潮が舞い子が舞い 10 (10)





ほんとにこれで終わり?
最終巻だからといって劇的ななにかが起こるわけでもなく、やがてくる、高校生活の終わりに向かって、代わり…
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。





ほんとにこれで終わり?
最終巻だからといって劇的ななにかが起こるわけでもなく、やがてくる、高校生活の終わりに向かって、代わり…





なんか少し重たくなってきた。
迷ったり傷ついたりする人々が描かれる。 もういい加減登場人物は馴染なので、そんなことで苦しまなくて…





瀬戸内海に面した大きな橋のある地域。
本州側で多分BEAMSとかはある。 この辺は作者の原体験が反映してるのだろうか、ある種のノスタルジ…





我が事ではなく、すこし距離をおいた作劇。
青春群像劇。 阿部共実は、もっと影や棘がある作風だった気がするが、この作品は、そんなことがない。作…





今更なんだけど、これって青春漫画。
あまりその手の作品を読まないのだけど、このようにポリフォニーで描くってのは珍しいんじゃないだろうか。…





五十名を超えるキャラクターが渋滞してるコメディ。
これだけ多いと見せ場がそんなにないキャラもいるが、一つの田舎町を描くには、これでも少ない方だろう。 …





この漫画の表紙は、白黒写真ではなくて、映画の一コマなんだろう。
大友克洋の話題がチラチラ出てくるが、大きな一枚絵を使おうって感覚がないのかな。溢れかえる言葉。





表紙画すらなく、本編だけのストイックな作りに、今回おまけ漫画がついている。
この漫画作者独特のコマ割りで、本の天地に模様が発生してる。 ようやく世界に馴染みが出たので、キャラ…





少しノリに慣れてきた。
しかしまだキャラの把握が足りてない。 気を衒ったようなことはしてこないが、 独特なカメラ位置、画…





群像劇。 登場人物変な苗字が多くて頭に入ってこない。
というか説明抜きに本題に入ってるというか、もうちょっとキャラクター紹介みたいな導入部用意せんか? …





表題作の雑誌掲載バージョンが別冊冊子で収録。
付録の作者による発言が明らかにするように、哲学的テーマの作品。 一幕ものの舞台にできそうなシンプル…





ガロ系の作品。 詩的で劇画的なもの。
ちょっとした思いつきのようなものから、構成に気を使ったと思しきものまで、長短様々な短篇。 景色を使…





注釈をいちいち読んだほうがいい。 というか、カッコつけて、出典についての文章も込で本文に織り込んで欲しい。
『タコの心身問題』よりも難しいかもしれないので、『タコの心身問題』読んでない人は、読んでおいたほうが…





増殖する妄想。 迷宮の如き世界での処女懐胎。
映画『ベイビー・オブ・マコン』を思い出させる、グロテスクさ。 もうひとつ、この本は『オオカミの家』…





Block headsを、おたんこなすって翻訳してあるのは気になるな。
チャーリー・ブラウンの妹もすっかり大きくなって、この世界の時空のゆがみを体現している。 子どもたち…





この漫画は世界をすこしだけ良くする。
それは奇跡なのだ、非常に不安定な出来事だ。 そのような、大変なことを成し遂げて、この漫画は日常に戻…





肉食と草食の、共存が崩れようとする世界。
主人公の戦いは、同時に世界を救う戦いにもなっていく。





長期連載少年漫画によくあることだけど、クライマックスに突入すると、時間が遅くなる。
盛り上がるところだからこそ、速やかにやってほしい。





。。 嵐の前の静けさ。
メロンの重たい過去が描かれつつ、コミカルな場面も。 しかしほんとキャラが濃ゆいよね。





物語の終わりが作者に見えてきたらしい。
物語の終わりが作者に見えてきたらしい。 この世界の成り立ちが語られる。 正直、そこらへんは誤魔化…