人間: シンボルを操るもの





広範なカッシーラー哲学のカタログで入門編であり、一つの結論のようである。
広範なカッシーラー哲学のカタログで入門編であり、一つの結論のようである。 章ごとにテーマが分かれ、…
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。





広範なカッシーラー哲学のカタログで入門編であり、一つの結論のようである。
広範なカッシーラー哲学のカタログで入門編であり、一つの結論のようである。 章ごとにテーマが分かれ、…




孤絶を選ぶダダイズム。
初めはルイ・マルの映画『鬼火』のモデルとして、次に三上寛の歌として知っていた、リゴーの、 (一部断…





オルタナティヴコミックの大物クロウズによる、NEWWAVE SF。
ドラッグカルチャーや、カルト、白人の貧困といった話題は、ビートニクから、ニューシネマ、ディック、今日…





作者は、敬虔なキリスト教徒であり、牧師の資格も持つが、地上のキリスト教のあり方について、過去の悪行については、きちんと、時にユーモアを交えて批判もしている。
カナダのキリスト教徒にして文学研究・批評家の本。 キリスト教系の出版社から翻訳されている。 史実…





笑いと、エロティシズム。 賭けること、サイコロを投じること。
笑いと、エロティシズム。 賭けること、サイコロを投じること。 バタイユが、孤独でありつつ世界と関…




暴力についての五名の言葉を元に、暴力にいかに立ち向かうかを考える本。 五名の言葉についての批判的分析は前振りで、最後の章で、作者の考えが述べられる
かしこい民による民主主義。 身も蓋も無いが、人々が自覚的に学んでいくことという穏当な結論に達するよ…





数学は何をなしてきたか、どのように見出されてきたかを、ほとんど数式を用いずに語る本。
第十章では、イスラエルでの数学教育と教育産業に関する問題が語られるんですが、これは多分世界中のあらゆ…




魔女・悪魔。狼憑きなどに関する、キリスト教社会の妄想と兇行、またそれを利用した、経済的活動などをまとめた本。
要するに魔女狩りは収奪行為の合法化である。 ここでは理性は迫害対象だ。 本書の内容を示す、簡…

道具としての想像力とその活用。
てっきり文化史の人だと思ってましたが、地理学の人で、現象学的地理学に進んだ人らしい。地理は特に出てこ…

論理は、世界の外を見ることができない。それが沈黙を招く。
30年ほど前に図書館で読んだ本の最近(2014)の翻訳。 その時もなんとなくわかったような気がした…



フロイトの視点から読む文学。
フロイトによる、文芸評論。 無意識の世界へのとば口を開いたフロイトによる語りは、あたかもロールシャ…




時代とともに、少女の共同体は崩れ始め、社会に適応する個人といった、実利的な要素が浮上し、それとともに、スピリチャルな要素が出てくる。
占い雑誌がコミュニティーとして機能していた様子と、その変容、少女たちの精神世界への参入などを綴った本…

動かすもの・湧き上がるもの。その源泉。
なにぶん、19世紀に産まれた人の1930年代の、セミナーの記録であるので、人権的なところが気になるこ…




時間を生み出す仕組み、或いは、時間が認識されること。
「時間」はいかに捉えられ、「時間」が認識されるのか。 これまで、記号や、外国語が出てこなければ…

聖書文化圏の外にサタンが住まうわけがない
古本を購入したもので、傍線や書き込みが、書き込んだものの興味を記録している。 またも、キリスト教的…

読むことで、世界は少しだけ表情を見せる。 無限に対してはあまりにも小さいが、無ではない。
西洋の哲学はキリスト教的な基礎が求められることが多い、特に、形而上学といえば、神が記されがちである。…

極地への帰還と、想像への帰還。
極地がいつ頃人々の意識に登ったのか、磁極の存在と、地軸の存在、地球が球体であり、回転していること。冷…

生態系ってなんでしょうが、生き物たちの暮らす、この星の環境の話です。 私たちもその中に含まれます。
今回はこれまでと雰囲気が異なり、地球の生物環境の変化に対する危機意識が全体を貫き、教科書というよりも…





本書は、世界を少しでも良くするための、ガイドブックです。
”社会はたいていの場合、自分の外部にあるものに対しては理解し難い存在である。” 私たちは、世界を選…





言語は文化に依存する。 暗黙知という形をなさずに共有された知識が、言語を支える。
『カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第4巻 進化生物学』を読んでいたことがかなり役に立った…