カザフスタン
ソ連から分離した国家の中で、ロシア、ウクライナに次ぐ第三位の経済力を有するカザフスタン。豊富な化石燃料と鉱物資源。印・中・露・イランの結節点、歴史的にシルクロードの中核地域。かかる地域の解説本
2007年(訳出前原本2000年)刊行。 著者はフランス国立東洋言語文化学院教授(なお、一部訳出者…
本が好き! 1級
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ソ連から分離した国家の中で、ロシア、ウクライナに次ぐ第三位の経済力を有するカザフスタン。豊富な化石燃料と鉱物資源。印・中・露・イランの結節点、歴史的にシルクロードの中核地域。かかる地域の解説本
2007年(訳出前原本2000年)刊行。 著者はフランス国立東洋言語文化学院教授(なお、一部訳出者…
阪神淡路大震災が周知させた「活断層」。本書は、活断層と地震の関係の他、かような考えに至った経緯と各地の断層の実情を検討する書である。地震の追想が、活断層の現今の知見を追跡すべきことを想起させる
1995年(阪神大震災発生と同じ年)刊行。 著者はニューヨーク科学アカデミー会員。 活…
資本主義の本丸たる資本。この形成過程を備さに検討したのはカール・マルクスをおいて他にはない。本書はその資本蓄積論の解説に多く紙幅を割く。かつては広く読まれたという点でも再検討を要する書だろうか
1966年刊。 著者は専修大学経済学部教授(経済学史・社会思想史)。 マルクスの「資本…
さて第7巻は夏Aチームの成立過程?を丸々描く。シビアな選抜は共生を忌避する心性を生む。しかし、単体としては非力なヒトが生き延びたのは、個体相互の共生に依る以上、かような選抜方法は果たして…
夏Aチームの成立過程?を丸々描く第7巻。 多分、人類滅亡前の模様で、しかも、他のチームとは関係ない…
「『本当のこと』を伝えない日本の新聞」などの著者によるメディア・リテラシー開発本。そして、日本のメディアの内包する危険性と問題点を改めて訴えかける書だとも評しうる
2020年刊。 著者は元ニューヨークタイムズ東京支局長。 「『本当のこと』を伝えない日…
朝鮮戦争と軍人政権への反政府運動。これが従来の韓国現代史のリーダーの基底に存在する核。これを明らかにしつつ、体験的に朝鮮戦争が戦後と化した新タイプのリーダー出現の意味するところは?、を想起させる書
2008年刊行。 著者は神戸大学大学院国際協力研究科教授、韓国国際交流財団研究フェロー、ハーヴァー…
ファンタジー・コメディの怪作。その本編、ここに完結???。多分…。
ファンタジー・コメディの怪作。本編、ここに完結???。多分…。◇ダクネス好きとの自覚はあったが、本巻…
ロゴスの忌避と、パトスの発揚による悪しき中央集権化という、小泉純一郎の負の遺産は、しっかりと継承されている。その源流を解読した本書の納得感は高い
2007年刊行。 著者は東京大学大学院総合文化研究科准教授(日本政治・比較政治)。 新…
ブラック企業の跳梁跋扈が批判的に喧伝されて久しいが、真に批判し対抗するには同盟罷業こそが最良の武器だと提言する。ただ裁量労働制に関する提言は甘々
2020年刊。 著者はNPO法人「POSSE」代表理事。 ブラック企業の名付け親?で、…
絶望と孤独が心を満たす時、人は、周囲に思いを馳せることができるか?。
◇春チーム。花が罹患する腐食病。絶望は人を孤独にし、生きる意欲を蝕んでいく。が、彼女は一人ではなかっ…
近現代日本の社会・労働運動における内訌=内ゲバを解説。この対抗軸に党派や人でなく、大河ドラマ「獅子の時代」の➀苅谷嘉顕/上意下達・強権体制型と、➁平沼銑次/大衆基盤型に置く。異色の視点にちょっと吃驚
2012年刊行。 著者は立命館大学経済学部教授。 タイトルから窺えるイメージと異なり、…
様々なチームが、様々な経験を経て、様々な感情と生きる術を生み出していく。そんな夫々のチーム・メンバーは互いに出会い始めた。物語は漸く動き始め、彼らにとっての「今」を描き出していく
上意下達の秋チーム。彼らは予測能力の高さ(=臆病さとも)ゆえに生存し、村を形成していった。しかし、…
夏Aチーム過去譚の最終幕。えぐい展開だが、そもそも人類(文明社会成立前)が何故、他のネアンデルタール人他と違い絶滅を免れたのか?。共生を基軸としたからでは?。これを否定する夏Aを我々はどう見るべきか
夏Aチーム形成過去譚、最終幕。いやあ、えぐいし、こういう過程を経た人物は「共生」の重要性を肌感覚で…
夏Aチーム形成過程、その第2幕たる本巻。なかなかシビアーなサバイバルゲームである。
夏Aチーム形成過程、その第2幕たる本巻。なかなかシビアーなサバイバルゲームである。
「冬」チームのエピソード1。冬にふさわしい美鶴の舞の美しさ、儚さにうっとりと。愛する人を失った哀しみは最高の美を生み出す皮肉に涙が…
「冬」チームのエピソード1。 冬にふさわしい美鶴の舞の美しさ、儚さにうっとりと。 愛する人…
新型コロナ禍で、世界各地でファシズム的強権政策が拡張する中。この長期化を回避する上で、歴史上の長期ファシズム政権たるスペイン・フランコ政権を反面教師とせねばならず、これを記した本書を読む意義は大
1966年刊。 著者は学習院大学教授(現代国際政治史)。 新型コロナ禍の中、メルケル独…
俺ガイル・アンソロジー第4弾。ここで、石川博品の手法は、アンソロジーという枠内では語れない逸品と。いや逆に、キャラ借用をはみ出したメタ物語の方がはるかに面白いと感じさせられた。
本家が抜きんでているのは当然として…。 石川博品の手法は、アンソロジーという枠内では語れな…
流石に白銀くんは、ハーサカの正体を知っていたか…。
流石にハーサカの正体は白銀くんは自覚していたか。 早坂も恋をしたいはず、多分…。白銀会長の…
人類社会が壊滅した近未来に放り出された残存生存者らは、それぞれに現実を直視せざるを得なくなる。一方は壊滅した旧長崎市域で。他方は一部が海没した横浜・東京で。では生き抜くためにすべきこととは?
夏Bチームと春チーム。それぞれがそれぞれに現実を直視せざるを得なくなる。一方は長崎で、もう一方は横…
「春」のチームは、「夏B」の話の中で予告されていたが、「夏B」とは別の物語として具体的に展開していくというのは、少々予想外で…。ここで出てくる花、って…
「春」のチームの存在は、「夏B」の話の中で予告されていたところであるが、「夏B」とは別の物語として具…