この本を盗む者は
本の世界に入り込む話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 読長町という町は、絵本専門店やブックカフェ、書店に…
本が好き! 1級
書評数:2006 件
得票数:45518 票
好きなジャンルは歴史、幻想、SF、科学です。あまり読まないのは恋愛物と流行り物。興味がないのはハウツー本と経済書。読んだ本を自分の好みというフィルターにかけて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。
本の世界に入り込む話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 読長町という町は、絵本専門店やブックカフェ、書店に…
ケルトとキリスト教の本
ケルト文化がキリスト教を取り入れて中世の騎士道文化を開花させる過程を追っていく本です。 プロローグ…
渡り鳥が運ぶ手紙の話
ドリトル先生シリーズ三作目となる今回は、ドリトル先生がアフリカへバカンスへ出かけた時の話です。 イ…
憎悪が引き起こした事件の話
岡山の農村に疎開してきた探偵小説家が、その村の分限者である一柳家で起きた殺人事件を語っていきます。 …
女性の持つ二面性の本
タロットを美術的に読み解いていくシリーズの第二弾は、「女教皇」と「女帝」です。 女教皇といえばヨハ…
闇のパロスの構図の話
パロの陰謀篇の続きです。 表紙となっているリギアが、暗殺の危機にさらされているというアルフリート・…
南の楽園の文化と歴史の本
ポリネシアと聞けば南の楽園をイメージする。 南のニュージーランド、東のイースター島、そして北のハワ…
仮面をかぶった殺人者の話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 人は誰しもが無意識のうちに仮面をかぶるときがある。…
ウェールズをめぐる旅の本
ケルトの足跡を追う旅のシリーズです。 今回はウェールズを2003年7月に約一か月かけて巡った旅の記…
スリルを楽しむ組織の話
だいぶ昔に一度読んだのですが、秘密組織のボスの正体は覚えていたのだけど他は誰が犯人だったかすっかり忘…
聖人の死を描いた絵画の本
闇の西洋絵画史、最後のテーマは「殉教」です。 殉教した聖人と同じように強い信仰を持つべきという教え…
正義を語る爆破犯の話
神奈川県警の心理分析官を主人公にしたドラマの第九弾です。 毎回主人公の夏希の婚活事情からスタートす…
弾圧者の持つ真の顔の話
床に臥すナリスを見守るリンダが表紙になっていますが、ナリスとリンダの話というよりはナリスとヴァレリウ…
日本の海に住む古生物の本
古生物学者による日本の化石についての本です。 まずは古代日本の海を覗いてみることから始まります。 …
黄泉坂を登れない魂の話
毎日があまりにも暑いので、ちょっと涼しくなれそうな本がないかと図書館でタイトルだけで選んで借りてきま…
情熱に身を焼く女の話
バルベー・ドールヴィイは十九世紀フランスのデカダン派の作家で、本国ではバルザックに並び称されるほど高…
家族の愛と憎しみの話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 終戦直後の北海道を舞台に、ある医者の家族の中に生ま…
事件のタイムカプセルの話
以前ドイツの湿地から発見された遺体をめぐる話『ウィンデビー・パズル』を読みましたが、今回の作品も泥炭…
タロットの歴史と意味の本
もともと占いには話のネタ以上の興味はないので、タロット占いもカードをモチーフにした殺人事件の話があっ…
闇に魅入られた男の話
闇の微笑という言葉がこれほど似合う男も珍しいというくらいはまっているアルド・ナリスが表紙になっていま…