勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版



深く勉強するというのは、ノリが悪くなることである。 それが多くの日本企業がポスドクを活用できない理由、かも?
なんとも不思議な本でした。 「勉強すること」について、著者の専門である哲学の考え方や用語を使って、…

本が好き! 1級
書評数:72 件
得票数:1583 票
今まで読むばかりの読書、少しはかたちに残してみたい。
未知の感情を体験されてくれる本、あらすじを説明できないような本が好きです。
勢いで大学の通信部の史学科に入学。歴史の本の合間に良質な物語も読んでいきたい。



深く勉強するというのは、ノリが悪くなることである。 それが多くの日本企業がポスドクを活用できない理由、かも?
なんとも不思議な本でした。 「勉強すること」について、著者の専門である哲学の考え方や用語を使って、…



突然変異によってもたらされたお餅という「幸福」
『イギリスはおいしい』という本の中で著者の林望さんが日本のパンにふわふわした食感のものが多いのは「主…

![([お]4-3)ピエタ](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51xyWmpEaJL._SL160_.jpg)
音楽家ビバルディについてもう少し書き込んでほしかった
ビバルディが孤児院で少女たちに音楽を教えていたというのは色々なところで語られていて、日本の作家がこの…



お気に入りの変人をまた一人見つけた(笑)
ミステリー小説は私にとって純粋に読書だけを楽しめるジャンルです。他の本は読み終わった時に少しでも賢く…




恋、家族、友情、祖国、幽霊、そして殺人。娯楽小説の王道をゆくような作品。
台湾を舞台にした外省人一家の物語。 波乱万丈な人生を送る祖父(そもそも中国から台湾に渡った人で波乱…



おかしなおかしな道徳の教科書
道徳が教科化されたのが2018年度、つい最近のことなのだとこの本を読んで初めて認識しました。 確か…




エボラ、出アフリカしてる!
作家の橘玲さんのTwitterでのFinancial Timesのコロナデータ掲載・解説がとても分か…




漱石への愛が、すごい
英語圏に一年半ほど暮らしたので英語は世界共通言語である前に暮らす場所の言葉で、しかし英語がこれほどに…



不便が自分を変化させる。
Twitterで流れてきたタイトルに惹かれ、読んでみました。この「行き詰まりを感じているなら」という…




1965年以降、日本人はキツネだまされなくなりました。それはなぜでしょう?
日本人は昔から頻繁にキツネにだまされてきました。 明治時代、ある山奥の村で外国人技師と村人が一…



閉じた世界は「より近く、よりゆっくり、より寛容に」若い人たちはもう気付いている。
『資本主義の終焉と歴史の危機』の続編、読みました。だって気になります、世界がこの先どんな風になってい…



はい、誤訳してます・・・。
みなさん、英語はお好きですか? 好き嫌いはともかく、日本人の多くが付かず離れず、なんだかんだとその…





現在の社会にはどのような背景があるのか。グローバリゼーションの真の姿を知らずにいた自分をひっぱたいてやりたい。
なんとも衝撃的な本でした。 経済に関する本ですが、難しい数式などは一切出てきません。 それで…




この世ならざるものに挑んできた表現力で音楽を。『人間の最良のかたちが音楽だ』--著者のこの思いで満ちている作品
恩田さんの作品は昔から好きでよく読んでいます。最初は図書館で借りて読み、途中からは購入して手元に置い…



なんとまあ、欲の皮の突っ張っていることよ・・・(特にイギリス人)
著者は大手予備校の世界史の講師、氾濫する情報の中から問いを答えに導く要点を示してもらえます。 …





世界を反転させる「木戸」
「菊千代抄」、「その木戸を通って」、「ちゃん」の三作品を収録している短編集です。 「その木戸を…



流れてくるニュースを自分の中でもう一度考えなおす
最近は世界がどことなく不穏なのでこうした本ばかり読んでしまいます。 インタビュー集なのでそれぞれの…




幸福な未来よ、どこへ行った?
私が子供だった頃、科学が進歩するということは大まかにいって「人間の生活が豊かになり、みなが幸せに暮ら…




「英仏百年戦争」をドーバー海峡以北と以南で見ると・・・なんて分かりやすい
イギリスの歴史ではイギリス・ノルマン朝の初代王・ウィリアム一世はフランスからやってきたと説明されます…

起こったことの克明な記録の果てに伝えられること
島原の乱で一揆軍が立てこもった原城は、乱発生の当時からすでに城址だった。かつて城があった場所にすぎず…