通言総籬・仕懸文庫

格好いいというのはこういうことだ───山東京伝からの決定通知。
1787年(天明7年)に蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)が刊行した洒落本(しゃれぼん)『通言総…

本が好き! 1級
書評数:85 件
得票数:1987 票
読んでいて面白い~と思った本の読書記録です。

格好いいというのはこういうことだ───山東京伝からの決定通知。
1787年(天明7年)に蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)が刊行した洒落本(しゃれぼん)『通言総…

カレルレンの手記(抜粋)───本書に対する追加説明をスピンオフ(派生作品)風に
先ほど、無事に、地球生命体をオーバーマインドの領域へ送り出すことに成功した。彼らが歩みはじめた栄光の…

「私の能力が高かったから総取りができたのだ」と主張することの白々しさを考えるためのモデル。
ここでは、本書の第一章で述べられている、経済にまつわる個別要素の局所的な相互作用が、全体として、どう…

滑稽本のユーモアと能の雅(みやび)。
ここでは『歌行燈(うたあんどん)』を取りあげる。 「その手は桑名の焼き蛤(はまぐり)」───そ…

『的中地本問屋(あたりやした じほんどいや)』十返舎一九著 村田屋治郎兵衛(むらたや じろべえ)・栄邑堂(えいゆうどう) 享和2(1802)
本書は、蔦屋重三郎宅へ居候してしていた十返舎一九による草双紙(くさぞうし、絵入り小説)である。『東海…

紙の道という史観によって語られる、壮大な歴史紀行。
本書では、紙の伝搬という出来事を話の核にして、ユーラシア大陸の東西交流の様子が語られる。 紙は…

20世紀数学における記念碑的業績。
数学は絶対に安全・確実といえるのか?この問いを考えるのがメタ数学である。メタ数学とは、数学についての…

ユニークな視点による比較宗教論。
釈迦とイエスを比較することで、宗教の成り立ちを考えることができる本書。釈迦とイエスという歴史上の人物…

人間の理想と現実を冷静に見極めるために。
まずは、時代背景から。1469年にマキャベリの生まれたフィレンツェは、表向きは共和国の形態をとってい…

外来生物とは何なのかを、様々な観点から考えてみる。
先日、 DBさんが紹介されていた本書 。もうひとつ、 ufitさんのレビュー もあります。面白い本の…

謎解きの鍵は特許法の規程。異彩を放つミステリー。
先日、 ぽんきちさんが紹介されていた本書 。もうひとつの、 独醒書屋さんのレビュー も合わせて、面白…

「ありとあらゆるヒロイズムを進んで失う」(ロラン・バルト)、寛(くつろ)ぎのときのための詩集。
見えない消滅点をまたいで、姿を消し去ったものが後にのこしてゆくもの。それが、この世界の何気ない美しさ…

集団分極化や局所的なカスケードにはまることを避け、不確実な状況に対応できる確率を上げるための見取図の提示と仕組みづくりを。
インターネットの爆発的な普及にともない、それを論じた様々な書籍も世に問われた。そのなかでも、本書の主…

タコの神経系から人間の集合知を考える。
タコの神経系は分散型であり、中央集権型の脊椎動物の神経系とは全く異なる構造をしている。 神経細…

三流詐欺師と写植技師と編集者の物語。読後感は良い。
本書は『Lie lie Lie』というタイトルで映画にもなっている。 相川真は詐欺師である。三…

ブラックスワン(事前にほとんど予想できず、起こったときの衝撃が大きい事象)の取り扱いについて考える。
本書は『ブラック・スワン』の第二版兼ペーパーバック版のために新たに書き下ろされた部分を、独立させた上…

ベイズ推定に、生命活動としてのエントロピーの最小化を適用することで、意識とは何かを考える土台にする。
全ての境界は散逸していくというのがエントロピー増大の法則である。生命はそれに能動的に逆らって、局所的…

現実的な戦術とその思想的裏付け。
『孫子』は世界最古の兵書として知られ、さまざまな言語に翻訳され世界中で読まれている。ナポレオンや、ヴ…

ミトコンドリアDNAの変異から見いだしたヒトのルーツ。ここではポリネシア人のルーツを紹介する。
ミトコンドリアは、ほとんど全ての真核生物がもっている細胞内小器官で、酸素を用いて身体に必要なエネルギ…

音楽論と絵画論。ここでは、フェルメール論について紹介する。
音楽論と絵画論が疾走感のある文章で展開される。ここでは、フェルメール論を取り上げる。 たとえば…