闇の微笑―グイン・サーガ(50)

闇に魅入られた男の話
闇の微笑という言葉がこれほど似合う男も珍しいというくらいはまっているアルド・ナリスが表紙になっていま…

本が好き! 1級
書評数:2047 件
得票数:46242 票
好きなジャンルは歴史、幻想、SF、科学です。あまり読まないのは恋愛物と流行り物。興味がないのはハウツー本と経済書。読んだ本を自分の好みというフィルターにかけて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

闇に魅入られた男の話
闇の微笑という言葉がこれほど似合う男も珍しいというくらいはまっているアルド・ナリスが表紙になっていま…

剣を持つダークヒーローの話
マントを翻し目のところがあいた黒いマスクで顔を隠した姿を見れば「ゾロ」という名が自然と出てくる。 …

ケルトの神々と英雄の話
アイルランドに伝わる英雄やお姫様の物語ですが、語り部や吟唱詩人によってハープの調べに乗せて語り継がれ…

自然と共存できる方法の本
鳥取環境大学の学長であり、動物行動学が専門の小林教授による著作です。 身近な動物とのふれあいのエピ…

偉大なる探偵が退場する話
少しずつ読み進めていたポワロシリーズですが、とうとう最終巻へたどり着きました。 すべてのはじまりだ…

傲慢と文明を現わす絵の本
闇の西洋絵画史、今回のテーマは「楼閣」です。 「砂上の楼閣」や「バベルの塔」のように崩れ去るイメー…

夜空をめぐる青春の話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 2020年、コロナによる緊急事態宣言は明けたものの…

仕組まれた革命の道の話
前巻に引き続きパロの話です。 新婚の甘い夢に浸っていたナリスですが、大逆罪の疑いありとロンドン塔の…

毒の中に潜む事件の話
古代アイルランドの法律家にして修道女フィデルマを主人公にした、五編の短編集です。 今回は毒による殺…

不倫にはまった中年男の話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 主人公の渡部は日本橋にある建築会社で電気系を担当す…

ミイラが生きていた頃の話
先日ゲルマン民族についての本を読んだ時にデンマークの沼宅地で発見されたボッグマンも出てきましたが、ヴ…

海の中には映えがいっぱいな本
図鑑とありますが、世界の海の美しい景色や生物をマクロからミクロまで紹介する写真集のような本です。 …

落ち武者に祟られた村の話
八つ墓村は島根県と岡山県の県境にある山中の一寒村だそうだ。 炭焼きと牛を飼うことでわりに豊かな暮ら…

音楽を作る要素についての本
「音楽は、耳でのみ知覚でき、心でのみ受け入れられる、人間の内面を表現する芸術媒体である」とはじめに定…

闇に導かれるパロの話
まるで美人画のようなアルド・ナリスが表紙となっていますが、今回はナリスを中心としたパロの話になってい…

ヴァイキングの時代の本
スカンジナヴィアから発して世界へ広がっていったノルマン人はヴァイキングとして恐れられたが、行く先々で…

想像力の欠如の結果の話
「角川文庫夏フェア2025」参加書評です。 物語は、アニメの祭典で賑わっている日本最大のアリー…

ゲール語が息づく島々の本
二十世紀の終わりに筆者がスコットランドの西側でアイルランドの上のあたりにあるヘブリディーズ諸島の島々…

過去を忘れない象の話
「象は忘れない」というタイトルは、昔意地悪なことをされた男に数年ぶりに出合った象がその男に大量の水を…

絵画の中の鳥獣の意味の本
聖獣ってなんだろう。 表紙になっているのはユニコーンだが、ユニコーンは聖獣というよりは幻獣なイメー…