草枕





ごゆるりとお寛ぎになって、どうぞ本文をお読みくださいませ。
「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎に角…

本が好き! 1級
書評数:91 件
得票数:3284 票
サイトへの出没回数がメタキン並みにレアなので、
皆さまの書評は、投票してくださった方のものを読むようにしています。
ごめんちゃい。
(2019/11/16)





ごゆるりとお寛ぎになって、どうぞ本文をお読みくださいませ。
「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎に角…




昭和は遠きにありて思うもの・・・作家、漫画家、ミュージシャン、上京と故郷の視点で読み解く、各人それぞれの東京模様。
昭和30年代の高度成長期から学生運動の起こった昭和45年までの時代を中心に、作家・漫画・ミュージシャ…





頬に触れる気やすさで、この目と鼻のさきに広大な宇宙が広がっている・・・谷川俊太郎さんの第1詩集。
日常と隣りあわせになった宇宙的感覚やその孤独感を詠った、 言わずと知れた谷川俊太郎さんの第一詩集。…





頭脳明晰。眉目秀麗。大正文壇の寵児として世の羨望の的となった芥川龍之介。この本であなたは彼の意外な一面を知ることになる!
漱石と芥川。ふたりの共通点を問われたら、あなたはどう答えますか? 東大卒のエリート!・・・うむ…



お金と心の、しあわせな関係・ふしあわせな関係。
角田光代さんが1年間にわたってお金の使い道を記した家計簿エッセイ! 「おこづかい帳をつけるつも…





書き手がわきまえるべき礼節と態度。本書には書き手が忘れてはならない大切なポイントがふんだんに述べられています。
本書は2010年の半年間、著者が大学でおこなった「クリエイティブ・ライティング」全14講義をベースに…





正常に思われたい欲望、異常と思われたくない欲望。
「差別はいけない」「差別をなくそう」という識者や良識派の意見を耳にすると、もっともな意見だと承知しな…



不用品からのたゆたいを逃れ、のびをするように息をはずませる古道具たち。持ち主と”こころ”を通いあわす時、彼らは耳元でそっと語りはじめる…
本書はおもに、著者がパリで手にした古道具にまつわるエッセイ集である。 広場のバザールで、街角の…




地球、死にたまふことなかれ。
リスボン、アウシュビッツ、ヒロシマ、ナガサキ、ニューヨーク、スマトラ、フクシマ。歴史上の災禍とカタス…



名犬or駄犬? 著名な作家のもとで暮らした愛犬たちの日常を、篤と御覧あれ。
かつて中央公論社から刊行された単行本を、制作ユニット集団・クラフト・エヴィング商會が創作・再編集して…





木綿の肌触りを愛おしんだ幸田文。老いさらばえた国内の山河に抱く彼女の想いとは?
幸田文といえば、磨き抜かれた観察眼と人間の仔細な心のひだを、作品に反映させた日常の世界を描いてきた作…