間主観性の現象学IIIその行方





前巻から引き続き異常って言葉が出てくる。 ここでなんか引っかかりを覚えるんだよな。
フッサール、知的障害などを、人間以下ってみなしてない? それは危うい思想だと思う。 モナド論…
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。





前巻から引き続き異常って言葉が出てくる。 ここでなんか引っかかりを覚えるんだよな。
フッサール、知的障害などを、人間以下ってみなしてない? それは危うい思想だと思う。 モナド論…





いちいち注にあたろうとしたけど、途中で断念。 もちろん、注にあたった方が解像度は上がる(はず)。
第一部では身体論が繰り広げられる。 SF者としては、ここにサイバー・パンク的思考を読み取ってしまう…





本書は草稿をまとめたものから、さらに整理したもの。
これまで読んできたフッサールに比べて、文章が読みやすいような気がする。 これは翻訳が優れているので…





なんでこのタイトル。
直訳すると『目録の眩暈』『めくるめく羅列』らしいのですが、意味わからんじゃん。 『蒐集』『リス…





小松左京は十代の頃に、手に入るものはほとんど読んだ。 『雑学セミナー』とかいくつかの取りこぼしがあるが、文庫化されたタイトルはほとんど読んだとおもう。
全集には単行本のみの作品や同人誌発表作品も収録されてる。予定されてた漫画作品は別口で刊行され、漫才・…





これは、この手の雑誌全般の感想でもあるが、『ユリイカ』の文章は玉石混交。
こちらが興味あるかどうかの問題かもしれないけど、特集にこじつけてるだけだったり、いたって浅い文章が載…





食人は文化。それも都市的な文化。
メインテーマではないのだろうが、このシリーズ、中国の食人文化がよくでてくる。 大部分は飢饉で致し方…





六部作の五。 参照も増えるし、相変わらず難読漢字が多いしで、脳みそのキャパが足りてない。 せめてもう少し記憶力が良ければ(若ければ)グイグイ読み進めることができるのに。
なんと読むのかわからんけど、この人の業績なとか、以前なんかで出てきたなと、基本的なところで難渋してし…





二人の家光から始まった、とりかえばや大奥は、大奥の解体と隠蔽工作で、なかったことにされて終結する。
津田梅子の登場などで、明治に入ったところまで描かれるのだが、明治天皇は名前すら出てこない。 短い期…





幕末編佳境に。 大政奉還まで
ゲームの主導権は幕府にはなく、おもに、瀧山や和宮に沿って描かれるために、事態は伝聞形式である。 作…





幕末編。 二転三転する情勢。
事実上徳川は、国の中心、最高権力ではなくなっている。 そんな最中、意外なほど健闘する十四代将軍。 …





尊王攘夷であるかどうかは別にして、ぐっと愛国的に。
幕末の人たちのこれは致し方ないのだが、そういった気分の結果が、先の大戦の惨敗であり、今日の保守派であ…





*アップし忘れてた。
上様が能動的に動き始めたり、日本の国の状況の悪化なども重なり、大奥を仕掛けた、春日局の目論見を超えて…





第十四代将軍の御代。 宮廷ではないが宮廷劇、幕府内ドロドロの権力争い。
そんな中、和宮婿入り。 公家はちょこちょこ出てくるものの、京都の様子は描かれないので、公家たち…





大奥は物語の背景に下がっている。
幕末篇。 囚われの姫であった、将軍のロマンスなど、少女漫画らしいことをやりつつ、政治劇が展開。 …





幕末篇開始。黒船来航。
大奥の再編と再々編。 囚われの姫。 古典的な少女漫画、ゴシックロマンのような王子様の話。 …





長かった医療篇終了。
政治的なあれこれは別として、疫病との戦いに対して非常にうまく勝ちを納める。 この本を読んでる現在、…





映画化の際に行われた対談によれば、当初ファンタジーとして物語を構想したそうである。
それが江戸時代に変化したのは、伝染病と戦う時に、ファンタジーの自由度の高さが逆に足枷になることに、鎖…





久々にSFらしい感じがしてくる。
書物にあたって正解に辿り着き、見事ワクチンを開発したのだが、田沼意次を陥れる謀略により全てが頓挫。 …





江戸時代のトリック・スター平賀源内大活躍。
源内は、男装の同性愛者であり、陰間茶屋通いをしていたらしい史実の源内と平仄を合わせてきている。 …