犬と私の10の約束



本当に犬好きの人が書いたのかな?と思うくらい実に淡白な内容だった。
この10の約束事がいいんですよね。「犬の十戒」とも呼ばれています。 結構知られている内容だけど、こ…

本が好き! 1級
書評数:204 件
得票数:2506 票
はじめまして、
子どものころは、あまり読書が好きでありませんでした。
30代後半から本を読むようになりました。
今では、素晴らしい本との出会いが楽しみな毎日です。
稚拙な文体ですが、どうか箸休めに。
※漢字検定準1級合格、文章検定準2級合格



本当に犬好きの人が書いたのかな?と思うくらい実に淡白な内容だった。
この10の約束事がいいんですよね。「犬の十戒」とも呼ばれています。 結構知られている内容だけど、こ…




二人のアキラの生き様から、会社経営の悲哀を垣間見る。
考え方も境遇も全く違うアキラとあきら。一人は大手海運会社の御曹司として宿命付けられた男・階堂彬。もう…




台湾の人たちのおおらかさが伝わる。台湾が大好きになった。
台湾に日本の新幹線が走る。こんな素敵な出来事を、私たちはあまり知らない。本作の中でも語られているけれ…



50過ぎのおじさんの不倫話しから、詩の奥深さに鳥肌が立つ。「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいている」ニーチェの名言を思い出した。
53歳の男の身勝手な不倫の話。ただただ奥さんと娘が可哀想。 男の身勝手な欲望のために家族がバラバラ…




正真正銘のモンスターパニックモノ。文庫本にして600ページ以上の超大作。怖いのは殺人ドッグか、それとも人間か!
この600ページのほぼ全編がある特定の場所でのみ展開する。東京湾に浮かぶ人工島・海の森。そこに建つ多…





妻を亡くした父親と娘の話。年頃の娘の身体に妻の心が宿る。身体は娘のまま。でも、話し方や態度は妻そのもの。その時、夫はどのような態度で接していくのが適切なのか?
面白かった。 夫として接するべきか?それとも、父親として接するべきか? 東野圭吾氏の名作の中でも…




わずか29歳でこの世を去った、怪童と呼ばれた将棋士・村山聖の青春を描く。
幼少の頃から、ネフローゼを患い入退院を繰り返す。不自由な生活を強いられる中、将棋との出会いが彼に生き…



「よいしょー!」 うーん。騙されました。でも一言言いたい。
「よいしょー!」 うーん。こんなオチでいいのかな。 なんだか短編小説のオチのような終わり方に満足…




死刑囚・田中幸乃。彼女は本当の罪は何なのか。死刑執行は迫る、事件の真相は・・・。
とても重たい小説。 読んだ後、しばらく何も出来なくなった。正直、滅入る。読了感は悪い。なんとも救い…





定年退職を迎えたサラリーマンの悲哀を描く。 定年って生前葬だなってつぶやく主人公が印象的。
現在、私は50代。生前葬まであと僅か。待ったナシです。定年退職を迎えた男のその後、試行錯誤のあれこれ…




平成の大家族は、なんか訳あり大家族だった。 シニカルでスパイスの効いたドタバタ家族劇。
平成大家族が今面白い。 少子化、核家族化と言われて大分経ちますが、 今では、一人暮らしも含め…



原作者は、真実を伝えるためにノンフィクションでなく、小説を書いたと言っている。 どこまでが本当なのか教えてください。
帯のキャッチコピーには、 「創業家VS.左遷サラリーマン!」とある。 またその裏には、 「…





トップリーグとは何を指す言葉なのか。昭和の一大疑獄事件が二人の記者の運命を惑わす。極上のエンターテイメント。
面白かった。 スクープや事件の謎を追う新聞記者を主人公にした小説は数多くあるが、今回はひと味違う。…





私の大好きな作家の一人である宮下奈都さんがエッセイを書いた!
嬉しい、とにかく嬉しい。エッセイというのは、作者の人となりを知る上で、コレ以上のど真ん中の機会はない…




最初タイトル見たとき、何のこっちゃ?と思った。
2004年 第130回芥川龍之介賞受賞作品。 史上最年少19歳での受賞。 未だに彼女の最年少の記…





2012年の本屋大賞受賞。 映画も小説も、どっちも素敵です。
面白かった。 実は、映画を先に観てしまった。ごめんなさい。 でも観てよかった。 馬締(まじめ)…




篠田氏の真骨頂とも言うべきストーリー。現在のインドを知る上でも興味深い長大作。日本の常識はインドでは通用しない。
山峡ドルジェ社長・藤岡の仕事は、世界中を駆け巡り、純度の高い高品質の水晶を探すことだ。高純度の水晶か…




今を生きる。今を大切にする。友達以上恋人未満の高校生カップルに教えてもらった。
住野よる氏のベストセラー小説。 あらすじについては今更言うまでもない。映画にもアニメにもなった超有…





高橋克彦氏の歴史小説はどうしてこんなに面白いのだろう。 ○○が○○という理屈。・・・というフレーズがとても板についていて、安定した面白さなんだよなぁ。
「火怨」、「炎立つ」に続く「陸奥3部作」の最終章、単行本全3巻の歴史長大作の第1巻目。 時代は…





上巻では、様々な出会いがあり、彼を支え続けてきたが、下巻では様々な別れが彼を襲う。
水戸藩2代藩主徳川光圀の生涯を描く歴史小説。 文庫本で上下巻。全部で1,00ページにも及ぶ長大作の…