炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学



糖質がもたらす満腹感は他のものでは埋め合わせできない
年齢とステイホームですっかり体が重くなり、前から気になっていた本書を手に取ってみました。 糖質制限…

本が好き! 1級
書評数:72 件
得票数:1583 票
今まで読むばかりの読書、少しはかたちに残してみたい。
未知の感情を体験されてくれる本、あらすじを説明できないような本が好きです。
勢いで大学の通信部の史学科に入学。歴史の本の合間に良質な物語も読んでいきたい。



糖質がもたらす満腹感は他のものでは埋め合わせできない
年齢とステイホームですっかり体が重くなり、前から気になっていた本書を手に取ってみました。 糖質制限…


![本の窓 2020年 9・10月合併号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51ox2iNOp8L._SL160_.jpg)
川上弘美さんのエッセイ『旅に出る』がすばらしい。12月号からはWEB版になるそうです。
近所の本屋に置いてあるこの手の出版社PR誌が好きで見かけるたびに貰ってくる。これで新刊本をチェックし…





企業で人事に携わる人に読んで欲しい
サブタイトルに「雇用・教育・福祉の歴史社会学」とありますが、主に雇用の歴史的背景について詳しく述べら…




やはり語学に近道なし。高校のインターアクト部が英語ディベートの国際大会で勝利した、その具体的な勉強方法を公開。かなりハードな勉強方法ですが、英語を学ぶ人には大いに参考になる方法です。
中高一貫校の高校が英語の国際ディベート大会の出場常連校になるまでの軌跡、またその勉強方法を顧問教師が…



デフォーの『ロビンソン・クルーソー』には実在のモデルがいた。個人的な物語こそが最後の秘境であることを実感する一冊
著者は「物語を旅する」探検家。ほかに浦島太郎や、平安時代に剱岳に登った人物についての本を書かれている…




チマチョゴリを着た虎は片膝を立てて美しく座る
主人公の百婆は渡来人。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に朝鮮から連れてこられた陶工たちの一人で、大きな窯元の女…





「資格」ではなく「場」の共有によるタテ社会--そうした社会であれば日本でなくても同調圧力や自粛警察は生まれる
社会を成り立たせる構造として「資格」による社会と「場」による社会があるそうです。 資格による社…




「いい感じの石ころ」というのがいい感じ
「感じがいい」とか「キレイ」とか「趣がある」とかではなく、「いい感じ」。 そうとしか言えない、いい…




日本も橋本さんも揺れに揺れた
2010年、橋本治さんは顕微鏡的多発血管炎という難病で入院します。当初は一ヶ月ほどで済むと思われてい…



やっぱり福沢諭吉は偉かった
よく理解できないことがあって迷っている時、つい橋本治さんの本を手に取ってしまいます。(もう新作が読め…


「教祖ほどステキなビジネスはない」 キリスト教、イスラム教、仏教を「新興ビジネス」という切り口から成功のマニュアルを探る--アイディアは面白い、けど。
宗教に興味がある人は読まないだろうし、まさか本当にビジネス書として読む人もいないだろうし、アイディア…




「おろんくち」、「がらんど」、「まだ息がある」---。 認知症の老婆が夕方になると口にする言葉。老婆の必死さを不思議に感じた民族学者の卵がその言葉を辿っていくと、一本の恐ろしい木に辿り着いた。
旅は紙の上に書いた計画通りには行かない。いくら綿密に計画しても当日の体調や気候によって計画は結構変わ…



紫式部と清少納言が推理対決。・・・だけど今一つはまれなかった・・・。 日本人の「物の怪」像を紫式部に語らせた『「六条の御息所」の誕生』は気配に満ちた小品でとてもよかった
ALL REVIEWS(書評サイト)で紹介されており、興味を感じて読んでみました。 源氏物語の…




国籍や人種に関わらず人としての共通性を差し引いて残ったものが日本人。 日本人をカッコにいれて考えてみると「世界でも飛びぬけて世俗的」という意外な姿が浮かび上がった。
どこか日本人離れをしている著者が日本人について考察した本。 きっかけは、やはり東日本大震災。あの出…




オーストラリアで生きることを選んだ少年はMasatoからMattになった
『Masato』の続編が『Matt』であると知って「真人、オーストラリアでうまくやっているんだな」と…




表紙は可愛らしくピンクだけど開いてビックリ!かなりガチな怪異事典。充実した索引を作った著者の情熱に感服。
人ってどうしてこんなにも怪異が好きなんでしょう。我が家では長男が怪異大好きで、読む本は謎・怪異・未確…




「希望だけがない国で、希望しかなかった頃とほとんど変わらない教育を受けているという事実をどう考えればいいのだろうか、中学生でそういうことを考えない人間はいないと思う」
ナマムギ。パキスタンで地雷処理に従事していた日本人少年は同じ日本の少年たちからそう呼ばれていた。CN…



「不離怨願、あたご様、五郎子」殺害された老人の家の床下から見つかった呪い札。文化人類学者が被害者の孫娘と共に呪詛と殺人の謎を追う。
川瀬七緒さんのデビュー作。第57回江戸川乱歩賞受賞作品。 巻末におさめられている選評では「呪い…



レンタル倉庫で見つかった腐乱死体。身元不明。ただひとつの手掛かりは近くの蟻の巣から見つかった性モザイクのトンボの脱皮痕。ほんと、赤堀先生、面白すぎる。
法医昆虫学捜査官シリーズは第1作目の『147ヘルツの警鐘』も読んだけど、この一作目での赤堀先生はどこ…




「行っちゃいけない夜」に続いているような絵(糸井重里)。二本足で立って生活する動物たちは私たちの世界の認識のひとつの表現。子供のころの夜の匂いに満ちている絵をありがとうございます。
フジモトマサルさんの訃報を耳にした時、あの『ダンスがすんだ』の人だなと思いだし、家の棚を探して見たけ…