』『沖縄戦』の2つの戦場を海兵隊の一兵卒として経験した筆者が当時のことを綴った手記です。壮絶な描写の数々に打ちのめされました。
大東亜戦争(太平洋戦争)の中でも映画『硫黄島からの手紙』で有名となった『硫黄島の戦い』に匹敵するよう…




僕が学生時代に就職活動に対して抱いていた「違和感」をはっきり言語化してくれたことに、初めて読み終えたときは本当に感謝したことを覚えております。「就職」は重い問題なだけに、様々な思惑が絡むのです。
本書は就職活動をテーマに、企業の人事や大学の教職員、就活中の大学生らに徹底取材し、そこで感じた数々の…