小川未明童話集




美しい情景描写の中に潜む人間の憂い
日本のアンデルセンとも呼ばれる小川未明の童話集。 『赤いろうそくと人魚』 を子どもの頃読んだきり、小…

本が好き! 1級
書評数:1216 件
得票数:19478 票
山口での単身赴任を終え大阪に戻りました。これからは通勤時間を使っての読書が中心になります。




美しい情景描写の中に潜む人間の憂い
日本のアンデルセンとも呼ばれる小川未明の童話集。 『赤いろうそくと人魚』 を子どもの頃読んだきり、小…




歴史を通じて「時に隠された意味」「時の重力」を知る授業
カナダの州立大学で数学と生命科学を専攻していた著者は、ハーバード大学のサマースクールで受講した「ザ・…





源氏物語a系(紫上系)を親しみやすい現代語訳で楽しむ。
54帖からなる源氏物語は以下の4つの系統に分類できる。すなわち、「桐壺」から「藤裏葉」までのa系で光…




巨人の肩の上に立ってVUCA時代の彼方を見渡す
2018年の『ものづくり白書』では以下4つの危機感が示されている。 ①人材の量的不足に加え質…




70歳が到達した人生への向き合い方
70歳となった南木佳士のエッセイ集。コロナ禍まっただ中に日経新聞と北海道新聞に掲載された36編が収録…





世阿弥の能が持っていた生き生きしたエネルギー、創造性を取り戻す。
著者の観世寿夫は戦後を代表する能役者であり、終生、世阿弥の伝書を研究し続けた人である。 世阿弥…




『Never waste a good crisis.』パンデミックの2年間を振り返る。
本書は、テレビ東京『WBSワールドビジネスサテライト』にて2020年4月3日より放送されたリレーメッ…




これから平安の古典文学に触れようとするすべての人へ。
平安時代の文学作品を読んでいると「あれ、これどこかで読んだような気がする」という場面にいくつか遭遇す…





過去の自分を模倣するな。常に新しいものを模索せよ。清志郎の魂の教え。
安住しがちな既存社会システムへの懐疑を忘れず、時に反抗し、己の魂を叫ぶ。ロック&ロールにはそんなイメ…




人々を助け、また苦しめもする「共感」とは一体何なのか?
共感、それなくしては人生が味気なくなるような大切な感情体験。我々は物心ついたときから共感とともに生き…





石巻の希望の光。震災で沈んだ日本製紙石巻工場の復活物語。
日常の当たり前が当たり前でなくなったとき、普段気にもしなかった事柄の素晴らしさに気づくことがある。 …




こんなふうにやったら会社を変えていけた、というショーケース
松下電器入社後、コンサル、IT企業と渡り歩き、25年ぶりにパナソニック(株)コネクティッドソルーショ…





心が疲れているときに必ず戻ってくる港。それが原田マハさん。今回もハッピーエンドで素直に涙を流すことができました。
元アイドルの売れないタレント『旅人おかえり』こと丘えりかにとって、旅番組『ちょびっ旅』が唯一のレギュ…




会社という組織の中で自分のやりたいことをやるために実行すべき地均しの本
プロデューサー佐久間宣行氏はTV東京のプロデューサー時代に数々のヒット作を生み出した後、独立して演出…





小狐と兄妹との心温まる交流を描いた『雪渡り』など12編を収録した短編集
堅雪かんこ、しみ雪しんこ 堅雪かんこ、凍み雪しんこ 四郎とかん子の兄妹が森の近くで小…




誹謗中傷、不謹慎狩り、自粛警察・・・令和のクレイジーな世を生き抜くためには?
ネット炎上、誹謗中傷、クレーマーなどが目立つ世の中である。誰かの失敗をここぞとばかりに叩く。しかも立…





『源氏物語』に登場する夕顔は、何故あんなに魅力的なのか?
自分の思い通りにならない女には執着をする。しかし、思い通りになってしまうと、にわかに冷める。そういう…




「転んでもただでは起きるな」コロナ禍をドライビングフォースにした新技術の数々
新型コロナ感染症との闘いが始まって2年が過ぎた。生活や仕事が大きく変化する中で、人々は新たな様式、新…





人間の社会システムを凌駕する高度で巧妙なアリ達のアルゴリズム
アリは人間と同じく社会性を持つ生物であるが、人間にとって身につまされる切ない行動や、高度で複雑な集団…




AI技術の進歩で注目されるヒューマニティの世界にインパクトを与えるために
『インパクトカンパニーとは、経済的に成長しながら同時に、事業を通じて社会問題の解決を目指す中小企業…