複数の時計

複雑に見えるからこそ単純な話
今回はウイルプラームクレスントという住宅街で起きた殺人事件の話です。 タイピストを派遣する会社に指…

本が好き! 1級
書評数:2047 件
得票数:46255 票
好きなジャンルは歴史、幻想、SF、科学です。あまり読まないのは恋愛物と流行り物。興味がないのはハウツー本と経済書。読んだ本を自分の好みというフィルターにかけて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

複雑に見えるからこそ単純な話
今回はウイルプラームクレスントという住宅街で起きた殺人事件の話です。 タイピストを派遣する会社に指…

死という悲劇の絵の本
川面に浮かぶオフィーリアが表紙となっている通り、今回のテーマは「横死」です。 「悪魔」や「怪物」は…

好奇心が引き寄せた魔物の話
十七歳の少女にして類まれな才能を持った巫術師の月季を主人公にした中華ファンタジーの第二弾です。 第…

戦火の火種となった者の話
舞踏家を名乗るユリウス、実はクムの悪名高い色子であることが判明していますが、その男に連れ去られたケイ…

女の園で起きた事件の話
古代アイルランドを舞台にしたミステリーの長編第三弾です。 修道女であり法律家でもあるフィデルマが今…

美と悪の二重奏が生んだ話
オペラ座の怪人といえばやはりアンドリュー・ロイド・ウェバーの曲が印象的だ。 ミュージカルも映画も素…

音楽が及ぼす影響についての本
「ドビュッシーはワインを美味にするか?」という印象的なタイトルですが、結論から言えば答えは「イエス」…

同人誌と文学フリマの話
連句を通して人との関りや絆を描いたシリーズも五作目になりました。 今回は月一恒例の「ひとつばたご」…

本能とヒトの行動の本
「モフモフはなぜ可愛いのか」というタイトルに、「モフモフだから可愛いのは当然だろう」と思ってしまいま…

UFOの歴史をたどる本
UFOといえばロズウェルか、エリア51か、とTVドラマの影響で思ってしまう。 「奇妙な真実」とタイ…

我儘娘に翻弄される話
話は少し戻ってケイロニア宮廷、グインがアルド・ナリスとリンダの結婚式に参列できなかった理由が明かされ…

愛の楽園が生まれた理由の話
以前トンパ文字についての本を読んだ時に、トンパ文字を伝えているナシ族の人々は天でも地でもない美しい国…

王墓発見のドラマの本
1922年はエジプト考古学史上最大の発見であるツタンカーメン王の王墓が発見された年だ。 黄金のマス…

ケルト神話の伝説の地の本
アイルランドといえば真っ先に思い浮かぶのはギネス。 パブでギネスを飲みながらケルト音楽を聴いていれ…

女子校の闇を暴くポワロの話
「鳩のなかの猫」のタイトルに、ついつい我が家の猫が鳩に囲まれている姿を想像してしまいました。 きっ…

メメントモリについての本
髑髏といえば死神か骨格標本かと思うが、古代ローマ時代から言われていた「メメントモリ」の精神は、キリス…

神秘の力による癒しの話
桃源郷を求めて、というような話かと思って読んでみました。 プロローグでは精神体となった主人公が時の…

自他ともに焼き尽くす炎の話
煙とパイプ亭に落ち着いたマリウスですが、ダンの友人カロンが持ち込んだ悩みにどっぷりとつかってしまいま…

神となった動物たちの本
古代エジプト人は動物たちを神の力を象徴するものとして崇めていた。 そんな崇拝の対象となった動物たち…

エルフの食文化を想像した本
トールキン原作の映画「ロード・オブ・ザ・リング」は見ましたが、ホビットはともかくエルフの料理なんてレ…