紙屋ふじさき記念館 あたらしい場所
日本橋にあった記念館は川越に移転。 ほしおさなえさんの別シリーズの登場人物も大集合。 紙への愛着、印刷への愛着には共感する点も多いが、 仕事に対する甘さが気になる。
やはり紙の本は良いと思う。 新聞もやはり紙で読みたい。 コンテンツは同じでも、それが紙に印刷…
本が好き! 1級
書評数:175 件
得票数:2251 票
子どもの頃から本を読むのが大好きです。
忙しくても本を読む時間だけは自然と見つかります。
本好きの皆さんと一緒に、本の世界を楽しめたら嬉しいです。
日本橋にあった記念館は川越に移転。 ほしおさなえさんの別シリーズの登場人物も大集合。 紙への愛着、印刷への愛着には共感する点も多いが、 仕事に対する甘さが気になる。
やはり紙の本は良いと思う。 新聞もやはり紙で読みたい。 コンテンツは同じでも、それが紙に印刷…
若い女性が何を思ったかインドで一人暮らしした体験記。う~ん、すごい。「誰も知らなった」とタイトルにあるが、まあ予想通りな気もする。でも大変面白うございました。
私のインドとのこれまでの印象に残っている出会い。 最初は高校生の頃、堀田 善衞 著「インドで考…
「激動の戦後を生き抜いたすべての日本人に贈る感動大作!」と帯にある。 戦争の惨たらしさを伝えるこの大作に意味はあると思うが、 読了後、私は感動ではなく息苦しさを感じてしまった。
左織は戦時中に疎開していた。 まだ子どもなのに親と離れ、食べ物も十分になかった。 辛かったあの時…
高校生の真司はバイトを始めた。「死神」のアルバイト。時給300円。残業代はつかない。 超ブラックである。「死神」の仕事は、成仏できずにこの世に残る「死者」の未練を晴らし、 あの世へと見送ることだ。
高校生の真司はある日、同級生の雪希からアルバイトに誘われた。 「死神」のアルバイト。時給300円。…
ちびねこ亭は千葉の内房にある不思議な食堂。 そこで思い出ご飯を食べると、亡くなった人と もう一度だけ会うことができる。 ご飯が冷めない間だけ。
ちびねこ亭は千葉の内房にある不思議な食堂。 そこで思い出ご飯を食べると、亡くなった人と もう一度…
行きがかりで老人イサムを助けた信之は、愛知から山形までイサムを送っていくことになる。さらにヒッチハイクで青森を目指すリサも途中で加わる。読後感のよい青春ロードノベル。
親友だと思っていた男に貯金も妻も奪われた信之。 全ての物事に投げやりになり、上司を殴って仕事も失っ…
絵画との出会いによって、人生の見方、生き方が変容する女性を描く6編の短編集。高齢の父親や母親との関係を描いた短編もあり、自分の状況と重なる面もあり、より引き込まれた。
実は学芸員の資格を持っている。 別に美術に詳しい訳ではない。 既に活字中毒だった学生時代、本当は…
裏表紙には「衝撃の結末が待ち受ける、長編純愛ミステリー」とある。 話に引き込まれて読みつつ、どのあたりがミステリーなのか訝しく感じていた。 だが最終章で一気にミステリーに。気持ちのよい裏切られ方。
大学の単位のために高齢者向けの弁当配達のボランティアを始めた総司。 配達先の高齢者たちは個性も様々…
いわゆる「○○すれば××が治る!」というキャッチーな健康情報ではない。 外科医である著者が、人体の仕組み、医学的発見の歴史などを紹介する。 副題にある通り、「あなたの体をめぐる知的冒険」の手引書だ。
私はもっぱら小説派だが、本好きでも小説以外がメインの人もいる。 この本はそうした友人が面白かったよ…
ベテラン刑事・羽田は事件の捜査中に犯人に打たれて殉職…、のはずがバディの後輩鈴木家の赤ちゃんとして生まれ変わっていた! 身体は赤ちゃんだが、頭はベテラン刑事。赤ちゃんになっても事件を解決する!
10年ほど前、こちらの著者の親族の方と知り合いだったので、 デビュー作で横溝正史ミステリ大賞を受賞…
元水泳部の穣は、なぜかフラ愛好会に入ることになった。男子が入ってくれるとフラダンス選手権で映えるらしい。甘酸っぱい青春小説でありつつ、アフター311を生きる私たちに生き方を問うている。
元水泳部の穣は、なぜかフラ愛好会に入ることになった。 男子が入ってくれるとフラダンス選手権で映える…
荒唐無稽のような、でも実際にありそうな、そんな楽しい物語。 ちょっと心が疲れた時に読むと、きっと沁みる。 おススメ♪
夫の転勤で向日葵町に引っ越してきた八山友里。 生後5ケ月の息子・蒼は大きな声で毎日泣く。 もうヨ…
私たちは無数の「もし」と共に生きている。私たちは死ぬまで無限の選択肢を持ち続ける。何を選ぶかで、その後続く道は枝分かれする。読んでよかったな、と思う一冊。
ノラの飼い猫は道端で死んだ。 ノラの雇い主はもう来なくてよいと言った。 ノラのたった一人の兄弟は…
そうだ、淵野辺に住もう♪ という気分させられる、不動産屋さんが運営するトーコーキッチン。
そうだ、淵野辺に住もう♪ という気分させられる、不動産屋さんが運営するトーコーキッチン。 なぜ不動産…
マカン・マランはきまぐれな夜食カフェ。ダンスファッション店のオーナーであるドラァグクイーンがまかないを出す。必要とする人々に。
なんで本を読むのだろうか、とふと思うことがある。 実用書や専門書なら、実益があるだろう。 でも私…
「嫌い」という感情をしっかり理解して、戦略的に利用することを説く本。 なかなか、ためになります。
中学生くらいまで、私は人のことを嫌ってはいけない、と思い込んでいた。 なぜかなあ? ある時、相手…
筆者が本当に「刺されて、噛まれて、食べまくった探虫記」。スリリングで常識をひっくり返してくれる一冊。でも単なる悪ふざけではなく、虫への愛が伝わってくる。
先日、朝日新聞にあるアンケート結果が載っていた。 「虫が好きですか?」 「はい」が43%。 「…
日本で女性で20番目の裁判官だった静(80歳)と、 まだまだ現役、不動産会社社長で名古屋商工会議所の会頭の玄太郎(70歳)。 性格真反対だが、最強の名探偵コンビが事件を解決するシリーズ第2弾。
日本で女性で20番目の裁判官だった静(80歳)と、 まだまだ現役、不動産会社社長で名古屋商工会議所…
レペゼンというのは「・・・代表」という意味でラップの世界でよく使われるらしい。明子は「レペゼン母」、すなわち「母代表」として問題行動を起こし続ける息子とのラップバトルに挑む。
35歳になる一人息子、雄大を明子は女手一つで育ててきた。 雄大は様々な問題行動を起こす。 警察の…
Mothers have to be there to be left. 「去られるためにそこにいる」というこの本のタイトルは この言葉からとられたものだった。 「去られるためにそこにいる」のは「母親」、つまり私だった。
きっかけは忘れたが、わざわざ取り寄せて読んだのがこの本。 こちらのサイトの書評で興味を持ったのかと…