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台湾・外省人一家の物語。直木賞受賞作品。
直木賞受賞作。 著者の作品は初です。 台湾出身の著者の半自伝的な内容なのかと、 想像しなが…
本が好き! 1級
書評数:164 件
得票数:1243 票
興味を持ったものなら何でも読みます。
好きなのは、「ミステリー」と事件ものの「ノンフィクション」です。



台湾・外省人一家の物語。直木賞受賞作品。
直木賞受賞作。 著者の作品は初です。 台湾出身の著者の半自伝的な内容なのかと、 想像しなが…



70年前の教え子を今も気にかけている元教師の女性の姿にただただ感動する一冊です。
日本統治時代の台湾。 台湾のこどもたちに勉強を教える日本人教師。 戦後、日本人は台湾を引き上…



日本中を震撼させた、名門大学の女子学生が起こした殺人事件のノンフィクション。犯罪を起こした少年少女は更生できるという前提の今の法体系や更生プログラムが、限界を迎えているという現状を強く実感しました。
名門の名古屋大学の女子学生が知り合いの女性を自宅アパートで殺害した事件。 事件と犯人の女子学生…



多くのスクープ報道をしてきたジャーナリストによる回顧録。著者のこれまでの仕事が事件ごとにまとめられていてとても面白く読みました。
著者は調査報道を得意とするジャーナリスト。 「桶川ストーカー殺人事件―遺言」 では、埼玉県警の…



著者の代名詞、リンカーン・ライムシリーズ第11作。今作も読者を、心底楽しませてくれる一級のエンタメ作品でした。
ジェフリー・ディーヴァーの新作はなるべく読むようにしています。 どっぷりとエンタメ作品に浸れるので…



NHKの人気番組を書籍化した一冊。佐野洋子さんのエッセイと北村裕花さんの独特の絵で、味わい深い大人の絵本としてなごむ本です。
「百万回生きたねこ」が有名な佐野洋子さん。 本作は佐野さんのエッセイの朗読に北村裕花さんの絵を添え…



2015年の“このミス”海外版NO.1の作品。昨年のNO.1の「その女アレックス」の前日譚で、確かに面白かったが、できればこっちを先に読みたかった。
「その女アレックス」 があまりにも面白かった記憶が、 まだ新しいだけに、 同じ著者の、同じシリ…



理想の社会を目指して、もがき続ける中東の国々の今の姿。
若い頃に中東の大学に留学していたという著者。 アラブの春で中東がどう変わったかを知るために、 中…



ゴーストライター騒動で世間を騒がした佐村河内事件。そのきっかけを作った著者が事件発端から事件全貌を綴ったノンフィクション。多くの人を欺いてもまったく悪びれない、生まれついてのペテン師がここに実在する。
言わずと知れた佐村河内事件。 週刊文春の告発がきっかけとなったのはみなさんご存じだろう。 そ…



タモリの半生と戦後の日本の、その時々の出来事を振り返る。
長年、「笑っていいとも」と暮らしてきた人間なので、 番組が終了したときには、「タモロス」で、 仕…



いつの時代も男はつらいよ。長年中年男性を取材している女性の著者による、生きづらい今を生きる中年男性たちの“定点観測ルポ”。
著者は元新聞記者。 職場で男と肩を並べて働くうちに、 一見毅然としている中年の男たちが、 …



禁酒法があった頃のアメリカ、ニューヨーク。警察署でタイピストとして働く地味なローズの前に新しいタイピストのオダリーが現れてローズの生活は一変する。グレートギャツビーの雰囲気をまとったミステリー作品。
禁酒法時代のアメリカ・ニューヨーク。 警察署でタイピストとして働く地味な女、ローズ。 両親を…



アメリカ人の著者によるフランス人のライフスタイル紹介本。書かれていることは納得できることばかりで、改めて自分の生活(衣食住)を見直すきっかけになりそうです。
中年のオヤジが読む本ではないと、 重々承知していますが、 タイトルに興味を惹かれて手に取りました…



20年前の忘れたい出来事が、自宅に届けられた本に書かれていた。デビュー作とは思えない上質のミステリーを十分に堪能しました。
著者は本作がデビュー作だそうだ。 とてもそうは思えない出来で、 最後まで楽しませてもらった。 …



STAP細胞事件とその報道の内幕を、当時取材を担当していた新聞記者が振り返る。日本を代表する最先端研究機関の理研、発生・再生科学総合研究センター(CDB)の歪な体制に驚きました。
2014年の前半は次々と話題の人が登場して、 社会の関心が目まぐるしく変化したのを覚えている。 …


著者の生き方の美学がわかるとともに、影響をうけた漫画のガイドブックとしても読める。
人気タレントの著者が、漫画から受けた影響をまとめた一冊。 選んだ漫画とその漫画の取り上げ方で、 著…



多くの貧困層を生み出す歪んだアメリカの社会を浮き彫りにする著者の好評シリーズ第2弾。日本の国民健康保険がいかに素晴らしいかを実感しました。
あまり報道されないアメリカの貧困を取り上げて、 その歪んでいる社会を報道する著者。 本書はア…



言わずと知れた、世界NO.1テニスプレーヤーによる理想の食事論。半自伝的内容も含まれていてとても興味深かった。
タイトルだけなら、とても読みたいと思わないかもしれないが、 実際読んでみると、なかなかこれが面白か…




ハードボイルドの味わいがありながら、ミステリーの醍醐味も味わえる名作。
冒頭から一気に物語にひきこまれる。 カジノで有り金全部をすったクイン。 知り合った男に、友人のいる…



上司の車を無断で乗り回したら、不思議なことが起こり始めて・・・。傑作ミステリーの新訳。
著者はミステリーファンの間では結構有名な作家とのこと。 失礼ながら今回初めて知りました。 とはいえ、…