夢隠蛇丸―佐伯俊男作品控





山田風太郎作品を中心とした、佐伯俊男の作品集。
基本的に文庫版は文庫サイズで、原画もそのサイズだったのかもしれないが、余白が多い。 解説を山田…
本が好き! 1級
書評数:758 件
得票数:7806 票
感想はできるだけ一息に書きたいです。





山田風太郎作品を中心とした、佐伯俊男の作品集。
基本的に文庫版は文庫サイズで、原画もそのサイズだったのかもしれないが、余白が多い。 解説を山田…





もう少し翻訳が読みやすいといいんだけど。
相変わらず訳文が読みづらい。 翻訳作業には、音読による確認とかはないのだろうか。 読みながら、想…





『悲しき熱帯』として知られる本の、多分古い翻訳。
この本の文章はなんだか読みづらく、機械が翻訳したのかなって気がしてくる。 もうちょっと長い段落で、…





わりと久しぶりに下ネタが多い。
連載九十八回、話数で行ったら百話超えてる十巻目。 わりと久しぶりに下ネタが多い。 初期のえげつな…





この本はかなり濃密で、いくつかの漢字はなんと読むかもわからない。 こちらの知識不足もあり十分読めたとは言い難いが、不思議な話を読むようにも楽しむことができ、現代怪談に関わる人にも大変刺激的だろうと思う。
それほど、囲碁の話題が出てこずに、中国のコスモロジー的な部分、世界の仕組みのようなことに、話題が集中…





多分もこっちも相手も、友達と思ってないが、自然とやり取りを始めたら、それはもう、友達って関係が始まっているのだろう。
前巻から引き続きの修学旅行編と、体育祭編、季節イベントフル活用してる。 ぼっち感強かった前巻と…





修学旅行編。 二学期。
せっかくできた友達関連が、席替えと修学旅行で、一切なしみたいになってる。 新キャラが出てきたので、…





親戚の小学生に憐れみを受けるエピソードなどは、なかなかにブラックな笑いを引き起こす。
オノ・ナツメって、ガンガン系列にも描いてたのか。 それはさておき。 夏休み編で、青春…





だからこれは、傷の話。 傷つけられることと、傷つけることの話。 出版社の本書の紹介文が下品なのが残念。
登場人物が少ないこともあり、まるで舞台劇のように凝集される。 リアリティー的には詰めが甘いところも…





権力の物語が、愛憎劇よりも強いのだと思う。
舞台は1960年代後半かな? 黒電話とか、家では和服とか。 登場人物が少ないし、大学とかの描写だ…





本書は、物語とか、関係性を重視している。 行為はその中に綺麗に収まっている。
あらすじがついていたので舞台は昭和と確定。 戦後景気がいい頃なんだろうけどいつなんだ。 支配…





ゴス/シック・ロマンス
新キャラも出てきて、物語も動いていく。 ゴシックロマンスにこんなこと言うのも変だが、いつ頃の設定な…





BLゴシックロマンス。 山もオチも意味もあるタイプの耽美系。 日本画を連想させるような優美な線で、フェティッシュな描写。
ハードコアポルノではないが、上質ななポルノグラフィー。 座敷牢に閉じ込められていた障害の…





奇妙な体験は、普通滅多にないことですが、人生で一つや二つは出くわすことでもある。
またも構成を変えている。今回途中から話数表記が省かれている。 章わけも三つにとどめている。全体で章…





とりあえず続刊待ち。 今回の復刻は非常にめでたい。
シリーズ完結後に描かれた、プロローグ。 大胆な構成とコマ割りで、どういった物語か掴むまでに時間がか…





当初の予定にあった、学校怪談が納められず。
今回、大幅に構成を変えている。 各章のあおりが変わり、タイトルの付け方も変わっている。 これは木…





取材とかあったような気がするが、それは、『新耳袋』ではなかったかもしれない。
今回知ってる話が多い。 著者二名とは別の人が語っていた話がいくつかあり、これ著作権的にはどうなって…





この本で奇妙なのは、コリン・ウィルソンの名前がないことだ。
いろいろと、幅広く名づけられた、ゴシックについての、広範な入門書。 何々とゴシック、あるいはゴシッ…





本書は現代百物語とサブタイトルがつけられてる。 執筆時はまだ現代の領域であった、戦時中の話が収められてる。
本書は現代百物語とサブタイトルがつけられてる。 執筆時はまだ現代の領域であった、戦時中の話が収…





中山市朗鉄板ネタ『八甲田山』と『山の牧場』が収められてる。
『山の牧場』は、実話怪談最高の作品であり、どうやら今もなお進展している話である。 あとがきにも…