定本 北条民雄全集〈上〉
全4回に亘ってお送りする、私論「いのちの初夜」～その壱～
＊全4回に亘ってお送りする、私論「いのちの初夜」。以前にまとめて書いた文章を大幅に編集しながら段階的…
投票(31）コメント(3)2017-03-10
mono sashi さん
本が好き! 1級
書評数：91 件
得票数：3284 票
サイトへの出没回数がメタキン並みにレアなので、
皆さまの書評は、投票してくださった方のものを読むようにしています。
ごめんちゃい。
（2019/11/16）
書評 4ページ目（91件中 61～80件目）
山椒魚
オー・マイ・ガッ！ 井伏さんが”ダム小説”を書いていたと知り、ワクワクして本を開いてみたけれど……
かつて山村に移住した際に、農村の生活様式が劇的に変動した時期を調べていたこともあり、とりわけダムには…
投票(44）コメント(7)2017-03-02
炭坑の絵師 山本作兵衛
山本作兵衛の生涯から見えてくる、近代日本のすがた・かたち……
本書は、炭鉱の絵師・山本作兵衛の生涯に迫った評伝である。おもに二部構成の内容となる。筑豊の炭鉱の情勢…
投票(43）コメント(6)2016-11-27
私的読食録
＃棚マル フェアに推薦された一冊。両氏がくり出す、あの作品この作品からピックアップした食の品々。ページを捲り、読んでは食べて、食べては読んでを繰り返すと……もうお腹一杯。体重増加にはご注意を（笑）
BookPort大崎ブライトタワー店さんにて開催中の棚マルフェア！ 残すところ５日となりました。お店…
投票(51）コメント(6)2016-10-31
にっぽん心中考
100組のロミオとジュリエットたち ――帯文より――
個人が尊ばれる現在においては、男女の愛が情死や心中といった結末を向かえることは、そうそうに起こるもの…
投票(43）コメント(4)2016-10-22
聖地感覚
いざ行かん！ 聖地のフィールドワークへ。
大学時代、神社仏閣にやたら入り浸っていた。聖域に立ち入った際に、夾雑した心の内がスーッと鎮まっていく…
投票(38）コメント(12)2016-10-12
パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い
「売文社のペンはパンを求むるのペンである」――本文より――
夏休みの思い出として、真っ先に思い浮べるのが読書感想文。いっこうに文字の埋まらない原稿用紙を前に、夜…
投票(41）コメント(2)2016-10-02
ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)
コント55号による『ゴドーを待ちながら』を観たかった……。
”老いぼれのエストラゴンとウラジミールがひたすらゴドーを待つ” ことで推移していく、この戯曲を読み…
投票(40）コメント(0)2016-09-30
私の「漱石」と「龍之介」
I love you（和訳:吾輩も変である）
本を閉じて、思わず呟いた。 「変だ、猛烈に変だ」、と。 ハイカラで紳士。無口で気難し屋の先生…
投票(44）コメント(6)2016-09-27
アガタ/声
アガタ、それは私たちが生きた愛の時間。
マルグリット・デュラスを知ったのは、彼女が脚本として参加した『ヒロシマ・モナムール』という映画からだ…
投票(38）コメント(4)2016-09-25
エリュアール詩集 (双書・20世紀の詩人 12)
夢想の愛、永久の愛、幻影の愛、わたしたちの愛……
本書は、フランスの詩人・ポール・エリュアール（1859～1952）の創作活動を、青年期・シュルレアリ…
投票(33）コメント(3)2016-09-19
谷間で
そのあともずっと長いこと、リーパは十字を切り歩き続けた……。
＊未知谷社の「チェーホフ・コレクション」といえば、kuraraさんの先行書評がありますが、私も、いく…
投票(37）コメント(2)2016-09-14
海と灯台の本
革命詩人マヤコフスキーが制作した幻の絵本が、初の日本語訳として登場！
1930年4月14日、モスクワ市のルビャンスカ広場近くの共同住宅で、ひとりの詩人がピストル自殺を遂げ…
投票(35）コメント(8)2016-09-11
スペードの女王・ベールキン物語
スペードの女王に気をつけろ！
怪奇と幻想を主調とする『スペードの女王』は、19世紀の「ペテルブルク」が舞台となる。19世紀の「ペテ…
投票(38）コメント(4)2016-09-07
作家の本棚
ようこそ、本棚の世界へ。
この世には、全国を網羅するどの地図にも、いずれの山のガイドブックにも、いまだに記載されてない名峰が存…
投票(50）コメント(13)2016-08-31
作家と温泉---お湯から生まれた27の文学 (らんぷの本)
低コストにしてハイ・パフォーマンス！ 眺めて楽しむ、知って広がる、使って遊ぶ、を一冊に凝縮した、最良の温泉（文学）ガイドブック。
暑い、やたらに暑いと、戯言ばかり吐いていると、ますます息苦しく感じられるもの。身も心もグッタリとしお…
投票(38）コメント(6)2016-08-27
見知らぬわが町―1995真夏の廃坑
わたしたちの住む町にはどんな歴史がねむっているのだろう？
すべては少女の気まぐれな散策からはじまった。 ある夏の夕暮れ、少女はふだん足を向けない緑地公園…
投票(29）コメント(0)2016-08-17
時間のかかる読書
時間をかけて本を読んでいますか？
横光利一の『機械』という短編小説をご存知の方も多いでしょう。ネームプレート製作所という風変りな工場を…
投票(33）コメント(0)2016-08-12
定本 日本の秘境
高度経済成長によって変貌を遂げてゆく一歩手前のところで、国内各地の現状や風景を書き留めた紀行文、および記録集としても貴重な一冊！紀行文の愛読家に限らず、地域の仕事に携わる方にもお勧め！
数年前、飛騨の山奥にある小さな町で、二年ほど生活していたことがある。都会暮らしの経験しかない私が、と…
投票(46）コメント(6)2016-08-09
螢・納屋を焼く・その他の短編
小難しいったら、ありゃしない！ というわけで、「納屋を焼く」を１０回以上読んでみた・・・。
村上春樹さんの第二短編集。表題作の他に、 「踊る小人」「めくらやなぎと眠る女」「三つのドイツ幻想」…
投票(29）コメント(0)2016-08-04