動物哲学物語 確かなリスの不確かさ
少し哲学のスパイスをまぶしたさまざまな児童用動物短編。生態も物語も興味深い、おもしろい。
興味津々で最初の方を少し読んでまず思ったのは、そうだ、この人は悲しい物語を書く人だったかな、と。「カ…
本が好き! 1級
書評数:1360 件
得票数:25005 票
読む本の傾向は、女子系だと言われたことがあります。シャーロッキアン、アヤツジスト、北村カオリスタ。シェイクスピア、川端康成、宮沢賢治に最近ちょっと泉鏡花。アート、クラシック、ミステリ、宇宙もの、神代・飛鳥奈良万葉・平安ときて源氏物語、スポーツもの、ちょいホラーを読みます。海外の名作をもう少し読むこと。いまの密かな目標です。
少し哲学のスパイスをまぶしたさまざまな児童用動物短編。生態も物語も興味深い、おもしろい。
興味津々で最初の方を少し読んでまず思ったのは、そうだ、この人は悲しい物語を書く人だったかな、と。「カ…
さてベストセラー映画化作品。傲慢で善良な書評をば。恐縮です(ㆆᴥㆆ )テヘッ
辻村深月ファンの方すみません。ちょい辛めです。 婚活で出逢い、結婚目前だった彼女・真実が失踪し…
何らかのものを「呼ぶ」体質。対象も、身につけた人もさまざま。発想は広がるー。
長谷川まりるの最新作。書評で目にしてて図書館に発見即借りでした。 呼人・・最初は名前と思ってた…
台湾の「ポスト郷土文学」。地方を舞台にした短編集。エネルギーと、優しさ。
書評を見て興味が湧いた。主に戦後まもなくから現代へと続く、さまざまな余韻を残す短編たち。台湾というと…
イメージと実際とのギャップ。再読であれ?という例かな。
ひととおり新潮の黒カバーを読んでから、しばらく太宰治を読んでない。太宰で好きな作品はいくつかあり、そ…
在野の研究者が、専門の国の小説を翻訳した短編集。
新しく開拓した古書店さんで扱っていた本。日本ではおそらく知名度の高くない作品を、世界のそのエリアを研…
大山崎といえば天王山。ここ来たか、というSFファンタジー。
京都文学賞優秀賞作品だそうだ。京都市内でなく舞台は山崎。京都府の南西端で大阪府との境。住所で言えば京…
いやー梨木ワールド。木のうろにおちて、主人公が体験する不思議で長い異次元の旅。らしさを感じる長編。
先に読んだ「万葉と沙羅」に「目が合った本を読む」というのがあった。ようはパッと見て、ああこれが読みた…
マルチに活躍する著者の小説初読み。揺れる年頃の内面と光。心動いた。
女優、タレント、書評家、作家など活躍する中江有里さん。奈良好きとしてタイトルでこの本に興味を持ってい…
孤島、クローズドサークルの大がかりな推理ゲーム。視点の変化ね。なるほど。
富裕層を相手に、本当に人を殺して推理させる高額な犯人当てゲーム。シナリオを書きキャストを配し、多…
裕福な音楽家、貧困から這い上がったアンデルセン、歌手ジェニー・リンドの報われない三角関係。
クラシックは好きでよく聴きに行く。ただメンデルスゾーンはヴァイオリン協奏曲、いわゆるメンコンと一部の…
抜群のイマジネーション・ホラーで不思議な闇の世界を彷徨う
イマジネーション・ホラーは私の造語です^_^ついつい。 なじみの古書店で話をしてて、恒川光太郎…
世界は砂に埋まり、文明を知らない人々は掘り返しては意味を考えるー。設定がおもしろく、素直に楽しめた児童小説。
児童小説や絵本はひとつの表現手段であり、浸透するような残滓を残す。読みたいな、と思っていたタイミング…
京都が舞台の、美味しすぎるさんかく、関係。
千早茜サン、昨年は香りシリーズを読み、「赤い月の香り」は年間1位だった。「魚神」ほかにも見える筆致の…
秋田大学医学部生、それぞれの道行き。苦く、もがいた、ほんのり温かい青春のありさま。
鈴木保奈美の「あの本、読みました?」で取り上げられていた1993年の本。書評でも見たことがあり、興味…
本年もたくさんの投票をありがとうございました。 (•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾ペコリ 今年もやります!ランキングは小説部門とそれ以外部門に分けてます。
【2024年 読書年間大賞】小説部門 今年は140作品を読みました。長短あり、絵本も含んでいま…
よく売れたイメージのある本。中盤あたりからフィットしてきた。アメリカ、チリ、メキシコ国境の街。舞台も立場も変わる。
表紙の小粋さが印象的。書評もよく見かけた。ルシア・ベルリンという名前も覚えやすい。タイトルにはなにや…
注目のピアニスト反田恭平。熱い、熱いぞ語りがヒートアップ!
もう来年はショパン国際コンクールだ。前回はコロナで1年延期され2021年に開催された。小林愛実、…
抉られて、周りを探して、自分に問いかけ、物語の評価へと戻る。そんな小説。ミステリではありません。
特に最近アガサの中でも名作だとそちこちで目にすることが多くそのうちに友人が持ってきてくれた本。本は巡…
タンザニア・タンガニーカ湖沿岸の森で過ごす特別な1週間。アラスカを改めて意識する。
この本の冒頭の章「アフリカだ!アフリカだ!」だけ、雑誌?で読んだ覚えがあった。亡くなった当時出てた写…